GmailのSMTPサーバーを使ってGmail以外からメールを送信する方法

フリーのメールアドレスとしてよく使われているGmailですが、GmailのSMTPサーバーを経由して他のメールクライアントからGmailのメールを送信できることをご存知でしょうか?今回はGmailのSMTPの設定方法と送信できない場合の対処方法をご紹介します!

目次

  1. 1GmailのSMTPサーバーの設定を選択する
  2. G Suite SMTPリレーサービス
  3. Gmail SMTPサーバー
  4. 制限付きのGmail SMTPサーバー
  5. 2GmailのSMTPサーバーの設定方法
  6. G Suite SMTPリレーサービス
  7. Gmail SMTPサーバー
  8. 制限付きのGmail SMTPサーバー
  9. 3GmailのSMTPをメールクライアントに設定する方法
  10. GmailのSMTPの認証方式を確認する
  11. GmailのSMTPのポートを確認する
  12. 4GmailのSMTPサーバーで送信できないときの対処法

GmailのSMTPサーバーの設定を選択する

Androidのスマートフォンを利用されている方なら誰でも持っているGoogleアカウントとGmailアドレス。様々な機能があって便利ですが、GmailのSMTPサーバーを利用してGmail以外の他のメールクライアントからメールを送信したり、Gmail経由で転送することが可能です。

この機能を利用するためにはいくつかの設定があります。この記事ではGmailのSMTPサーバーを利用する際の設定方法とメールクライアントの設定方法、送信できない場合の対処方法を紹介します!

G Suite SMTPリレーサービス

まずはGmailのG Suite SMTPリレーサービスの設定を選択した場合の利用できる機能を紹介します。この機能を利用するとGmailだけでなく、他のメールアドレスもGmailのSMTPサーバー経由でメールを送信したり、転送することが可能になります。

この機能は企業向けで、この機能を利用する場合にはG Suite Basicにアップグレードが必要になります。Microsoft® Exchangeなど、Gmail 以外のSMTP サーバーを組織で使用している場合、SMTPリレーサーバーを設定してGoogle経由でメールを送信、転送することができます。

SMTPリレーサービスの設定を使用すると、メールが外部の連絡先に配信される前に迷惑メールやウィルスをフィルタで除去したり、送信メールや転送するメールにG Suite のメールセキュリティ設定を適用したりすることができます。

設定のオプションとして送信ポート25、465、587のいずれかを選択でき、セキュア ソケット レイヤ(SSL)、Transport Layer Security(TLS)プロトコルに対応しています。また動的IPも使えますが、選択する認証要件によっては静的IPが必要な場合があります。

Gmail SMTPサーバー

次にGmail SMTPサーバーの設定を選択した場合の利用できる機能を紹介します。この機能を利用するとG Suite SMTPリレーサービスと同様にGmailだけでなく、他のメールアドレスもGmailのSMTPサーバー経由でメールを送信したり、転送することが可能になります。

この機能も企業向けで、この機能を利用する場合にもG Suite Basicにアップグレードが必要になります。Microsoft® Exchange など、Gmail 以外の SMTP サーバーを組織で使用している場合、SMTPサーバーを設定してGoogle経由でメールを送信したり、転送することができます。

設定のオプションとしてセキュア ソケット レイヤ(SSL)、Transport Layer Security(TLS)プロトコルをサポートしている端末、アプリでないとこの機能は利用できません。

制限付きのGmail SMTPサーバー

制限付きGmail SMTPサーバーの設定はセキュア ソケット レイヤ(SSL)、Transport Layer Security(TLS)プロトコルをサポートしていないアプリや端末からメールを送信したり、転送する場合に利用する設定です。また宛先として選択できる送信アドレスがGmailのメールアドレス、あるはG Suiteのアカウント利用者のメールアドレスのみに限定されます。

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GmailのSMTPサーバーの設定方法

設定の選択で紹介しましたが、この機能は企業向けで、この機能を利用する場合にはG Suite Basicにアップグレードが必要になります(14日間は無償利用可能)。恐らく個人ユーザーではG Suite SMTPリレーサービスを利用してGmailの以外のメールアドレスの送信や転送は行わないと思いますのでここでは簡単に紹介いたします。

G Suite SMTPリレーサービス

G Suite SMTPリレーを使用するにはまず、ネットワークのIP範囲をSMTPリレーサービスに追加します。その後、ポート25、465、または587でsmtp-relay.gmail.comに接続するように端末を設定します。以下のGoogleのGmail用ヘルプのページから設定方法の詳細を確認できます。
https://support.google.com/a/answer/2956491

Gmail SMTPサーバー

設定を開始する前に、目的のアカウントで安全性の低いアプリが有効になっていることを確認してください。SSL を使用している場合は、ポート465でsmtp.gmail.com に接続します(TLS の場合はポート587で接続します)。

認証用にGoogleのユーザー名とパスワードを使用してログインし、SSLまたはTLSで接続します。初回ログイン時に表示されるキャプチャ画像の文字入力で確認済みのユーザー名を使用してください。アカウントで安全なパスワードが使用されていることを確認します。

以下のGoogleのGmail用ヘルプのページから設定方法の詳細を確認できます。
https://support.google.com/a/answer/176600?hl=ja

制限付きのGmail SMTPサーバー

ポート25からaspmx.l.google.com に接続します。端末またはアプリケーションのIPアドレスを使用してドメインのSPFレコードを設定し、送信されたメールが受信者に拒否されないようにします。Google管理コンソールで、このIPアドレスを[メールのホワイトリスト]ボックスに追加します。

たとえば、送信端末が123.45.67.89のアドレスからメールを送信する場合は、このアドレスをSPFレコードに追加します(v=spf1 ip4:123.45.67.89 include:_spf.google.com ~all)。その場合、G SuiteのメールサーバーをSPFレコードから削除しないでください。

以下のGoogleのGmail用ヘルプのページから設定方法の詳細を確認できます。
https://support.google.com/a/answer/176600?hl=ja

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GmailのSMTPの認証方式を確認する

まずSafariなどのWebブラウザからGoogleのGmailサイトにアクセスします。
「ログイン」の左横にある黒い四角が9つあるアイコンをクリックします。

アプリ一覧が表示させるので「Gmail」をクリックします。

自分のGmailアカウントとパスワードを入力して「次へ」をクリックします。一度でもSafari経由でGmailアカウントにログインしたことがある場合はログインした際のGmailアカウントが表示されるのでGmailアカウントを再度入力する必要はありません。

Gmailのメインのメールボックスが表示されるので横線3本のアイコンをクリックします。

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