【Yahoo!カーナビ】地図を「道路だけ見やすく」システムをMapboxに変更！

2020年6月25日、Yahoo!カーナビは、iOS版/Android版「Yahoo!カーナビ」の地図表示システムをMapbox社のシステムに変更し地図を刷新しました。

Mapbox社はデジタル地図情報サービスの開発基盤システムを提供しています。Mapbox社の地図表示システムはカスタマイズ性が高いため、さらに見やすく使いやすい地図に変更されています。

Mapbox社の地図表示システムを導入したことで、例えば建物を非表示にして、道路だけを見やすくする設定や目的に合わせた地図表示の切り替えを行うことなどが可能になり、これまで以上に使い勝手がよくなっています。

今回の刷新で「Yahoo!カーナビ」は建物を非表示にして道路だけを見やすくしたり、道路と地面のコントラスト比を改善したりなど、地図をより見やすくするような変更を行っています。

今回、Yahoo! JAPANが2020年6月12日〜15日の間、47都道府県に在住する18歳～69歳の男女7,660名に調査アンケートを行っています。

アンケートでは地図表示デザインを変更したことで、ユーザーの７割以上がこれまでの案内画面よりも見やすくなったと回答しています。今後も「Yahoo!カーナビ」ではサービスの強化や改善を行っていくとしています。

「Yahoo!カーナビ」では、ドライバーが快適にカーナビを利用できるように使い勝手のいいように様々な変更しています。その変更内容を見ていきましょう。

まず「Yahoo!カーナビ」を利用するにあたって、一本指のタッチ動作で地図表示を拡大したり縮小したりすることが可能となり、操作性が向上しています。

また「Yahoo!カーナビ」の地図表示では、用途に合わせて「プランニングモード」「ドライブモード」の2種類の地図を提供しています。

「プランニングモード」とは、目的地やその周辺のコンビニエンスストアなどを探す場合に表示される地図で、「ドライブモード」とは運転している際に表示される地図となっています。

この他にも、「Yahoo!カーナビ」アプリの起動時間をこれまでと比べて約80%高速化することで、さらに使い勝手を改善しています。

さらに「Yahoo!カーナビ」の地図表示システムをMapbox社のシステムに変更したことで地図も刷新されています。刷新内容とは、まず道路を見やすくするために建物を非表示にして、道路だけを表示するように変更しています。

また、主要道路での配色を見直したことで、道路がとても分かりやすく確認しやすい仕様となっています。さらに、夜間の運転の際に表示される地図で、道路と地図のコントラスト比も改善されています。これによってナビを確認しやすくなります。

そしてコンビニエンスストアやガソリンスタンドなど多くのドライバーが必要とする需要の高いスポットアイコンを改善して見つけやすくしています。

運転中に渋滞線を見やすくするために、夜間運転の時は高速道路の色を変更するなど、地図をより見やすくするような内容の変更を多く行っています。