2020年06月21日更新
【国内初】ニコチン依存症の「治療用アプリ」が承認へ!
日本国内初のニコチン依存症の「治療用アプリ」がついに薬事承認されたと発表されました。ニコチン依存症を支援する「治療用アプリ」の薬事承認された経緯や株式会社CureAppについてフォーカスして説明をしていきたいと思います。
目次
国内初のニコチン依存症の「治療用アプリ」が薬事了承したと発表
株式会社CureAppは、日本国内初のニコチン依存症を支援する目的の「治療用アプリ」がようやく薬事了承されたことを発表しました。
新医療機器として「CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ」そして「CO チェッカー」の薬事承認申請が長期にわたって行われていましたが、2020年6月19日(金)に審議の結果、ついに薬事了承されたことが分かりました。
現在は、保険を適用するために手続きを進行しており、年内にもリリースを計画していると報告しています。
ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカーの利用について
今回無事に薬事承認の了承を通過した「ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」は、ニコチン依存症の治療を目的とした、患者のニコチンへの心理的依存を軽減し回復をする「治療の補助」を行う役割を果たします。
ニコチン依存症と診断で分かった患者は、医師が直接アプリを使用し診療で使う「処方コード」を配布して、患者は、手動で端末にアプリをダウンロードをした後に、処方コードを記入して使用開始するといわれています。
CureAppは数々の治療用アプリを開発している
CureAppは、禁煙を支援するための「治療用アプリ」以外に、さまざまな治療用アプリを開発しています。例えば「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)治療アプリ」「高血圧治療アプリ」といった健康を維持するためのアプリを開発しています。
今後もCureAppは、アプリを活用した新しい医療サービスの実現を目指しているといいます。
ニコチン依存症治療アプリ開発の経緯
禁煙を支援するためのニコチン依存症治療アプリ開発の経緯ですが、ニコチン依存症は、一種の薬物依存症とよく似た症状を持ちます。ニコチンによって「身体的依存」と「心理的依存」を引き起こします。
特に、心理的依存には今までの禁煙治療を行った場合、診療している最中は集中して診断できますが、その他の日常では、医療者が治療に入ることは困難です。ですから、患者は自分と戦わなければならないという経緯があります。
このような問題を解決するために「CureApp SCニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」が開発されたという経緯があったのです。
株式会社CureAppの概要
禁煙を支援するための「治療用アプリ」を開発した「株式会社CureApp」の概要まとめとなります。株式会社CureAppは、約180以上の企業から健康保険組合への導入の実績がありますので安心できる会社です。
株式会社CureAppの概要 | |
社名 | 株式会社CureApp(CureApp, Inc.) |
本社 | 〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町12-5 小伝馬町YSビル4階 |
設立 | 2014年7月31日 |
米国子会社 | CureApp North America, Inc. 404 N Wolfe Rd, Sunnyvale CA, 94085 |
創業者 | 佐竹 晃太、鈴木 晋 |
商標登録 | 「CureApp」「治療アプリ」「処方アプリ」「ascure」 |
取り組み | プライバシーマーク (Pマーク) 取得 情報セキュリティマネジメントシステム (ISMS) 認証 |
公式サイト | https://cureapp.co.jp/ |