「NHKプラス」がサービス開始もID登録が一時停止に！

3月1日、NHKは、地上デジタル放送のネット配信サービス「NHKプラス」の登録受け付けを開始しました。

NHKがサービスを開始する地上デジタル放送のネット配信サービス「NHKプラス」では、iPhoneやAndroidのスマホ端末のスマホアプリや、PCやタブレットなどのWebブラウザーなどでNHKの番組を視聴することができます。

ネット配信サービス「NHKプラス」では一部の番組を除き、NHKの地上波放送「NHK 総合」と「Eテレ」の番組をリアルタイムで配信が行われます。

「NHKプラス」では受信契約を紐付けた「ID」の登録を行ったユーザーに対し、7日前までの放送をオンデマンド視聴が可能となる「見逃し配信サービス」も提供するとしています。

なおサービス開始となる3月については試験期間として午前7時から翌午前0時までの約17時間のリアルタイム配信を実施する予定となっており、4月1日からは午前6時から翌午前0時までの18時間を配信するとのことです。

またリアルタイム視聴については受信契約を紐付けた「ID」の登録が不要となっていますが、画面上に受信契約の案内が表示される仕組みとなっています。

「NHKプラス」にて、7日前までの放送をオンデマンド視聴が可能となる「見逃し配信サービス」を利用するためには、受信契約を紐付けた「ID」の申請を行う必要があります。

「見逃し配信サービス」を利用するためのIDはNHKのWebサイトから申請することができるようになっており、申請方法については、メールアドレスを登録後、登録フォームに放送契約の住所や氏名などの情報を入力します。

入力後、1〜3週間後にNHKから確認コードが記載されたハガキが届き、それを入力してログインするという仕組みとなっています。

「NHKプラス」を利用して番組を視聴をする際に画面上右下に、表示される「放送番組の同時配信と見逃し番組配信をご覧いただけます」という案内を消したり、見逃し再生を利用するためには、「ID登録」や「ログイン」が必要となります。

「NHKプラス」では「ID登録手続き」を行う為にアクセスしたユーザーが、登録画面を開いたり、登録メールのURLから登録手続きを行う際に、「只今、アクセスが集中しております」というエラーが表示されてしまい、ID登録できない不具合が発生しています。

NHKではID登録について、サービス開始の3月1日の段階で「新規の申込みを一時的に停止している」と案内を行いました。

一時的にID登録が停止となった原因についてはアクセスが集中したためとしており、登録再開できるようになった場合には、再度告知するとしていました。

「ID登録停止中」と表示されるエラーについては、IDの新規登録が一時的に停止となってしまったことが原因でメール配信の遅延が起きてしまったためのエラーと考えられます。

NHKではサービス開始の段階では、メールが届いたら１時間以内に登録を済ませる必要があるとしていましたがアクセス集中により、登録が完了できないユーザーが増加してしまったとみられています。

NHKでは、1日15時30分より「NHKプラス」の新規申込受付を再開しています。

再開するにあたって、当初の「メールアドレス登録から1時間以内に契約情報を登録すること」とされていた登録手続きを「24時間以内に契約情報の登録を行うこと」へ内容を緩和しています。

一時的にID登録が停止となってしまったユーザーは、「NHKプラス」の新規申込受付のサイトより、改めてID登録の手続きを行ってみましょう。