2018年11月26日更新
YouTubeの再生回数のカウント方法について解説
YouTubeに動画を配信していてなかなか再生回数が伸びない、再生回数のカウントの仕組みはどうなっているのか、これからかYouTubeで配信を始めたい方にも、再生回数のカウントの仕組みは?カウントを買うことができるのか?カウントを増やす方法をご説明いたします。
目次
YouTubeの再生回数のカウント方法の仕組み
世界中から利用されている動画配信サービスのYouTube。動画配信者をユーチューバーと言い、若い世代・子供たちからは特に、自分がなりたい職業に出てくるほど、YouTubeで動画を配信して注目されることに魅力を感じている方が年齢問わず多いです。
今回は、YouTubeで動画を配信しているほとんどの方は、1度は気にしたことがある動画の再生回数/視聴回数について、ご説明します。
YouTubeで再生回数/視聴回数のカウントのタイミングを知ることで、自分のYouTubeのチャンネルの再生回数/視聴回数がなかなかカウントされない、もどかしさを少しでも軽減できるかと思います。
正式な仕組みは非公開になっている
YouTubeの動画の再生回数/視聴回数のカウントされる仕組みは、公式に発表しておりません。また、ユーチューバー側が、カウントの仕組みを公表することは、規約違反になり動画削除やアカウント凍結になります。
YouTubeは、人気のユーチューバーになると収入を得ることもできます。その収入に結びつくのが、再生回数/視聴回数です。
1回の再生回数の金額と、企業広告からが主な収入源です。現在は、視聴時間も大切な収入の判断基準になっています。
企業広告が使えるようになるには、これまで公開した動画の再生回数/視聴回数が、1万回以上視聴されると広告を載せることができます。
YouTubeの再生回数のカウントに関する疑問
正式には発表されていない、YouTubeの再生回数/視聴回数がカウントされるタイミング。
YouTubeに動画を配信していると、これはカウントになるのか?再生回数/視聴回数のカウントを買うことができるのか?買うとどうなるのか?カウントのタイミングは?など、疑問が出てくるかと思います。
再生回数/視聴回数のカウントに関する代表的な疑問にお答えします。
自分で再生したらカウントされるか
「YouTubeの再生回数/視聴回数のカウントを増やす方法って、自分で何回も再生したらいいんじゃないの?」
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、その疑問に対する答えは、カウントになりませんし、不可能です。
YouTubeの運営側は自作自演で再生回数/視聴回数のカウントが増えないように対策をしています。
仕組みとしては、インターネット上に接続された機器のナンバー(IPアドレス)から連続して再生・視聴された動画は、1回としてしかカウントされません。
シークレットウィンドウにしても、ログアウトしても同一の接続回線を使用している以上、自身で再生回数/視聴回数のカウントを増やすことはできません。
YouTubeで公開されていませんが、ある程度の時間を置くと、同じIPアドレスで自分が配信した動画を再生するとカウントを増やすことはできることがありますが、不正行為だと判断されると、カウント数が減ることがあります。
自分で同じIPアドレス又は複数のデバイスで自分の動画をリピート再生しても、カウントは増えることはありません。収入を増やしたいからと、再生回数/視聴回数を増やそうとしても、カウントは無効なので注意が必要です。
何分再生したらカウントされるか
YouTube側から、正式に何分で再生・視聴されると、再生回数/視聴回数がカウントされるのか公表していません。
また、ユーチューバー側などが再生回数が増える仕組みや、カウントが増える視聴時間やタイミングを公表することは規約違反になります。
再生回数のカウントに関連する視聴時間も、広告収入に繋がる重要な部分なので、一瞬再生されただけではカウントにはなりません。また、動画の途中でスキップしてもカウントにはなりません。
再生回数を買うことはできるか
YouTubeの再生回数を買うことは可能ですが、再生回数のカウントを買う違反行為です。
