「Twitter」iOS版アプリにおいてホーム画面をスワイプすることでリストの切り替えができる機能が追加されました。追加されたスワイプ切り替え機能により、Twitterでは自分の見たいリストを固定しホーム画面上でスワイプして表示することが可能です。
Twitterは米現地時間9月23日、iOS版「Twitter」アプリのホーム画面をスワイプすることでリストの切り替えができる機能を追加したことを発表しました。この機能は6月からテストを開始していて、一部のユーザーではすでに利用できています。
リストとは特定のユーザーだけの投稿を表示できる機能です。これまでもモバイルアプリ上で使えましたが、表示するにはメニューからリストを選びそこから目当てのリストを選択する必要がありました。これがスワイプで切り替えられるならかなり手軽になります。
Twitterのリスト機能はユーザーからの要望を受けて6月からテストを開始しましたが、実際に試したユーザーからは、見たくないリストまで表示されてしまうという意見が出ていました。
複数のリストを管理していると、目的のリストを表示するのに手間もかかります。これに応えるためか、Twitterは表示するリストを選択可能にしました。これでよく使うリストのみをホームに表示するとことが可能です。
スワイプで切り替えられるリストは最大5つまでとなっていて、メニュー内の「リスト」からスワイプ表示に対応させたいリストにピンを付けることで利用可能となっています。このスワイプ表示されるリストの順番も簡単に入れ替え可能です。
Twitterには、フォローしたアカウントのツイートが流れるホーム画面のタイムラインとは別に、好きなアカウントの一覧を作成して、そこに追加されたツイートだけを一覧できるカスタムタイムライン機能「リスト」が装備されています。
この「リスト」は複数作成が可能で、公開と非公開が選べる仕組みです。公開されたリストは他のユーザーからも閲覧が可能で、保存(登録)して自分のアカウントに追加もできます。
この「リスト」のフォロー機能を利用すれば、特定のジャンルや気になるトピックを追いかけるための「リスト」を作成して他のユーザーと共有したい場合にも役立つでしょう。
もう一つの非公開「リスト」では、リストに追加するアカウントはフォローしていなくてもよいので、相互フォローしてやり取りをする程ではないけれど、発言には注目しているといったアカウントのツイートをチェックするのに適しています。
ただこのリスト機能はアクセスしづらく、必ずしも多くの人に活用されているとは言えませんでした。そこでTwitterではアプリでリストを使いやすくする方法を模索していたようです。
リストの管理画面へは画面左上のプロフィールアイコンをタップすると現れるサイドパネルで[リスト]を選択するとアクセス可能です。
「すべて」のセクションにあるリストの「ピン」をONにすると「表示中」セクションにリストが登録され、ホームタイムライン画面に追加される仕組みです。
「表示中」セクションを編集モードにすれば、ドラッグ&ドロップでリストを並び替えすることも可能となりとても便利です。