2020年02月11日更新
iOS13.3.1アップデート後バッテリー消耗が早い?
iOS13.3.1アップデートがリリースされ、iOS13.3.1アップデートを適用したユーザーからバッテリー消耗が早いとの報告がされています。一方で「バッテリーが長持ちするようになった」という事例も報告されていて、バッテリー消耗には様々な事例があるようです。
目次
「iOS13.3.1」アップデート後バッテリー消耗が早いとの報告
Appleは米現地時間1月28日、iOS13.3.1アップデートをリリースしました。
iOS13.3.1アップデートにより、U1超広帯域(UWB)チップによる位置情報サービスの使用を制御するための設定が追加され、セキュリティ関連を含む複数の不具合や問題の修正、機能の改善などが実施されています。
iOS13.3.1アップデートを適用したユーザーから「バッテリーの減りが早くなった」などバッテリーの消耗が激しくなったことが報告されています。また一部では「充電の持ちが良くなった」「変わっていない」といった改善事例も報告されています。
iOS13.3.1でバッテリーの消耗が早い事例
ios13.3からios13.3.1にしたところ、バッテリーバカ食いする様になりました。今日くらいの使い方だったら50%前後は残るはず。これは待った方が吉かもしれん pic.twitter.com/Rwi56rVCuN
— P.H.!.-G (@Phi_7th) February 7, 2020
iOS13.3.1アップデート後、Twitter上では一部ユーザーから「バッテリーの消耗が早い」や「iPhoneの充電の持ちは全く改善していない」など、様々なバッテリーパフォーマンスの悪化を報告するツイートが多く見られています。
追伸
— 藤味 夏 (@fuzimi_natsu) January 30, 2020
ios13.3.1にしてみたらバッテリーの減りが、凄いです🔋
いろんなサイト観たら、appを開けたままでアップデートすると色んな所に不備が出るそうで、
私もすっかり忘れて処理せずしてしまったからなのかもしれませんが
迷ったら、アプデは非推奨です笑
でもバッテリー以外は順調だよ。
「iPhone XR」でバッテリー消耗が早くなったとの検証結果
さらに、iOSアップデート適用前後で駆動時間などのバッテリーパフォーマンスがどう変わっているのか、比較を検証するYouTunbeチャンネル「iAppleBytes」が、iPhoneの機種それぞれのバッテリーパフォーマンスの比較検証動画を公開しています。
YouTunbeチャンネル「iAppleBytes」では、iOS13.3.1アップデート適用前と後のそれぞれの機種のバッテリーの持ち時間の比較検証が公開されていて、その結果は以下のようになっています。
一覧からわかるように、iPhone 8やiPhone XRではバッテリーの持ち時間が最大11分減少しています。
機種 | iOS13.3駆動時間 | iOS13.3.1駆動時間 | 駆動時間の差 |
iPhone SE | 3時間5分 | 3時間7分 | +2分 |
iPhone 6s | 3時間22分 | 3時間19分 | -3分 |
iPhone 7 | 3時間53分 | 3時間45分 | -8分 |
iPhone 8 | 3時間43分 | 3時間54分 | -11分 |
iPhone XR | 6時間17分 | 6時間6分 | -11分 |
バッテリーパフォーマンスが改善されたとの声も挙がっている
iOS13.3.1アップデートによって「バッテリーの消耗が早い」とバッテリーパフォーマンスの悪化を報告する声が多数見られます。
しかし一方で「reddit」などの掲示板等では「バッテリーのパフォーマンスは変わっていない」「iOS13.3.1にアップデートしたら充電が長持ちするようになった」などの声もあります。
iOS and iPadOS 13.3.1 vs iOS and iPadOS 13.3
— iOS News And More (@iosnewsandmore) January 28, 2020
🔋 Battery life: increased with 1.6% compared to iOS 13.3!
⏱ Performance: increased with 0.84% compared to iOS 13.3.
These results are averages, so they may vary on each device. pic.twitter.com/2OHSC0fxvG
またiOSアップデート配信後にバッテリーパフォーマンスの比較検証結果などをTwitterに投稿しているアカウント「iOS News And More(@iosnewsandmore)」では、iOS13.3.1でバッテリー容量が1.6%相当改善し長持ちするようになったとの結果を投稿しています。
ただバッテリーについては、使用環境によってそのパフォーマンスは大きく異なるため、必ずしもiOS13.3.1アップデートとバッテリーパフォーマンスの悪化が関係しているとは言い切れないでしょう。
バッテリー異常消耗の際に試すこと
iOS13.3.1アップデート後にバッテリーがあまりにも急激に消耗する場合は、iOS13.3以降のバッテリー残量が不正確に減少するという問題がまだ続いている可能性も考えられます。
もしアップデート後にバッテリーの異常消耗が見られる場合は、iPhoneの再起動や「最適化されたバッテリー充電」の設定をいったん解除をして問題が改善しないか試してみましょう。