NumLockの解除方法!キーボード入力がおかしい時の対処法を解説!

パソコンを利用時、NumLockが入ってしまう、逆に解除されてしまうことでキーボードで思ったような入力ができないことがあります。テンキーの入力を切り替えられるNumLockの解除方法や、その他キーボード入力がおかしい場合の対処法について解説していきます。

目次

  1. 1NumLockの解除方法
  2. NumLockの解除手順
  3. NumLockが解除できない際の対処法
  4. キーボード入力がおかしい時の対処法
  5. 最後に

NumLockの解除方法

デスクトップパソコンであれノートパソコンであれ、キーボード入力時によくやるのが、NumLockの解除/設定です。数字入力をオンにしている状態がロックが掛かっている状態です。

タイピングを誤って、知らないうちにNumLockが設定/解除されていて、思っていた入力ができないからと焦った経験がある人も多いでしょう。このとき、よく分からずパソコンが壊れたと思ってしまった初心者の方も多いはずです。

しかし、これは故障したわけではなく、キーボードのロックキーというもので解除されたり設定されたりしてしまった状態ですので、解除/設定動作を行うことで元に戻すことができます。

NumLockの解除手順

このNumLock、解除してある場合、「8、4、6、2」のキーを「↑、←、↓、→」として利用できる他、「7、1」を「Home、End」として、「9、3」のキーを「PageUp、PageDown」として利用することができます。

昔、テンキーがカーソル移動キーを兼ねていたため、こういった機能が残っているための名残と言えます。今では矢印キーが別個で付いていることが多いため、テンキーをテンキーとして利用していてNumLockを解除する人はほとんどいません。

そのため、数字を入力するために利用している人は設定したままでも問題ないのですが、キーボードに埋め込まれたテンキー等の場合、利用している人はNumLockの設定を解除したい人も多いでしょう。

また、テンキーがないキーボードでパソコンを利用している場合、NumLockがオンになっていることで思ったような入力ができないこともしばしばあります。

テンキーがあるパソコン

テンキーがあるパソコンもしくはキーボードを利用している場合、「NumLock」キーを押すことで解除することが可能です。

とはいえ、前述した内容からしてもテンキーがあるタイプのパソコンの人の場合は「NumLock」は解除するのではなく設定している人が大半でしょう。

テンキーがあるパソコンは、大抵NumLockキーがテンキーの近くにあります。NumLockキーの解除は、これを再度押すことで可能です。設定する場合も同様の動作でおこなうことができます。

なお、テンキーがあるタイプのパソコンの場合、NumLockキーの場所として多いのは「7」のキーの上側です。Backspaceキーを押したつもりがNumLockキーを押していた、ということがよくあります。

NumLockが解除されているかどうかはキーボードのランプなどで分かりますので、そちらでも確認しましょう。

テンキーがないパソコン

テンキーがないタイプのパソコンにも、キーボードの中にテンキーが含まれていることがあります。この場合、そのテンキーを利用できるようNumLockキーが存在していることがあります。

よくあるのが「7、8、9」として「7、8、9」、「4、5、6」として「u、i、o」、「1、2、3」として「j、k、l」が割り振られているパターンです。機種などによって配置は異なることがありますので、キーボードをよく観察しましょう。

テンキーがないタイプのキーボードの中にテンキーがある場合、通常利用するキーボードの中に存在しているため、NumLockのロックが解除されていないと正常に入力できないようになります。

テンキーがない、テンキーがキーボードの中に含まれているようなタイプの場合はメーカーや機種ごとにNumLockの解除手順が異なります

ちなみに、キーボードの中に必ずしもテンキーが含まれているわけではありませんので、NumLockキー自体がキーボードに存在していないこともあります。

メーカー別解除方法一覧

メーカー別の解除方法は次のとおりです。なお、メーカーが同じ場合でも機種によっては解除方法が異なる可能性があります。
 

メーカー NumLock解除
DELL 「Fn」キー + 右上の「ScrollLk/NumLk」キー
hp(ヒューレット・パッカード) 「Fn」キー + 「F8」キー
IBM 「Shift」キー + 右上の「ScrLk/NumLk」キー
NEC NumLkキー
SONY 「Shift」キー + 右上の「ScrLk/NumLk」キー
シャープ 「Fn」キー + 右上の「Insert/NumLk」キー
東芝 「Fn」キー + 「F11」キー
富士通 「Shift」キー + 右上の「ScrLk/NumLk」キー

キーボードにもよりますが、「Fn」キーや「Alt」キーなど対応するものは同じ色や表示形式になっています

自身のメーカーを参照してもその動作でNumLockの解除ができない場合、キーボード上のそれらを参考にしながらNumLockの解除をおこなってみてください。

なお、1つのキーに対し複数のキー割り振りがされていることが多いです。特にノートパソコンなどは顕著ですので、1つのキーに複数の表示があって色が異なる場合、参考になりやすいかと思います。

NumLockが解除できない際の対処法

NumLockキーはトグル式ですので、基本的にNumLockが解除できない場合というのはキーの破損等が考えられます。NumLockキーの他、それとともに利用する「Shift」キーや「Fn」キーなどもあり得ることです。

NumLockキーがなく解除できないという場合は、スクリーンキーボードを利用しましょう。

スクリーンキーボードは設定から表示させることになります。

Windowsパソコンの設定画面が開きますので、「簡単操作」を選択しましょう。

左側のメニューから「キーボード」を選択してください。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

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