2020年05月14日更新
NHKインターネット同時配信「NHKプラス」は4月から!見逃し番組配信も開始!
NHKは2020年4月よりインターネット同時配信「NHKプラス」のサービスを開始することを発表しました。NHKのインターネット同時配信「NHKプラス」にあわせてNHKオンデマンドが一本化され「見逃し番組配信」として4月からサービス開始となります。
目次
NHKは2020年4月1日よりインターネット同時配信「NHKプラス」のサービスを開始
NHKが、2020年4月1日よりインターネット同時配信「NHKプラス」のサービスを開始することを発表しました。
NHKでは、インターネット同時配信「NHKプラス」のサービスを開始にあわせ、NHKオンデマンドが一本化され「見逃し番組配信」サービスついても配信を開始するとしています。
なお、インターネット同時配信「NHKプラス」を利用するには、NHKの受信契約が必要となっており、同時配信される番組については、リリース段階は埼玉・東京・千葉・神奈川の南関東エリアと同一の内容となるとのことです。
インターネット同時配信「NHKプラス」について
4月からサービス開始となるインターネット同時配信「NHKプラス」は、受信契約のある世帯で視聴することが可能となっており、「NHK総合」や「Eテレ」で放送中の番組をインターネットでも同時に視聴が可能となります。
インターネット同時配信「NHKプラス」で発行可能なIDは、1放送契約につき、1つのIDとなっており、ID一つに対して最大5画面まで同時に動画配信を楽しむことができます。
なお、「NHKプラス」では、NHKの受信契約のないユーザーも、視聴することができますが、画面上にメッセージが表示されるようになっており、「見逃し配信」については視聴することができないとのことです。
ただし、災害発生時は、画面上のメッセージは表示されず、受信契約のないユーザーも「常時同時配信」の視聴が可能となります。
「見逃し見放題パック」のサービスを終了し月額990円の「まるごと見放題パック」にサービスの一本化
NHKオンデマンドは、月額990円で利用可能な「見逃し見放題パック」のサービスを終了し、月額990円の「まるごと見放題パック」にサービスの一本化を行うことが発表されています。
「まるごと見放題パック」では、月額990円の有料料金が設定され、放送から1週間以降も見逃し番組を視聴することが可能となります。
なお、「見逃し配信」サービスの内容については、NHKでの番組放送終了時刻から起算して7日間提供されるとのことです。
「NHKプラス」を利用する方法について
「NHKプラス」を利用する方法についてご紹介しておきましょう。「NHKプラス」を利用するには、事前に、NHKの放送受信契約が必要となります。
動画配信を視聴する手順としては、PCまたはスマホ端末にて「NHKプラス」の案内ページにアクセスを行うか、iPhone/Android向けユーザーの場合は、アプリから、画面にメールアドレスや受信契約者氏名及び住所など放送受信契約情報の入力を行います。
次に、ログインID・パスワード・秘密の質問と答えを設定することで、利用申込みが完了となり、動画配信を視聴することが可能となります。
その後、受信契約の確認をNHKにて行った後、契約住所に確認コードを記載したハガキが郵送され、入力画面に確認コードを入力することで、利用登録が完了となります。
「NHKプラス」のサービス対象について
「NHKプラス」のサービス対象については、地上2波の「総合テレビ」と「教育テレビ」が対象となっています。
4月のサービス開始段階では、埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県エリアの南関東エリアを対象とした放送を全国に、南関東エリアの放送と同時に配信されるようになります。
配信ビットレートについては、最大1.5MbpsのSD画質相当となっていますが、回線の状況やアクセス集中の場合には、影響を受けることがあるとされています。
「NHKプラス」を視聴できる端末はPCとスマートフォンなどのモバイル端末となっており、現段階では「テレビ一体型端末向けのサービスは当分の間実施しない」方針とされています。
「NHKプラス」サービス開始の背景について
NHKでは、「NHKプラス」サービス開始の背景について、「インターネットを適切に活用し、多様な伝送路で、ユーザーに公共性の高いコンテンツや情報を、いつでも、どこでも伝える環境を整備すること」が目的であると公表しています。
また、「見逃し番組配信」サービス開始については、スマートフォンやタブレットなどを利用して、ユーザーが場所や環境を選ばす、それぞれのニーズに役立てることができればと説明しています。