インターネットで検索すると、YouTubeのチャンネル登録者数や再生回数のカウントを買うことで、再生回数を増やすサービスをするサイトが出てきます。サービス業者によって、再生回数1回に付き1円など、料金はさまざまです。
再生回数が多い=面白いと視聴者に興味を持たせることで、更なる再生回数と広告収入を得ることができるかもしれないと思うかもしれませんが、このような行為はYouTube側から明確に規約違反だと定めています。
常に、YouTube側から監視されているので、チャンネル登録者数は少ないのに、不自然に再生回数が増えているような動画は見つかると、不正行為が行われているか検証して発覚次第、動画削除又は、アカウントの停止の処分が下ります。
1再生あたりの収益はいくらか
YouTubeに配信した動画が、1回再生されるといくらもらえるのか明確には公開されていません。
先程も説明しましたが、YouTubeを始めてから配信した動画の再生回数が1万回以上再生されると、YouTubeパートナー・プログラムを組むことで、自分の動画に広告を表示できるようになります。
この広告が再生される、クリックされるなどによって報酬が発生します。この広告にもたくさんの種類があり、それぞれ再生回数やクリック数1回の単価が違います。
ですが、広告が1回クリック、または再生でいくらの報酬がもらえるのかという情報は、公開することが許されていないので明確にはわかりません。
リロードで再生回数は増えるか
YouTubeで配信されている動画の再生回数を増やすために、リロード(更新)してカウントを増やそうとしても、増やすことはできません。
あまりにもリロード行為をしていると、最悪の場合アカウントの停止になるので、リロードしたからといって再生回数のカウントは増えないので、覚えておくことをおすすめします。
一人で何度も再生するとカウントされるか
短時間に何度も同じ動画を視聴しても、再生回数はカウントされません。
YouTubeの運営側は常に、動画の再生回数が不正にカウントされていないかなど、厳しく監視しています。
例え、自分自身が短時間に何度も動画を再生してカウントを増やしても、後からYouTube側のタイミングでカウントを調整することで再生回数が減ることがあります。
繰り返しになりますが、動画の再生回数を増やそうとリロードしたり、再生回数を買う行為をすると違反行為になるため、動画の削除やアカウントの停止になるので、再生回数のカウントを不自然に増やそうとする行為は考え直すことをおすすめします。
YouTubeの再生回数がカウントされない原因
YouTubeの規約を守り、自分は正しく視聴しているのにも関わらず、なかなか自分の動画の再生回数のカウントが増えないことがあります。
YouTubeの動画の再生回数のカウントが増えない原因をいくつかご紹介します。
反映に時間がかかっている
YouTubeの動画を配信してもすぐに再生回数が反映されないことがあります。
YouTubeは、クリエイターや広告主、ユーザーに対して公正な情報を常に表示できるようにするためにアルゴリズム(算法)を使うことで、動画の再生回数を検証しています。
そのため、正確な情報を表示させるために、再生回数のカウントが反映されず、自分が思っている再生回数のカウントされるタイミングとは違うことがります。ある程度の時間が経つと表示されるので、焦らず待ってみましょう。
YouTubeに自分で動画を配信している方でしたら、「YouTube アナリティクス」を使用すると、再生回数の詳細を確認することができるので、再生回数が増えたタイミングも知ることができるかと思います。
再生回数301回で止まる
現在ではあまり見かけなくなってきていますが、動画を視聴していると、再生回数のカウントが301回でそれ以上カウントが増えないことがあります。
これは、YouTubeで急激に再生回数が増えると、301回で一時カウントを止めて、この再生回数の増え方に不正行為がされていないのか確認しています。
ある程度の時間が経つと、再生回数のカウントが増えたり、中には不正行為が発覚してカウントが減ることもあります。
再生回数よりも評価やコメント数が多くなる
YouTubeで動画を観ていると、動画の再生回数より評価やコメント数の方が多い動画を見かけたことはありませんか?
