Outlookはフリーズ障害も発生しています。ユーザーから見ると重いと感じるメールの同期に時間がかかるケースです。Outlookは同期が完了すれば重いと感じる頻度は下がりますが、フリーズ現象は様々なケースで発生します。今回はその対処法について触れていきます。
Outlookには動作が重いと感じる瞬間があります。画面がフリーズしてしまうパターンです。オンラインでメーラーへの接続・同期が済んだ後でも重いと感じてしまうケースはあります。
そこで今回は、Outlookの動作が重い時の対処法について触れていきたいと思います。一つ目の対処法とは、メールの整理を行うという方法です。
Outlookのメールの整理の仕方は複数存在します。一つ目は受信メールを整理するという方法です。Outlookの受信メールには不要なメールもたくさんくるかと思います。
関係のないメールがOutlookに送信されている場合、メール配信の解除やメール自体の削除をしてみると良いでしょう。
Outlookのメールの整理の仕方二つ目は、階層フォルダを使わないという方法です。Outlookが重いと感じている場合、階層フォルダを減らしてかつフォルダ内のメールを整理すればかなり違ってくるでしょう。
Outlookのメールの整理の仕方三つ目は、並べ替えに気をつけるという点です。例えばですが、連絡先は名前を基準にする、メッセージについては受信日もしくは件名で並べ替えるといった形がおすすめです。
メールの整理はフォルダの設定や階層フォルダの整理、並べ替えによりかなり楽になります。まだ一度もOutlookのメール整理をしたことがないのであれば、ぜひ一度整理してみてください。
二つ目のOutlookの動作が重いときの対処法とは、Exchangeキャッシュモードについてです。
Exchange Serverとは、Outlookのクライアントソフトです。Exchange Serverに接続することで、Outlookの重さを解消させることができる可能性があります。
Exchange Serverには、キャッシュモードというモードが存在します。キャッシュモードとは、Exchange Serverのメールをキャッシュすることのできるモード(機能)のことを指しています。
Exchange Serverでオンラインモードからキャッシュモードをオフに変更することで、Outlookの重さを解消できる可能性があります。
ただし、Exchange ServerでExchangeキャッシュモード(オンラインモード)をオフにしてしまうとOutlookをオフラインで使用できなくなるので注意が必要です。
Exchange Serverのキャッシュモードでは、オンの指定のままでも「オフラインにしておくメール」でキャッシュするメールの期間を短くすることが可能です。
キャッシュされる期間のメールに対してのパフォーマンスが向上するので、必要なら利用してみるとよいでしょう。
画像でも分かるとおり、Microsoftの公式サイトではExchange Serveのキャッシュモードの操作方法について、Outlook2007やOutlook2010、その他新しいバージョンのOutlookなど、それぞれのバージョンに合わせて解説しています。
Outlookはバージョン毎に操作方法がことなるので、Exchange Serveのキャッシュモードの操作方法について不明点があれば公式サイトをチェックし直すと良いでしょう。
Outlookの動作が重いときの対処法三つ目は、PSTファイルについてです。
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