WWDCで発表されたAR機能を活用したゲーム「Minecraft Earth」のベータ版がリリースされることになり、解説動画が公開されました。公開されるベータ版「Minecraft Earth」は、事前登録をすることで先行プレイを行うことができます。
6月にApple開発者カンファレンス「WWDC(世界開発者会議)」で発表されたAR機能を活用したゲーム「Minecraft Earth」が、今月中にベータ版としてリリースされることが明らかになりました。
Minecraftの開発元である「Mojang」は「Minecraft Earth」の新たな解説動画を公開しアプリの詳細な概要を説明しています。2週間ほどでiOSデバイスに、次いでAndroid版も控えていることも公開しました。
「Minecraft」というゲームは様々な種類のブロックを組み合わせ繋げることで自由に作品を生み出すことができるゲームです。巨大な町や城はもちろん、ジェットコースターやゲームを作る人もいて、発想次第で様々なことができるようになっています。
今回公開された動画はWWDCで披露されたものよりも具体的にアプリの概要が説明されていて、詳細を知りたかった人には有益なものとなっています。
動画の後半ではAR機能を使ったテーブル上で複数のユーザーがブロックを配置していき、完成したらそれを公園など大きな場所にリアルなサイズで配置することができ、これまで画面の中の空間に構築されていた作品を現実世界に移動できるようになるのです。
もちろん現実とARのオブジェクトの境目が不自然なことが多々あるなど、まだまだ技術的に未完成な部分もたくさんあります。
しかし「Minecraft Earth」はAR機能の技術を借りて、ユーザーが作った作品を現実世界に反映させ、他のユーザーとも協力し、さらに他の世界の探索もできるという、とても興味深いゲームとなっています。
ベータ版「Minecraft Earth」を先行プレイしたい場合には公式ページから事前登録が必要です。以下のリンクから指示にしたがって事前登録を行うと、抽選で選ばれたユーザーが「Minecraft Earth」の先行プレイに招待されます。
先行プレイヤーに選ばれなかった場合も、Minecraft EarthとMinecraft Bedrock版で使える無料の(期間限定で配布される)スキンやゲームの最新情報が入手できるため、興味がある人は登録を行いましょう。
ただクローズドベータ版をプレイするには、Android 7 または iOS10 以上を搭載したモバイルデバイスが必要になっています。MicrosoftまたはXbox Live のアカウントを持っていない方でも登録はできるようになっています。
先行プレイヤーとして選ばれた場合、最低7日間に一度はプレイする必要があります。クローズドベータ版への参加は限られているため、この条件が守られなかった場合は自動的にアクセス権が失われ他のプレイヤーに権利が譲渡されることになります。
「Minecraft Earth」はFAQ含め日本語のページがあるのでそちらもよく読んでおくことをおすすめします。ベータ版の公開状況に関しては「Minecraft Earth」のTwitterアカウントをフォローしておきましょう。