この現象は、動画を配信して時間が経っていない動画によく起こる現象です。
先程も説明しましたが、動画の再生回数は、収益に関係する重要な部分なので、不正に再生回数がカウントされていないか検証するため、カウントの反映されるタイミングが遅くなることが多いです。
一方、動画の評価やいいねは、反映するまでの時間がかかりません。そのため、再生回数と評価やコメントの数が反映されるタイミングにずれが生じます。
再生回数が減ることもある
YouTubeで動画を配信していると、再生回数のカウントが減ることがあります。
これは、再生回数のカウントに不正行為があった場合、YouTube側がそのカウントを削除するため、カウント数が減る現象が起こります。
過去に、海外の有名アーティストの動画が、数億回と再生されましたが、突然カウント数が減る現象が起こりました。
その当時は、インターネットブラウザの更新(リロード)、F5キーの連打をすることでカウント数を上げることができました。現在は、その行為は不正行為になり、カウントも増えることがありません。
動画を配信して、カウント数が減ることがあった場合、何かの不正行為が見つかり、カウント数に減る対処をされたことになります。
応援したい人のYouTube動画の再生回数のカウントを増やす方法
YouTubeの動画でお気に入りの配信者が見つかった、自分も応援したいと思う方は少なくないかと思います。先程もご説明しましたが、同じIPアドレスから自分で何度再生してもカウント数は増えません。
リロードやF5キーを連打してもカウントされないどころか、不正行為が発覚してしまい、結果再生回数が減ることになります。
どうしても応援してる配信者の再生回数を増やしたい方は、以下の方法で再生回数のカウントを増やすことができる可能性があります。
- Google、YouTubeどちらもログアウトした状態にする
- YouTubeの再生リストを作る(動画本数は6本以上で作ります)
- 動画の再生リストをリピート再生に設定して再生する
この方法を使用すると、再生回数を増やせる可能性があります。YouTubeでは、公式に再生回数のカウントのタイミングや仕組みを公表していないので、再生回数を増やす正しい方法はわかっていません。
まとめ
いかがでしたか?今回はYouTubeの再生回数のカウントが反映されるタイミングや、再生回数を買うことはできるのか?動画の再生回数が減る現象などについて、ご説明しました。
YouTubeに動画を配信していると、どうしても再生回数が気になりますが、YouTube側から再生回数が変動するタイミングや、視聴時間による報酬額、また広告付きの動画の1再生あたりの報酬額は非公開になっています。
また、ユーチューバー側も情報を公開することは規約違反になるので、再生回数が変動するタイミングや、不正にカウントを増やす方法や、広告の報酬額を公開すると、動画削除や最悪場合、アカウント削除になります。
YouTubeで自分の動画の再生回数を増やしたくても、再生回数を買う行為はYouTubeの規約違反になりますので、気を付けてください。
インターネットで検索すると、YouTubeの動画の再生回数を買うことができるサイトが数多く存在しますが、どれもYouTubeでは違反行為です。
再生回数1回に付き1円や、1000回1980円など料金設定は様々ですが、これまでインターネットで推測されているYouTubeの高校収入は、1回の再生でおよそ0.1円未満の場合がほとんどです。
冷静に見ると、元を取ることはできない高値で買うことになります。YouTubeからアカウント削除されるリスクを背負うことまでして、再生回数を買う必要があるのか、よく考える必要がある行為です。
YouTubeで動画を配信した直後は、再生回数よりコメントや評価の方がカウントされるタイミングが早く、動画の再生回数の不正がないか検証するため、再生回数のカウントとコメントや評価のカウントのタイミングにずれが生じることがあります。
動画を配信して、急激に再生回数が増えた場合、あとからその中に不正行為が発覚すると、そのカウントが減ることがあります。
動画を再生しても、同じIPアドレスだと何度再生してもカウントは1回のみのカウントになります。応援したい配信者がいても、不正行為でカウント数を増やさず、YouTubeの規約を守ることでよりYouTubeを快適に楽しむことができるかと思います。