2019年11月26日更新
楽天ペイが復旧も再び障害!一部の楽天カード機能は利用不可!
「楽天ペイ」において11月23日午前から使用できなくなる障害が発生していました。11月23日の午後には「楽天ペイ」の障害は復旧しましたが、25日午前から再び障害が発生しました。同日午後2時すぎに復旧しましたが、一部の楽天カード機能は未だ利用不可とされています。
「楽天ペイ」障害復旧後、再び障害
スマートフォン決済サービス「楽天ペイ」において、11月23日午前6時頃から使用できなくなる障害が発生していました。その原因について楽天は「QTnetの電源設備更新作業に伴う不具合」で、コード決済が一部利用不可となっていたようです。
11月23日の14時40分に「楽天ペイ」の障害は復旧しましたが、再び11月25日午前から利用できない状態になり同日午後2時すぎに復旧しました。
障害が発生している間、アプリを起動すると「ただいま緊急メンテナンス中のためサービスを停止しております」と表示され、利用できない状態でした。
11月23日には「楽天ペイ」と同じく「楽天カード」でも障害が発生していました。ネット上では「支払いができない」「Webサイトでクレジットカードの明細が確認できない」などの不具合の報告が多く寄せられていました。
楽天カードアプリを起動させるとログアウトされている状態で、ログインしようとすると、「メンテナンス中」と表示し利用できない状態となっていて、楽天カードの公式サイトを開いても「ただいま混みあっています」と表示する状況です。
そして11月23日10時50分頃、楽天カードの公式サイトが繋がるようになりましたが、楽天カードアプリはメンテナンス中でログインできない状態が続いています。
「楽天ペイ」障害の原因と対処法
楽天の公式のアナウンスによると、今回の「楽天ペイ」や「楽天カード」が使えない不具合の原因は、九州電力の子会社で福岡市にある通信会社「株式会社QTnet」の電源設備更新作業に伴うものであるとのことです。
この障害は外部設備のメンテナンスの際に生じたもので、これが原因で「楽天ペイ」も利用不可になったと思われます。カード決済など一部サービスの復旧が発表されていますが、復旧後の25日朝の処理負荷が増大し再び不具合が起こったようです。
今でも楽天カードアプリや楽天e-NAVIにログインできない状況は続いているようです。
楽天では11月27日が引き落とし日ということもあり、利用明細を確認したいユーザーはとても不便な思いをしています。楽天カードアプリや楽天e-NAVI機能が利用できない状況からの復旧が望まれています。
利用明細を確認したい場合、その対処法としては、次の引き落とし金額が記載された楽天カードからのメールを確認する方法があります。メールなら楽天アプリやe-NAVI機能が利用不可でも関係なく見られます。
楽天株式会社によると楽天カードは利用者がおよそ1800万人に上っていて、さらに「楽天ペイ」もスマートフォン決済サービスとしてユーザーの利用数を伸ばしています。
今年の消費税率の引き上げに伴って、キャッシュレス決済のポイント還元制度が導入されたことで、キャッシュレス決済の利用が急速に広がっていますが、このような中での相次ぐ不具合はユーザーの不安を大きくします。
楽天は「お客様には多大なご迷惑とご不便をおかけし深くおわび申し上げます」と謝罪していますが、今後このような不具合に対する対応は大きな課題となるでしょう。