2020年05月24日更新
【iPhone】低電力モードの「メリット/デメリット」を解説!
iPhoneの低電力/省電力モードにしたときのメリットとデメリットをご紹介します。iPhoneを低電力/省電力モードにしたときのメリットは、バッテリーが長持ちすることです。しかしデメリットもあるので注意が必要です。是非参考にしてみてください。
目次
【iPhone】低電力/省電力モードとは
iPhoneの便利な機能のiPhoneの低電力と省電力モードについてご紹介します。
バッテリーの消耗を抑えて駆動時間を延長させる機能
iPhoneの低電力モードとは、iPhoneの電池の消耗を押さえ電池を極力長持ちさせるモードとなっています。iPhoneの使い方にもよって違いはありますが、バッテリーの持ちが2倍近くまで伸びることもあります。
バッテリー残量が減った時には低電力モードに切り替えることで充電が無くなってしまうというバッテリー切れの予防が出来るようになります。低電力モードは、iPhoneの電池の残りが少なくなった時に起動できるようになっています。
20%以下の残量で移行通知が表示される
iPhoneの電池が20%を切った時に、自動で低電力モードに移行できるといった通知が表示されるような性能です。低電力モードの通知を受けた時にオンにすることで自動的に低電力モードに切り替わります。
通常時とバッテリー持ちの違い
iPhoneの性能として通常のバッテリーの持ちと低電力モードの時のバッテリーの違いをご紹介します。通常のバッテリーとの違いを比べてみると低電力モードのメリットが分かります。
1時間程度駆動時間が伸びる
通常の時と低電力モード中の違いは、iPhoneの低電力モードにすることでiPhoneのバッテリーが通常より1時間程度持つようになることです。この低電力モードの内容は、Appleの公式サイトでも記載されています。
オンオフの見分け方
iPhoneの低電力モードのオンとオフの見分け方は、とても分かりやすくなっています。iPhoneの電池が21%以上あるときには、電池のマークが緑色です。電池が20%以下になると赤色のマークに変わります。
電離が20%以下になった時に低電力モードを選択すると、電池のマークが黄色に変わります。黄色になることで低電力モードに切り替わったことが分かります。色の違いで見分けることが出来るようになっています。
iPhoneを低電力モードにしたまま充電すると、充電が80%以上になるまでマークは黄色のままとなります。充電が80%を超えると電池マークが通常の緑色に変わります。
【iPhone】低電力/省電力モードをオンにする方法
iPhoneの低電力と省電力モードをオンにする方法をご紹介します。
オンにする設定の手順
低電力/省電力モードをオンにする手順は、以下の通りです。
設定アプリを開きバッテリーに進む
まずiPhoneの本体の歯車マークの設定アプリをタップして設定を開きます。
次に、設定の中にある電池マークのついたバッテリーをタップします。
低電力モードをオンに設定する
iPhoneのバッテリー設定の中にある低電力モードのスイッチをタップすることでオンとオフに切り替えることが出来ます。省電力モードの間は、電池のマークが黄色になるので黄色になったことを確認して下さい。
低電力モードをオンにする手順をすることで、充電が20%以下になっていなくても常時低電力モードをオンにしておくことも出来ます。
コントロールセンターに追加する手順
よくiPhoneの電池が無くなる・頻繁に低電力モードに切り替えるといった人は、コントロールセンターへ低電力モードの切り替えのスイッチを配置することも出来ます。
設定内のコントロールセンターを開く
コントロールセンターに低電力モードのスイッチを配置するには、まずiPhoneの設定を開きコントロールセンターという個所をタップします。
カスタマイズで低電力モードを選択する
コントロールセンターを開くとコントロールをカスタマイズという項目が出るのでコントロールをカスタマイズをタップします。
コントロールをカスタマイズをタップすると様々な機能を追加できるようになっているので、低電力モードを選択して追加します。
するとコントロールセンターの中に電池のマークが追加され低電力モードの切り替えが出来るようになります。コントロールセンターに追加しておくことでいつでも低電力モードに切り替えが可能になるのでとても使いやすくなります。
【iPhone】低電力/省電力モードの「メリット/デメリット」
iPhoneの低電力/省電力モードのメリットとデメリットをご紹介します。
「メリット」の内容
iPhoneの低電力/省電力モードのメリットの内容は以下の通りです。
バッテリーもち/駆動時間が伸びる
低電力モードの唯一のメリットは、通常よりもバッテリーが長持ちするといった性能となっていることです。1日中iPhoneを使っているとバッテリーの消耗が通常よりも短くなりバッテリーの消費がとても短くなってしまいます。
なので1日のどこかで低電力モードに切り替えることで消費電力が少しでも抑えることが出来るようになりiPhoneの駆動時間が伸びます。
「デメリット」の内容
iPhoneの低電力/省電力モードのデメリットの内容には、Appleのサポートページにものっていない制限される機能があることです。
CPUの速度や端末の性能が低下する
デメリットの内容の一つは、低電力モード中にはCPUの処理速度を下げてしまうことです。CPUが下がるということは、iPhoneの性能が落ちてしまうといったことになります。
性能が落ちるということは、通常よりも本体の動作速度が落ちたりネット検索などの読み込みが遅くなったり、画面がスムーズに動かなくなったりしてしまいます。
様々な機能がオフになる
上記のデメリットであるiPhoneの性能が落ちるだけではなく、メールの自動受信やアプリの自動更新・ダウンロード・iCloudのフォトライブラリなどの様々な機能もオフになってしまうこともデメリットの内容となっています。
しかし低電力モード中でもLINEやメッセージ・Twitterなどの通知は出来るようになっているので、低電力モード中でもリアルタイムのやり取りができる様にはなっています。
Siriが呼びかけに反応しなくなる
iPhoneの性能のSiriが、低電力モード中だと呼びかけても反応しなくなってしまうこともデメリットの内容の一つに挙げられます。よく使う人は低電力モード中は、使うことが出来ないので注意が必要です。
【iPhone】低電力/省電力モードは使うべき?
iPhoneの低電力/省電力モードは使うべきなのかご紹介します。
モバイルバッテリーを使うべき
低電力モードは、1日の内の1時間程度しかバッテリーを長持ちさせることが出来ません。更に、低電力モード中のiPhoneの性能に制限がかかるといったデメリットもあります。
その点モバイルバッテリーならば省電力モードと違い、バッテリーがとても長持ちして充電も可能なのでよくiPhoneを使う人は、モバイルバッテリーを買って常備しておくのが良いかもしれません。
安価で何回か充電できる
モバイルバッテリーは、数千円出せば買うことが出来ます。ネットなどでモバイルバッテリーと検索するだけでも多種多様なモバイルバッテリーが出てきます。値段も手ごろで数千円で入手ができ、iPhoneの性能の制限をかけずに充電することが出来ます。
モバイルバッテリーではiPhoneをフルに充電するのに十分な容量のものが多く、更にはiPhoneを3回や4回フルで充電できるモバイルバッテリーもあります。
なので通常よくiPhoneを使う人は、モバイルバッテリーを一つは持っておいても良いかもしれません。
まとめ
iPhoneの低電力モードのメリットとデメリットをご紹介しました。低電力モードのメリットはiPhoneの電池を1時間程度長持ちさせることが出来ます。
しかし低電力モードにもデメリットがあります。低電力モードを使うことで様々なiPhoneの性能が機能しなくなるといったことがデメリットとして挙げられています。
よくiPhoneを使う人は、モバイルバッテリーを買っておくほうが安心かもしれません。他にも通常時と低電力モードを使った時のバッテリーの違いなどもご紹介したので是非参考にしてみてください。