AKB48のVRライブ配信「LiVR」を開始!劇場公演を神席で視聴!

AKB48グループの劇場公演がVRライブ配信アプリ「LiVR」で2月3日から配信開始となります。「LiVR」とは様々なライブコンテンツをVR映像で楽しめるVRライブ配信サービスで、今回有料チャンネルとしてAKB48の劇場公演配信サービスが追加されます。

AKB48のVRライブ配信「LiVR」を開始!劇場公演を神席で視聴!のイメージ

目次

  1. 1「LiVR」でAKB48の劇場公演をVRライブ配信!
  2. 2「LiVR」に追加される有料チャンネルとプラン
  3. 視聴方法
  4. 「LiVR」特製VRゴーグルと「VR無料視聴券」がセットの「VRパック」発売
  5. 3「LiVR」はソフトバンクの5G時代を見据えた取り組み
  6. 「LiVR」のサービス発表イベントにはAKB48メンバーも登場
  7. 合わせて読みたい!VRに関する記事一覧

「LiVR」でAKB48の劇場公演をVRライブ配信!

ソフトバンクとAKSは1月16日、VRライブ配信アプリ「LiVR(ライブイアール)」で、AKB48グループの劇場公演を2月3日から配信開始することを発表しました。AKB48グループの劇場公演をVRライブ配信するのは初の試みです。

「LiVR」とは2019年3月に開始されたソフトバンクが提供する様々なライブコンテンツをVR映像で楽しめるVRライブ配信サービスです。

すでにプロ野球のヤフオク!ドームの試合やバスケットボールのB.LEAGUEといったスポーツ中継をメインに配信を行っています。

今回はこの「LiVR」に有料チャンネルとしてAKB48グループの劇場公演配信サービスが追加される形となります。

配信される劇場は、東京・秋葉原の「AKB48劇場」、愛知・栄の「SKE48劇場」、新潟の「NGT48劇場」の3箇所となっています。

VRライブ配信アプリ「LiVR」では、各劇場のVR映像が楽しめるチャンネルと全ての劇場のVR映像が楽しめる「AKB48グループチャンネル」が用意されます。

各劇場のステージ正面と上手側、下手側の3カ所にVRカメラを常設し、ステージ正面のVRカメラは、劇場の最前列席より前に設置されるため、利用者は迫力あるVR映像を視聴できます。

これまで劇場まで会いに行けなかったファンも、「最前列よりも前の超神席」でライブを観覧できメンバーを応援することができるようになるでしょう。

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「LiVR」に追加される有料チャンネルとプラン

VRライブ配信アプリ「LiVR」では、各劇場のVR映像が楽しめるチャンネルと全ての劇場のVR映像が楽しめる「AKB48グループチャンネル」が用意されます。

「AKB48グループチャンネル」は、「AKB48劇場」から「SKE48劇場」へなど各劇場のVR映像に切り替えることが可能です。チャンネルを視聴できるプランは以下のようになっています。
 

チャンネル名 月額利用料金 プランの概要
AKB48チャンネル 3,300円 「AKB48劇場」の3カ所に設置したVRカメラで撮影した映像が見放題になるプラン
SKE48チャンネル 3,300円 「SKE48劇場」の3カ所に設置したVRカメラで撮影した映像が見放題になるプラン
NGT48チャンネル 3,300円 「NGT48劇場」の3カ所に設置したVRカメラで撮影した映像が見放題になるプラン
AKB48グループチャンネル 8,400円 各劇場に設置した、全てのVRカメラで撮影した映像が見放題になるプラン

劇場公演は各劇場でほぼ毎日開催されていて、各劇場のキャパシティは数百人程度でチケットの倍率は高いです。AKB48劇場の通常公演の場合、一般男性のチケット料金は3100円となっています。

紹介した「LiVR」配信を視聴すれば、1回分の値段でほぼ毎日劇場公演が神席で見放題となりとてもお得です。

視聴方法

視聴に使用するVRゴーグルは、スマートフォンにセットしてヘッドセットし使うタイプです。ヘッドセットはiOSとAndroidどちらにも対応していて、専用アプリをインストールして再生することでVR映像を視聴できます。

ヘッドセットを持っていない場合もスマートフォンだけでVR映像を視聴することができる「スマホモード」も用意しています。「LiVR」はソフトバンク以外のユーザーも利用可能です。

