渋谷区の地図に観光情報を独自のサウンドで提供するWebサイト「SoundMap Shibuya」が公開され話題となっています。渋谷区の地図上に観光情報をサウンドで提供を行うWebサイト「SoundMap Shibuya」についてご紹介します。
東京都渋谷区にある一般財団法人渋谷区観光協会は、株式会社DGマーケティングデザインと株式会社ジュニが取り組んでいるWebサイト「SoundMap Shibuya」の監修協力を行い、2020年7月よりサービス提供を開始したことを発表しました。
「SoundMap Shibuya」は、渋谷区の地図上に観光情報をサウンドで提供を行うサイトとなっており、ユーザーは現地や自宅にいながら渋谷の観光スポットを巡ることができます。
「渋谷区観光協会」は、渋谷区と東京商工会議所渋谷支部が2012年4月に共同で立ち上げを行った一般財団法人となっています。
「渋谷区観光協会」では、「国際文化観光都市・渋谷SHIBUYA」を実現することを目的として、官民共同による観光事業の振興に取り組んでいます。
「渋谷区観光協会」では「PLAY! DIVERSITY SHIBUYA」をコンセプトのもとに渋谷を利用するユーザーに「渋谷ブランド」の情報を発信することによって、世界中から観光客を招き 魅力的な街づくりを行っていきたいとしています。
「SoundMap Shibuya」ではユーザーが利用している端末の地図上に渋谷区の観光スポットを表示し 各スポットの案内を音声案内を利用することが可能となります。
利用するユーザーは、わざわざ現地に行かなくても国内・海外などの遠隔地からリモートでの各観光スポットの観光体験ができるようになっています。
渋谷区では、「SoundMap Shibuya」の活用によりスポットの案内魅力を広くアピールすることで、現在の アフターコロナの環境下にて観光産業の盛り上げに取り組んでいます。
「SoundMap」とは、DG Labが開発を行ったWeb AR技術の活用により地図上の「位置情報」と「Web AR技術」の融合によりアプリレスでの「音のAR体験」を提供するサービスとなっています。
「SoundMap」では、ユーザーがWebサイトにアクセスを行った場合に該当する各スポットの位置情報を参考にして、事前に用意された「音声コンテンツ」の案内を提供します。
「SoundMap」の技術を利用してリリースされた「SoundMap Shibuya」では、渋谷区の観光情報を日本語と英語の2ヶ国語で音声コンテンツの提供が実施されます。
渋谷区現地でも、渋谷区以外の国内・海外などの遠隔地でもサウンドを聞きながら観光を楽しむことができる「SoundMap」は、渋谷区だけでなく観光産業への課題を抱えるそれぞれの自治体への提供も予定しているとのことです。
今後は国内の様々な観光地で同様の音声サービスを聞きながらの情報発信が実現されるかもしれません。