Android版Excelに印刷物を撮影操作だけでExcelの表でテーブルデータに自動変換できる機能を追加しました。夕飯のレシピなど印刷物を撮影するだけで Android版Excelの表に取り組んでくれる機能についてご紹介します。ios版も待たれるところです。
マイクロソフトはAndroid版Excelアプリに、紙などに印刷された表をスマホカメラで取り込み、Excelのテーブルデータに自動変換できる機能を追加したことを発表しました。
この機能はAndroid版Excelアプリをインストールしたスマートフォンまたはタブレットで利用可能となっており、印刷物にかかれている表を撮影して取り込みを行うことで編集できるExcelのテーブルとして自動変換される機能なのです。
しかも、操作は写真を撮影するだけととてもわかりやすく簡単だとユーザーに好評となっています。
では、実際に【画像からデータを挿入】する方法についてご紹介していきましょう。
【画像をカメラで取り込み、Android版Exelにデータを挿入】する方法ですが、まずスマートフォンまたはタブレットで Excel を開き、[画像からデータを挿入] ボタンをタップしましょう。
次に、画像データが赤色の枠線で囲まれるまで絞り込んでから、撮影ボタンをタップします。必要であれば、印刷物を撮影する前に画像の周囲にあるサイズ変更ハンドルを使用してトリミングをしておくようにしましょう。
Excel に搭載されている AI エンジンが画像を処理して表に変換作業を行います。データのインポートが完了すると、データを確認する画面が表示されます。
この変換作業内で問題が見つかった場合は、ここで修正できます。次の問題に進むには [無視] をタップし、その問題を修正するには [編集] をタップしましょう。
編集が終了したら [挿入] をタップしましょう、これでExcel の変換作業が完了してExelデータが表示されます。
Microsoftは現時点で 、スマホカメラで取り込み、Excelのテーブルデータに自動変換できる機能についてはOffice Insider の一部の参加者のみが利用できるとしています。
ですが、今後、数か月にわたり、これらの機能の最適化を行い準備が整い次第、Office Insider の全参加者と Office 365 サブスクリプション ユーザーに向けてリリース予定と発表されています。
このことから、iosユーザーに向けても、スマホカメラで取り込み、Excelのテーブルデータに自動変換できる機能がもう少しで追加されるのではないでしょうか?
Microsoftは今後、株式や地理に関するデータなどExcelで扱えるよう新たなデータ型を順次追加することを予定していると公表しています。
今後は、様々な業界のデータをAndroid版Exelやios版Exelにて分析できるようになってくることが想定されています。