iPhoneをワンタップするだけで再起動できる方法についてご紹介します。iPhoneの再起動をワンタップで出来ると、動作が不安定になった場合など、一時的な不具合が生じた時に何かと役に立ちます。また、再起動する際の注意点についてもご紹介します。
iPhoneを再起動するとき、どのようにしているでしょうか。一度電源をオフにしてから、電源をオンにしているかもしれません。電源をオフにするとき、Androidは「再起動」を選択できます。しかし、iPhoneではそれが出来ません。
ワンタップでiPhoneを再起動する方法はあるでしょうか。
実は、iPhoneをワンタップで再起動する方法があります。iPhoneには、体が不自由な方の為にアクセシビリティという機能があります。その中のひとつ「AssistiveTouch」という機能です。iPhone画面上に仮想のホームボタンを出すことが出来る機能です。
このAssistiveTouchを長押しすることで、iPhoneに再起動の命令をすることができます。
iPhoneの再起動には、「強制再起動」と「AssistiveTouchを利用する方法」の2種類があります。強制再起動とは、iPhoneの音量ボタン、ホームボタン、電源ボタンを使用して行う再起動です。iPhoneの画面操作が出来なくなった場合によく実施します。
AssistiveTouchを利用する方法は、iPhoneの画面上にホームボタンを出し、長押しすることで再起動を実施できます。再起動以外にも、音量の上げ下げ、画面の向きのロック、画面の読み上げ、Siriなど、カスタムアクションであらゆる機能にアクセスできます。
iOSのバージョンによって、AssistiveTouchを有効にする方法が違います。AssistiveTouchは、iPhoneの「設定」というアプリで有効にしますが、その設定の画面レイアウトがiOSアップデートによって微妙に変更されているためです。
つまり、AssistiveTouchを設定する方法が難しいわけではなく、AssistiveTouchの設定画面への進み方が、iOSバージョンによって少し違うだけです。
ここで、AssistiveTouchについてご紹介しておきたいと思います。AssistiveTouchとは、あらゆる機能を素早く使用するためのショートカットと、電源ボタンやホームボタンの操作を画面上で出来る機能です。
電源ボタンやホームボタンが故障した時も、AssistiveTouchで代用することが出来ます。また、iOS11以降ではさらにカスタムアクションが強化され、緊急電話、簡易アクセス、再起動や画面の読み上げ機能といったものが実装されました。
iOS11以降でAssistiveTouch機能のカスタムアクションが強化されたことにより、ワンタップでのiPhone再起動が可能となりました。
ワンタップで再起動するための、AssistiveTouchのカスタムアクションの設定方法についてご紹介していきます。
ワンタップでの再起動の設定方法は、iOSのバージョンによって違うため、進み方や画面遷移に違いがあるときには()内でご紹介していきます。
iPhoneの設定アプリを起動します。
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