Googleは新たな写真管理アプリ「Gallery Go」を発表しました。今回発表されたGoogleの「Gallery Go」とはオフラインで様々な便利機能が使える軽量の写真管理アプリであり、Googleフォトとの違いと合わせてご紹介します。
2019年7月25日、Googleはナイジェリアで開催中のアフリカ地域向けのイベントで新しい写真管理アプリ「Gallery Go」のリリースを発表しました。
「Gallery Go」の特徴は、オフラインで使える軽量の写真管理アプリというポイントです。今回は「Gallery Go」の概要・機能についてご紹介しますので、参考にしてください。
今回発表された「Gallery Go」はGoogleの写真管理アプリですが、Googleにはもともとオンラインで使える「Googleフォト」がありました。そんな中、あえて「Gallery Go」を発表したのには理由があります。
「Googleフォト」は非常に便利な機能の写真管理アプリなのですが、オンラインに接続していないと使えないというデメリットがあるんです。国によっては「Googleフォト」を思うように使えない地域があるためです。
インターネット環境に恵まれていない地域でオフライン状態で使える写真管理アプリとして「Gallery Go」は期待されています。
「Gallery Go」があえてリリースされた理由は紹介しましたが、ここでは「Gallery Go」の詳しい概要についてご紹介します。
「Gallery Go」はオフラインで使えると強調してきましたが、正しくはオフラインでしか使えないアプリなんです。反対に言えばオンライン状態で使うアプリではないということです。
そのため、インターネット接続が必要なダウンロードやバックアップには対応していないので注意しましょう。端末に入っているSDカードを利用したコピーなどの際には非常に便利に使えるので、工夫して利用してみましょう。
「Gallery Go」はオフラインで使う写真管理アプリであるということで、アプリの容量が非常に軽量にできているという特徴もあります。
アプリ容量はわずか10MBなんです。そのため、スマホにインストールしておいてもスマホの容量を圧迫しないというメリットになるため重宝すること間違いなしです。
「Gallery Go」の特徴や概要について紹介しましたが、具体的に「Gallery Go」はどんな機能があるのでしょうか?ここでは「Gallery Go」の機能についてご紹介します。
Googleの既存の写真管理アプリである「Googleフォト」については前述しましたが、「Gallery Go」の機能は基本的に「Googleフォト」の機能と同じです。
オンライン状態でしか利用できない「Googleフォト」に対して、オフラインで使う「Gallery Go」というイメージで問題ないでしょう。
このことから、前述した通り「Gallery Go」はインターネット環境に恵まれていない国や地域のために発表されたアプリであるという背景が強いのでWiFiなどの環境に恵まれている日本においてはあまり出番がないという考え方もできます。
「Gallery Go」と「Googleフォト」は機能が同じで両方とも便利な写真管理アプリなのですが、相互性はありません。「Googleフォト」に保存されているデータを「Gallery Go」へバックアップすることはできないんです。
「Gallery Go」と「Googleフォト」は別物と考えておいた方がスムーズに利用できるでしょう。時と場合によって2つを使い分けると、より便利に利用できるようになります。
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