2020年03月16日更新
Moog/Korgが「シンセサイザー」アプリを無料配布!
楽器メーカーのKorgとシンセサイザーメーカーのMoogがシンセサイザーアプリの無料配布を開始しました。無料配布が開始された楽器メーカーのKorgとシンセサイザーメーカーのMoogが提供するシンセサイザーアプリについてご紹介します。
目次
- 1楽器メーカーのKorgとシンセサイザーメーカーのMoogがシンセサイザーアプリの無料配布を開始
- 2Moogが無料配布を実施するiOSアプリの「Minimoog Model D Synthesizer」について
- ・「Minimoog Model D Synthesizer」の新機能について
- ・「Minimoog Model D Synthesizer」の無料配布期間について
- 3楽器メーカーのKorgが無料配布を開始iOSおよびAndroid向けのシンセサイザーアプリ「iKaossilator」について
- ・iOSおよびAndroid向けのシンセサイザーアプリ「iKaossilator」の主な特長について
- ・「iKaossilator」の無償配布の期間について
- ・合わせて読みたい!音楽アプリに関する記事一覧
楽器メーカーのKorgとシンセサイザーメーカーのMoogがシンセサイザーアプリの無料配布を開始
楽器メーカーのKorgとシンセサイザーメーカーのMoogが、それぞれ、シンセサイザーアプリの無料配布を開始したことを発表しました。
楽器メーカーのKorgが、無料配布を開始したのは、iOSおよびAndroid向けのシンセサイザーアプリ「iKaossilator」となっており、期間限定での無料配布に対応します。
また、シンセサイザーメーカーであるMoog(モーグ)は、2018年にリリースしたiOSアプリの「Minimoog Model D Synthesizer」を無料にて配布を行うこととしています。
Moogが無料配布を実施するiOSアプリの「Minimoog Model D Synthesizer」について
Moogが無料配布を実施するiOSアプリの「Minimoog Model D Synthesizer」についてご紹介していきましょう。
「Minimoog Model D Synthesizer App」は、世界初のポータブルシンセサイザーである「Minimoog Model D」のモバイル版となっています。
「Minimoog Model D」のモバイル版として、iOSデバイスにて利用可能な「Moog Model D for iOS」は、世界初のポータブルキーボードシンセサイザーのオリジナルのアナログ回路設計に基づいて構成されています。
「Moog Model D for iOS」の特徴として、すべての64ビットiOSデバイスでの使用に最適化されている点が挙げられ、160を超えるプリセットを使用してジャンプすることや、コントロールに指を置くことも可能となっています。
iOSプラットフォームを最大限に活用した「Minimoog Model D」のシンセサイザーアプリには、これまでのアナログアプリにはなかった、刺激的なサウンド作成ツールと機能が、多く組み込まれています。
「Moog Model D for iOS」を活用することで、ユーザーのニーズに合わせて、創造的な可能性を大きく広げることができると案内されています。
「Minimoog Model D Synthesizer」の新機能について
「Minimoog Model D Synthesizer」では、新機能として、次の機能を搭載しています。
「Minimoog Model D Synthesizer」の新機能 | |
① | 最大4音のポリフォニーでコードを演奏する機能 |
② | リズミカルなパターン作成用の使いやすいアルペジエーター機能 |
③ | 無制限のオーバーダビング機能を備えたリアルタイムループレコーダー機能 |
④ | テンポ同期可能なステレオピンポンディレイモジュール機能 |
⑤ | ベンダー-広範囲のステレオ時間モジュレーションエフェクトモジュール機能 |
「Minimoog Model D Synthesizer」の無料配布期間について
「Minimoog Model D Synthesizer」の無料配布期間について、提供を行うMoogは、現段階では、無料配布期間の終了日について明らかにしていません。
ですが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を考慮して、無料配布を実施することからも、早い段階でインストールしておくほうが良いと思われます。
楽器メーカーのKorgが無料配布を開始iOSおよびAndroid向けのシンセサイザーアプリ「iKaossilator」について
それでは、楽器メーカーのKorgが無料配布を開始したiOSおよびAndroid向けのシンセサイザーアプリ「iKaossilator」についてご紹介していきましょう。
iOSおよびAndroid向けのシンセサイザーアプリ「iKaossilator」は、楽器業界でも新しい〈ガジェット楽器〉であるシンセサイザーKAOSSILATORを、スマホやタブレットのデバイス向けに、音楽アプリとしてリリースしたものです。
「iKaossilator」では、タッチ・パッドに触れるだけで演奏が可能となるインターフェイスを搭載しており、ユーザーがループ・シーケンサーによるトラック・メイクやライブ・パフォーマンスを自由に行える仕様となっています。
その他にも、音楽プレイを盛り上げるための要素として欠かせない、ビジュアル・エフェクトも搭載しています。
iOSおよびAndroid向けのシンセサイザーアプリ「iKaossilator」の主な特長について
iOSおよびAndroid向けのシンセサイザーアプリ「iKaossilator」の主な特長については、次の点が挙げられます。
「iKaossilator」の主な特長 | |
① | スケール/キー設定機能 |
② | 最大5パートのループ・シーケンサーに対応可能 |
③ | あらゆるダンス・ミュージックに通じる150種類の内蔵サウンドを搭載 |
④ | WIST機能によるiELECTRIBEなどの楽器アプリとワイヤレス同期プレイ |
「iKaossilator」の無償配布の期間について
「iKaossilator」の無償配布についても、現状、問題視されている新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けているものとなっています。
「iKaossilator」の無償配布期間については、iOSアプリ「iKaossilator for iOS」が3/31までとなっており、Androidアプリ「Kaossilator for Android」の無料配布期間は、3/20までに設定されています。