【Windows】MEMORY MANAGEMENTのブルースクリーンエラーの原因と解決方法を解説!

Windows利用時に、停止コードとして「MEMORY MANAGEMENT」が表示されるブルースクリーンエラーになることがあります。「MEMORY MANAGEMENT」のブルースクリーンエラーの原因と解決方法を解説していきます。

目次

  1. 1【Windows】MEMORY MANAGEMENTのブルースクリーンエラーの原因と解決方法
  2. ブルースクリーンの停止コードが「MEMORY MANAGEMENT」となる原因
  3. 「MEMORY MANAGEMENT」とエラー表示された時の対処法
  4. それでもダメな時は
  5. 最後に

【Windows】MEMORY MANAGEMENTのブルースクリーンエラーの原因と解決方法

Windows利用時、普段どおり利用していただけなのに「MEMORY MANAGEMENT」という停止コードが表示されることがあります。

ブルースクリーンの停止コードが「MEMORY MANAGEMENT」となる原因

このブルースクリーンの停止コードが「MEMORY MANAGEMENT」となる原因には、様々な種類があります。

物理的な原因と内部的なアプリケーションなどの原因がある

「MEMORY MANAGEMENT」となる原因は大きく分けて物理的原因と内部的原因の2つがあります。

物理的な原因は次のものが考えられます。

  • 外付け機器・接続先ポートの不具合
  • メモリの不具合
  • マザーボードの不具合

内部的な原因としては次のものが考えられます。
  • アプリケーションの不具合
  • ドライバーの不具合
  • 更新プログラムの不具合

「MEMORY MANAGEMENT」とエラー表示された時の対処法

「MEMORY MANAGEMENT」のブルースクリーンエラーが表示された場合の対処法の説明に移ります。

外付けしている機器の接続を解除

まずは外部的原因かどうかを確認しましょう。外付けしているHDDや周辺機器との接続を外します。なお、外付けしている機器を取り外す場合、必ずWindowsの電源を落としてからおこなってください。

セーフモードで起動

外付け機器を外しても「MEMORY MANAGEMENT」エラーが解決しなかった場合、セーフモードでの起動を試みてください。Windows10でセーフモードを利用する場合、今回は電源ボタンを長押しして強制終了してください。

強制終了後、しばらく待ってから再度電源を入れます。「自動修復」の画面が出るまで繰り返してください。

自動修復画面が表示されたら「詳細オプション」→「オプションの選択」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」をします。

再起動後、「スタートアップ設定」が表示されますので「5) セーフ モードとネットワークを有効にする」を「F5」もしくは「5」の数字キーを押してセーフモードでの起動をおこなってください。

このセーフモードでの方法は、「MEMORY MANAGEMENT」のエラーが表示されル直前にWindowsやアプリのアップデートをした・アプリをインストールした・ドライバーのアップデートをしたなどの行動をした場合に有効となることが多い手段です。

セーフモードで起動できたのであれば、必要な情報のバックアップを取り、原因と思われるアプリのアンインストールや更新プログラムの削除などをおこなってください。

メモリ診断で問題がないか確認

Windows10が起動したのであればメモリ診断を利用するのも有効です。メモリ診断はWindowsのスタートメニューから「Windows管理ツール」→「Windowsメモリ診断」で開きます。

「今すぐ再起動して問題の有無を確認する(推奨)」をクリックしてください。作業中の作業がある場合は「次回のコンピュータ起動時に問題の有無を確認する」を選択して、保存をしてから再起動をおこなってください。

パソコンのメモリを脱着してみて動作確認

なお、メモリに問題があるということが考えられるようであれば、メモリの着脱をしてみて動作を確認するのも一つの方法です。PCの電源を切って、電源ケーブルを外し、本体を開けてメモリを着脱してみてください。

この際、同じポート・異なるポートでの抜き差しや、複数メモリがあるのであれば1つずつ接続してみるという方法を試してみましょう。

それでもダメな時は

なお、ここまでの対処法でも「MEMORY MANAGEMENT」のエラーが解消されないことがあります。

Windowsをクリーンインストール

その場合、一度Windowsをクリーンインストールしてみましょう。クリーンインストールはインストールメディアを別のWindows10などで作成する必要があるなど少々手間ではあります。詳細については割愛します。

マザーボードなどが故障している可能性も

クリーンインストールをしても「MEMORY MANAGEMENT」のエラーが解決しない場合は、マザーボードなどが故障している可能性もあります。その場合はメーカーへの修理依頼、もしくはマザーボードの交換をおこなうことになります。

最後に

「MEMORY MANAGEMENT」のエラーは、更新プログラムなどが原因で起きていることは見かけますが、それ以外に原因があることもあります。

自身のPCの状態を確認しながら、この記事を参考に「MEMORY MANAGEMENT」のエラーが解決するよう実行してみてください。

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この記事のライター
八千草 蛍
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