【自転車NAVITIME】アップデートでルート検索が従来の4倍に向上！

ナビタイムジャパンが、自転車専用ナビゲーションアプリ「自転車NAVITIME」を、7月30日にアップデートしたことを発表しました。

自転車専用ナビゲーションアプリ「自転車NAVITIME」の今回のアップデートにより、GPU技術を活用して一度に検索できる道路対象が従来の4倍に増加しました。

また、従来の「自転車NAVITIME」では、走行する際、大きく迂回（うかい）するルートを表示していたトンネル側道も、今回のアップデートにより「自転車NAVITIME」のルート表示の対象となりました。

ナビタイムジャパンがサービス提供を行う、自転車専用ナビゲーションアプリ「自転車NAVITIME」とは、自転車に特化したナビゲーションアプリとなっています。

自転車専用ナビゲーションアプリ「自転車NAVITIME」では、休日のサイクリングに活用することができるよう目的地の高低差グラフの確認や、走行ルート、距離、消費カロリーなどの記録を行うことができるようになっています。

他にも、全国のサイクリングステーション検索ができるほか、お気に入り地点の保存などの機能を利用することができます。

従来の自転車専用ナビゲーションアプリ「自転車NAVITIME」の機能についてですが、自転車経路はサイクリングロードや自転車専用道など自転車特有の情報を含むため、車や徒歩に比べてデータ量がとても多くなってしまうのが現状となっていました。

従来の自転車専用ナビゲーションアプリ「自転車NAVITIME」では、特に中長距離のルートにて、広範囲の地図を短時間で検索することができる代わりに、進行方向へ走行可能なトンネル側道があっても大きくうかいするルートを示すようになっていました。

これは、従来の自転車専用ナビゲーションアプリ「自転車NAVITIME」では、検索対象の地図階層データや階層内の一部道路を制限することがあったことが原因と考えられています。

それでは、自転車専用ナビゲーションアプリ「自転車NAVITIME」のアップデート内容についてご紹介していきましょう。

今回の「自転車NAVITIME」のアップデートは、経路探索エンジン更新で、GPU技術を活用した地図階層データの同時並列処理を実現しています。

アップデートにより、ルート検索機能が向上し、より小道やサイクリングロードに沿ったルート検索が可能となり、一度に検索できる道路対象が従来の4倍に増加しています。

また、トンネル側道もルート対象となり、ユーザーがより多様なルートを選択できるように変更となっています。

今回、「自転車NAVITIME」に採用されているGPUの処理技術は米国NVIDIAの技術となっており、経路探索でのGPU活用は日本で初の導入となります。

自転車専用ナビゲーションアプリ「自転車NAVITIME」の評価を見てみると、AppStoreの評価が4.2と非常に高評価となっています。

自転車専用ナビゲーションアプリ「自転車NAVITIME」を提供しているナビタイムジャパンでは、より安心・安全にサイクリングを楽しめるようサービスの向上に努めていく方針を公表しています。

また、ナビタイムジャパンは、MaaS実現の重要なパーツである複数モビリティを組み合わせたマルチモーダルルート検索にGPUを活用することで、大量のデータを、経路品質のまま高速レスポンスでルート提供できるよう、研究開発を進めていくとしています。