PS4は、ランプから現在の状態を判断することができますが、PS4が起動しない/映らない場合にそのランプが青点滅していることがあります。この場合どのような原因が考えられるのか、青点滅して起動しないけれど対処法はあるのかを解説していきます。
PS4でゲームをプレイしている人はなんとなしに見ている人もいるでしょうが、PS4は状態に応じた色でランプが点灯もしくは点滅します。
PS4の電源ランプにはいろいろな色があり、PS4の状態に応じて色が変化します。
PS4が正常に起動できている場合、電源ランプは白色で点灯します。PS4の画面がモニターに表示されなくても、電源ランプが白色に点灯していれば接続状態を確認することで改善可能です。
電源ランプには赤系統の色もあります。オレンジはスタンバイ状態を示します。コントローラーの充電をしていたり、コンテンツのダウンロード・インストールはできる、低電力でPS4が動いている状態です。
なお、真っ赤な色になっている場合はPS4が熱を持ってオーバーヒートしている状態ですので、赤かオレンジかを見て確認してみましょう。
青色は白色点滅後になりますが、青点灯・青点滅いずれにしてもPS4本体に何らかのエラーが起きていることを示します。
PS4の電源ランプが青点滅したまま、PS4が起動しない/映らない場合というのは、前述したようにPS4本体のエラーが原因です。どうやって対処をするのかの説明に移ります。
まずは、PS4の電源コードや、モニターに接続しているHDMIケーブルを抜き差ししてみましょう。青点滅している場合でも、電源コードやHDMI端子の抜き差しだけで改善することがあります。
PS4本体のエラーが原因で起動しない場合でも、セーフモードで起動できることがありますのでそれで再起動をしてみましょう。セーフモードでの起動方法ですが、まずは一度PS4の電源ボタンを3秒以上長押しして強制終了します。
電源ボタンを再度長押し(このタイミングで1回目のビープ音)し、2回目のビープ音(長押しし始めから7秒後)が鳴ったら電源ボタンから手を離します。USBケーブルでコントローラを接続してPSボタンを押せばセーフモードで起動できます。
セーフモードの1番上の項目が再起動ですので、そこから再起動を実行してみてください。
HDMIで接続しているモニターの解像度とPS4の解像度が合っておらず、PS4が起動しない原因となっていることがあります。セーフモードで再起動しても改善しない場合、セーフモードの2つ目の項目で解像度を変更しましょう。
セーブデータを保持しながら、PS4内のドライブをスキャンしてPS4本体内のコンテンツを新しく作成するものがデータベースの再構築です。データベースの再構築は初期化より手軽な形で本体機能に問題がある状態を改善することができます。
セーフモードの5つ目の項目でデータベースの再構築ができるため試してみましょう。
どうしてもPS4のランプが青点灯や青点滅のまま改善しないのであればPS4を初期化してください。PS4の初期化はセーフモードの6つ目の項目もしくは7つ目の項目からできます。
この2つはシステムソフトウェアの再インストールの有無の違いだけで、初期化すること自体は変わりません。セーブデータを含めたすべてのPS4内のデータが削除されてしまうため、その点理解しておく必要があります。
セーフモードがそもそも起動しない場合は一度PS4の電源コードを抜いて20分以上放置して放電してください。PS4内部が静電気などで帯電していることが起動しない原因になっていることがあるためです。
しばらく放置してから電源コードを再接続し、再びセーフモードでの起動を試みてみましょう。
PS4の電源ランプが青点灯や青点滅している場合は本体に何らかのトラブルが発生していることを示します。ここで説明した対処法を実行してみて、改善するか試してみてください。
なお、どうしても改善しない場合は物理的な故障をしている可能性が高いため修理に出すことをおすすめします。