画質などはスマートフォンのディスプレイ品質に左右される特長であるため、「Xperia 1」など高解像度のスマートフォンを使ったほうが良いようです。

またVRヘッドセット自体に充電機能などはないので、視聴を始める際にはスマートフォンはフル充電しておいたほうが良さそうです。さらに配信されるデータ量も大きいので現状ではWi-Fiでの運用を想定しています。

ソフトバンクの動画SNS放題にも現状では非対応なので、視聴する際は固定回線とWi-Fiがベストと言えます。VRヘッドセットには映像内に視点変更や再生や停止を行うボタンが用意されていて、視線を合わせるだけで切り替えられる特長です。

「LiVR」特製VRゴーグルと「VR無料視聴券」がセットの「VRパック」発売

劇場VRパック

また視聴に必要な「LiVR」特製VRゴーグルとAKB48/SKE48/NGT48チャンネルのいずれかの「VR無料視聴券」をセットにした「劇場VRパック」が発売されます。

価格は各4500円で、AKB48グループの公式オンラインショップ「AKB48グループショップ」で予約を受け付けています。製品に同梱されているQRコードをスマホで読み取り「LiVR」でチケット登録することで、30日間の無料視聴が可能となります。

まずは劇場公演のVR視聴がどのようなものか体験してもらうため、3月31日までの期間限定で2019年12月8日に開催された「AKB劇場 14周年記念講演」のVR映像を1月16日からLiVRで無料配信されます。

実際に「最前列よりも前の超神席」を体験してみましょう。

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「LiVR」はソフトバンクの5G時代を見据えた取り組み

ライブ配信の開始に先立ち、東京・秋葉原の「AKB48劇場」で記者発表会が開催されました。

登壇したソフトバンク常務執行役員 サービス企画本部本部長の寺尾洋幸氏によると、今回発表された「劇場公演」のVRライブ配信、そして「LiVR」をソフトバンクが始めた理由は、5G時代を見据えた取り組みと言います。

3Gが「電話とメールの時代」、4G(LTE)は「データ通信の時代」となり、SNSなどが急速に普及し、個々が発信できるような時代になりました。

そして今後訪れる5Gの時代では低遅延や高速、大容量の通信が可能になることを挙げ「サービスの時代になるという仮説を持っている」と説明しています。

通信の遅延が少なくなることや4G以上の高速通信が可能になることが5Gの特長とし、その特長を活かした5Gの使い方のひとつとして、VRを使ったライブ配信に取り組むとしています。

ソフトバンクはこれを踏まえて、スポーツや音楽フェスの場でVR視聴などの実証実験を行ってきたと言います。今後の技術発展とユーザーの反響次第で本格的なVRヘッドセットの利用や高画質化など、5G時代に向けてさらに進化することが期待されます。

「LiVR」のサービス発表イベントにはAKB48メンバーも登場

「LiVR」サービス発表イベントにはAKB48の柏木由紀さん、SKE48の須田亜香里さん、NMB48の白間美瑠さん、HKT48の田中美久さん、NGT48の本間日陽さん、STU48の瀧野由美子さんも登場しました。

6人は今回のサービスについて特長を2つ挙げアピールしました。まず「最前列よりも前の超神席」で鑑賞できる特長を挙げています。劇場に3台設置されるLiVR用のVRカメラのうち、メインの1台はステージ中央、客席の最前列よりも前に設置されています。

柏木さんは実際にVRヘッドセットを付けて体験し「触れそうなくらい近い!」と神席以上のアングルで視聴できることをアピールしました。

もう1つの特長として「視点と劇場を一瞬で切り替えてリアルタイムに視聴できる」ということを挙げています。

先ほどの「超神席」以外の2台のカメラは上手、下手側からステージを見下ろすように設置されています。これで客席とは違ったアングルでメンバーの姿を追うことができるでしょう。

また柏木さんは、AKB48グループは劇場を大事にしていることに触れ、VRライブ配信で「劇場の良さを言葉で伝えることが難しいので、VRによってたくさんの方に楽しんでいただける機会になる」とコメントしています。

須田さんは、かつて劇場公演で後ろの見つけてもらいにくいポジションで活動していた過去に触れ、「LiVR」によって「アングルを変えてみられるのは日の目が当たりにくいメンバーにとって励みになる」と期待を寄せていました。

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