Gmailの文字化けを修復する方法【受信メール/送信メール】

「あれ?Gmailが文字化けしてる…なんて書いてあるか分からない…」といったことはございませんか?今回はGmailの文字化けでお困りの人にその原因と対策をご説明します。文字化けで困ったら本記事を読めばほぼ解決すると思います。

目次

  1. 1Gmail 文字化けが起こる原因
  2. 2Gmailの文字化けを修復する方法~受信メール編~
  3. 原因は文字コード(エンコード)かも
  4. エンコードって何?
  5. 文字化けを修復する方法〜文字コード編〜
  6. メールの一部が文字化けしている場合
  7. 3Gmailの文字化けを修復する方法~送信メール編~
  8. 4Gmail 文字化け~iphoneやスマホの場合~

Gmail 文字化けが起こる原因

文字化けしたメールってぱっと見た感じでは意味不明な文字の羅列なので、怖くなって読まなかったりそのままゴミ箱へ入れちゃう…なんて人もいるのではないでしょうか?

また本文のほとんどは文字化けしていないけど、添付ファイルの名前や一部の文字が文字化けしてる…なんて経験がある人もいると思います。

OutlookやThunderbirdなどの他のメーラーに切り替えれば受信メールは普通の文字に戻っていたりしますが、いちいち受信メールを見るたびにメーラーを切り替えるのもめんどくさいですよね?

一番怖いのが送信メールが文字化けしてる場合です。もちろん相手に失礼になりますし、それがビジネス上の相手だとしたら考えただけでぞっとしますね…

そこで今回はGmailの文章が文字化けする原因と原因別の対策を解説します。一見、対処が難しそうな文字化けですが、やり方さえ知っておけば意外と簡単に治せます。

Gmailだけでなく、サイトページの本文が文字化けしている時の対策も兼ねています。2〜3分ほどで読めますので、さくっと読んでさくっと解決しましょう。

ではそもそもなぜGmailで文字化けは起こってしまうのでしょうか?ここでは文字化けが起こってしまう具体的な原因や考えられるケースを上げていきます。

Gmailでメールを作成/
Gmailをパソコンやandroid/iPhoneなどのスマホで送信や受信をする必要が多くな...
iPhoneでGmailを設定/送受信する方法
Androidには欠かすことのできないGmailですが、iPhoneでもGmailアカウント...

Gmailの文字化けを修復する方法~受信メール編~

最初に受信メールが文字化けしてしまった場合の修復方法です、ほとんどの人がGmailの文字化けは受信メールでお困りと思います。

大きな原因として考えれられるのは実は2つしかありません。

  1. 文字コード(エンコード)が異なっている
  2. 一部の機種依存文字を使用している

ここからは原因別の理由と対策方法を解説いていきます。

原因は文字コード(エンコード)かも

Gmailで文字化けが起こってしまった場合、ほとんどのケースが文字コード(エンコード)によるものです。メールの送信者が設定した文字コードを受信側の端末が認識できなかったために文字が適切に表示されません。

文字コード?エンコード?聞いたことがない単語かもしれませんが、次で詳しく解説していきます。

エンコードって何?

文字コード(エンコード)ってなに?と思う人が多いと思います。エンコードとは、簡単に言うと『端末(パソコンやスマホ)が文字を識別するためのルール』だと思っていただいて構いません。

実はネット上の文字は端末が認識できるように内部で暗号化処理がされています。例を上げて説明しますね。例えばあなたが仮に『あ』という文字を入れてメールを送ったとします。

送った文字は『あ』ですが、【Shift JIS】という文字コードのルールでは『あ』という文字をコンピューターは『82A0』というような暗号で認識します。

そしてメールを受信した側の端末では『82A0』という暗号を『あ』と認識し表示される文字も『あ』となるわけです。これは送信メール側と受信メール側が同じ【Shift JIS】というルールのため正常に表示されます。

ところが別の文字コード【UTF-8】のルールでは先程の『82A0』という暗号が存在しないか別の文字として存在します。

そのため文字コードが違うと「あ」と送ったつもりでも、受信側の文字コードが違えば文字を認識する暗号が異なるので「�撰シ」とか「ヲ、ィ」のような意味不明な文字に変換されて、本文や一部の文章がまるでバグっているかのように表示されてしまうのです。

文字化けのほとんどがこの文字コードが原因といわれています。

文字化けを修復する方法〜文字コード編〜

ここまできたらもう文字化けを修復する方法はお分かりかと思います。そうです、正しい文字コードに設定すれば文字化けを修復することができます。

以前はGmailの設定で文字コードの設定を変更できたのですが、2年ほど前のアップデートによってGmailの文字コードが変更できなくなっています。

では一体どうすればよいかというとブラウザ自体の文字コードを変更していきます。ここからはブラウザ別の文字コードの変更の仕方を解説していきます。

Google Chromeの場合は拡張機能を使うしかない

パソコンでGmailを見る人のほとんどがGoogle Chrome(グーグルクローム)のブラウザを使用していると思います。同じGoogleが開発、提供していますので互換性も高いです。

しかし残念なことにGmailと同じようにGoogle Chromeも文字コードは設定できずデフォルトで『UTF-8』という文字コードになっています。

じゃあ諦めるしかないのかと言うとそうではありません。拡張機能を使えば文字コードを変更できます。拡張機能とは文字通りブラウザに新しい機能を拡張(追加)することをいいます。アドオンとも呼びますがここでは拡張機能で統一します。

Google Chromeの場合は『テキストエンコーディング』という拡張機能を使えば任意で文字コードを操作できます。拡張機能の追加の仕方は以下の通りです。

1.画面右上のメニューを開きます。

2.その他のツールを選択します。

3.拡張機能の追加を選択します

4.画面左上のメニューを開きます

5.ページ下にある「Google ウェブストアを開く」を選択します

6.「テキストエンコーディング」で検索

6.検索結果にテキストエンコーディングが出てくるはずなので右の「CHROMEに追加」を押す

関連するまとめ

この記事のライター
メロット

人気の記事

新着まとめ