Amazonのほしい物リストは、公開してブログに設置するなどする人も多いですが、そういった人を気持ち悪いと感じる人もいます。実際のところ、Amazonのほしい物リストの公開は気持ち悪いのか、公開している人の心理や利用上の注意点などと合わせ解説していきます。
ブログなどにファンからのプレゼントなどを期待して、Amazonのほしい物リストのリンクを貼り付けている人がいますが、そういった人を「気持ち悪い」と感じる人もいて、その反応は人それぞれ違います。
Amazonのほしい物リストの公開は、どうして気持ち悪いと感じるのでしょうか。
その説明の前に、Amazonのほしい物リストとはどういったものか、という点を説明しておきます。
Amazonのほしい物リストとは、文字通り、Amazonで販売されている商品の中でほしい物をリスト化することができる機能のことを言います。
繰り返しの購入予定のものをメモしておく、という使い方ができる他、単純に欲しいと思ったもののすぐに買うかどうかは検討する場合、なんとなく気になるものなどを控えておくメモのような形での利用もできます。
基本的には自分用のメモとして活用することが多いのですが、他者に向けて「自分はこういうものが欲しい」と示す目的での利用もできます。
このほしい物リストは、自分用であれば非公開に設定しておけば問題ありませんが、他者に見てもらいたい場合は公開設定にすることもできます。
Amazonのほしい物リストを公開すると、他の人からそのほしい物リスト内のものをプレゼントしてもらう、ということも可能で、そのリンクをブログなどに貼り付けている人もいます。
前述したように、Amazonのほしい物リストを公開して、ブログなどにそのリンクを貼り付けている人がいます。そのブログを読んだユーザーの中には、そういった場所でほしい物リストを公開していることを気持ち悪いと感じる人も存在します。
実際のところ、Amazonのほしい物リストの公開は気持ち悪いのかどうか、という点に付いての話に移ります。
Amazonのほしい物リストを公開することに対しては、気持ち悪いと感じる人もいれば、気持ち悪いと感じない人もいます。これは人それぞれの受け取り方次第ですので、ほしい物リストを公開したから非難される、非難されないと言う点を断言することはできません。
知らない人同士でプレゼントの贈り合いをすることができ、有名な人や自身がファン活動をしている人が公開しているからと喜んでほしい物リスト内のものをAmazonで購入してプレゼントする人も当然ながらいるのです。
しかし、Amazonのほしい物リストを公開している人に対し、「ほしい物リスト乞食(略して欲しリス乞食)」という揶揄の言葉を飛ばす人もいます。
Amazonでほしい物リストを公開しているということは「これがほしいのでプレゼントして!」いう乞食のようなことをしていると感じる人がいるためです。自分で買えないのに人に買ってほしいと要求するなんて乞食みたいだということなのでしょう。
強制しているとは流石に思っていない、という人でもほしい物リストの公開に関して嫌悪感を抱く人もいますし、乞食のように施しを求めるのではなく誰かからプレゼントを貰えると自身があるのだと感じる人もいるようです。
中には、ほしい物リストの公開は軽犯罪に問われるのでは、と思っている人もいるようです。軽犯罪とは、と言われると分かりづらいかもしれませんが、前述した「乞食」に関わる部分が影響します。
乞食をする行為は、軽犯罪法の第一条二十二号で勾留や科料の対象とされています。この乞食とは同情をかって金品を求める行為のことを指します。
ネット上での「乞食」行為も軽犯罪法に抵触するおそれがあるため、「お金がないのでほしい物リストのものをプレゼントしてください」などの形で同情をかいながらほしい物リスト公開する場合も軽犯罪法違反となる可能性が高いです。
誕生日プレゼントを誰もくれないから誰か送って欲しい、というようなものでも違反対象となる可能性があるため、ほしい物リストのリンクを公開する際に表示する文言など、運用方法には十分注意しなければなりません。
さて、Amazonのほしい物リストを公開する人に対する意見などについては前述したとおりですが、逆に公開する人の方はどういった心理でほしい物リストを公開しているのでしょうか。
ほしい物リストを公開している場合というのは、一定数ファンがいるという人が多いです。そういった人の場合、ファンからすると応援の気持ち、自分が買ったものを使ってくれることが嬉しいなどの心理からほしい物リストの商品を購入し送ります。
贈ってもらった方からしても、応援してくれていることや自分のことを認めてくれているということが目に見えて分かります。それはいわゆる承認欲求というもので、誰しもが持っている心理です。
SNSなどでのいいねも承認欲求を得ることができるという心理が影響すると知られていますが、ほしい物リストの場合実際に物があり、更にはお金がかかっているのでそのお金分くらい自分が認められている、と承認欲求が満たされるのです。
そのため、個人ブログなどでのほしい物リストの公開は承認欲求を満たすためという心理があると見透かす人もいます。「承認欲求を満たすためにほしい物リストを公開するなんて気持ち悪い」と感じる人がいるのも仕方ないとも言えるでしょう。
しかしながら、承認欲求を満たすためでなく、本当に必要しているという人も少なくありません。保護猫活動の支援のために猫砂やキャットフードなどをほしい物リストに登録して、支援してくれる人に購入し贈ってもらう、ということもあります。
また、アーティストの活動支援として、活動に必要な物品を購入し贈ってもらう、ということもあります。
個人での活動は前述した軽犯罪に影響する可能性もあるものの、被災地や各種団体など支援を必要とする人や団体にとっては便利な機能でもあるため、そういう本当に必要としてほしい物リストを公開している人もいることは理解しておきましょう。
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