2020年06月03日更新
【Pixelシリーズ新機能】バッテリーの強化/睡眠サポートなど!
Googleは、「Pixelシリーズ」に提供する新機能として、自動調整バッテリーの強化や睡眠サポート、さらに緊急情報サービスなどを追加することを発表しました。今回は「Pixelシリーズ」のバッテリー強化や睡眠サポートなどの新機能について詳しく解説します。
目次
Google「Pixelシリーズ」睡眠サポート/バッテリー強化など新機能
米現地時間6月1日、Googleは、「Pixelシリーズ」に提供する新機能として、自動調整バッテリーの強化や睡眠サポート、さらに緊急情報サービスなどを追加することを発表しました。今回はその新機能について詳しく解説します。
自動バッテリー機能の強化
まず「自動調整バッテリー」機能とは、必要な時だけ電池を使うようにアプリを設定する機能です。この機能は従来から搭載されていて、よく使うアプリを把握しあまり使わないアプリによる電池の消費を減らす仕組みとなっています。
今回のアップデートによって、いつバッテリーが切れるかを予測し、それに基づいてバックグラウンドの動作を抑制すことでバッテリーの持ち時間が改善されていて、自動バッテリー機能が強化されています。
「Pixelシリーズ」時計アプリに新機能「おやすみ時間」を追加
さらにGoogleは「Pixelシリーズ」の時計アプリに新機能「おやすみ時間」を追加しています。この「おやすみ時間」とはユーザーの睡眠をサポートする機能で、睡眠時間を確保するための機能を一括で管理できるものです。
新機能「おやすみ時間」には、毎晩の睡眠をサポートする以下の一覧の機能が利用可能となります。
機能 | 詳細 |
リマインダーの通知 | 設定した就寝時刻が近付くとそれを知らせるリマインダーを設定可能 |
おやすみ時間モード | 就寝時にスマートフォンを消音状態にし画面をモノクロにする設定 |
めざましディスプレイ | アラームが鳴る前の15分間、画面を徐々に明るくする設定 |
音 | アラーム音の選択 |
バイブレーション | アラームのバイブレーションをオンにする |
Googleアシスタントのルーティン | 起床時にアシスタントが行う操作を選択する |
紹介したように「おやすみ時間」では、あらかじめ設定した就寝時間を知らせるリマインダー通知、就寝時間中のサイレントモード設定、起床アラームの前に画面が徐々に明るくなる目覚ましディスプレイなど様々な機能があります。
また就寝時間に何をしていたかを確認することもでき、部屋が暗くなったりスマホを操作したりしていないことを検知し、就寝したおおよその時間や就寝時間中に使用したアプリを確認することも可能です。
自分が設定した睡眠時間を守れていない場合は、その間に使用したアプリを確認して利用を控えるなど対策を講じることもできそうです。
「緊急情報サービス」アプリに「安全確認」機能追加
また、Googleは「Pixelシリーズ」の「緊急情報サービス」アプリもアップデートし、新機能「安全確認」を追加しています。
この「安全確認」はユーザーの安全を確保する機能で、ユーザーが安全確認のスケジュールを設定すると、設定した時間になると安全確認の通知が端末に表示されます。
この通知に対してユーザーからの応答がない場合は事前に登録した緊急連絡先へ通知が送信されるシステムとなっています。「緊急事態の共有」機能を使えば事前に登録した緊急連絡先の全員に通知を一斉送信もできます。
またGoogle マップを通じて自分の現在地を共有できるため、もし助けが必要な緊急事態に陥ったり危険な状況に遭った場合は、緊急連絡先に登録されたユーザーがその利用者を見つけたり、救助を要請したりすることが可能となります。