AppleのiOS 13とiPadOS「ファイル」アプリでは、ファイルをZip形式で圧縮・解凍することが可能となりました。Appleが公開したiOS 13のファイルアプリで圧縮/解凍の手順やAppleの案内動画についてご紹介します。
AppleのiOS 13とiPadOS「ファイル」アプリにて、ファイルをZip形式で圧縮してメールなどで共有可能になりました。
AppleのiOS 13では、新機能として、Zipファイルの圧縮・解凍が可能になり「ファイル」機能が使いやすくなりました。
これまでは、他社製のドキュメントアプリなどを使う必要がありましたが、「iOS 13」からは標準機能だけでファイルの中身をチェックすることができます。
Appleは、iOS 13とiPadOSの「ファイル」アプリを使って、iPhoneやiPad、iPod touchで簡単に「圧縮」「解凍」する方法を紹介した動画を公開し、ユーザーに紹介をしています。
Appleは、公式YouTubeチャンネルで「How to compress and uncompress documents in Files on iPhone, iPad, or iPod touch【iPhone、iPad、iPod touchのファイルアプリで圧縮と解凍をする方法】」と題した動画を公開を行っています。
「ファイル」アプリにて、ファイルをZip形式で圧縮してメールなどで共有する方法についてご紹介しましょう。AppleのiOS 13のアップデートにより、ファイルアプリで、ZIP形式の圧縮と解凍が可能になりました。
「ファイル」アプリにて、ファイルをZip形式で圧縮してメールなどで共有する方法ですが、ファイルを選んで長押しし、クイックアクションに表示される「圧縮」をタップすると、ファイルがZIP形式で圧縮されます。
保存したZIPファイルをタップしてフォルダに解凍(伸長)すると、ファイルにアクセスすることができます。
ファイルをZip形式で圧縮する方法ですが、ファイルやフォルダを圧縮するには、「ファイル」アプリで、圧縮したいファイルやフォルダを長押しします。
ファイルアプリにてメニューが表示されるので「圧縮」を選択すると、ファイルが圧縮されます。
iOS 13とiPadOSの「ファイル」アプリを使って、複数のファイルを圧縮するには、画面右上の「選択」をタップしてから、圧縮したいファイルを選択し、青いチェックマークをつけます。
画面右下に表示されているの「・・・」マークをタップして「圧縮」を選択します。
圧縮ファイルを解凍する方法についてですが、圧縮されたファイルをタップするだけで圧縮されたファイルを解凍することができます。
ファイルを解凍するとファイルが表示され、タップすると中に保存されている写真やドキュメントを見ることができます。
なお、複数の圧縮ファイルを解凍した場合には、フォルダが表示され、タップすることでファイルの中身を確認することが可能です。
Appleでは、iOS 13とiPadOSの「ファイル」アプリを使って、パスワード付きのZipファイルも解凍可能となりました。
ファイルの解凍を行う際に、パスワードの入力欄が表示されるのでパスワードを入力することで、きちんと解凍することができます。
Appleがリリースした「iOS 13」のアップデート内容は次の通りとなっています。
「iOS 13」のアップデートにより、「ファイル」機能では、外部ドライブがサポートされ、USBドライブ、SDカード、またはハード・ドライブのファイルのアクセスと管理が可能となりました。
また、SMBサポートによる勤務先のサーバや自宅のPCへの接続ができるようになったほか、ローカルドライブにフォルダを作成し、よく使うファイルを追加するためのローカルストレージが利用可能となりました。
「iOS 13」のリリースにより、Zip圧縮およびZip解凍がサポートされ、Zipファイルの作成と展開が可能となった点は大きな特徴となっています。
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