2020年07月22日更新
【正式リリース】「Microsoft Edge 84」はコレクションに便利な新機能!
Microsoftが「Microsoft Edge84」を正式にリリースしたことを発表しました。正式リリースされた「Microsoft Edge84」の新機能ではコレクションに便利な新機能が追加されておりほかにも多数改善が実施されています。
目次
Microsoftが7月16日に「Microsoft Edge84」を正式にリリースしたことを発表
現地時間の7月16日、米Microsoftが「Chromium」ベースの「Microsoft Edge」の最新版となる「v84.0.522.40」のアップデートを実施したことを発表しました。
Microsoftが正式にリリースしたことを発表した「Microsoft Edge84」では、アプリの不具合やセキュリティ問題に関する修正が行われています。
また、Microsoftがリリースを発表した最新版の「Microsoft Edge84」では、複数の便利な新機能が導入されています。
正式リリースとなった「Microsoft Edge84」について
正式リリースとなった「Microsoft Edge84」では、新たに便利な機能として【F11】キーで利用可能となるフルスクリーンモード機能が改善されており、マウス操作がフルサポートに対応可能となっています。
「Microsoft Edge84」では、この機能が追加されたことで、わざわざ「フルスクリーンモード」の終了を行わなくても、マウスでタブやアドレスバーにアクセスすることが可能となります。
「Microsoft Edge84」のコレクション機能について
「Microsoft Edge84」のコレクション機能は、「Edge」ならではの機能としてユーザーに人気がある機能となっていますが、今回のアップデートによりコレクション機能にも改善が実施されています。
「Microsoft Edge84」のコレクション機能では、アイテムにコメントを追加することが可能となっており、他にもメモを挿入することが可能となりました。
「Microsoft Edge84」の「メモ」については、OS標準の付箋アプリ「Microsoft Sticky Notes」と同様の機能が利用可能となっており、文字スタイルの変更や背景色を変更することもできます。
また、「コレクション機能」のパフォーマンスも改善がおこわわれており、これまでの「Edge」よりも短時間で「Excel」アプリ等にエクスポートすることが可能です。
「Microsoft Edge84」のPDFビューワーで「読み上げ」がサポート可能に
「Microsoft Edge84」のPDFビューワーにて新機能として「読み上げ」機能がサポート対応可能となっています。PDFビューワーにてサポートが開始された「読み上げ」機能では、日本語音声を選択することも可能となっています。
このPDFビューワーにてサポートが開始された「読み上げ」機能を利用することにより、テキストを読み上げを聞きながら、同時進行で他のアプリに入力するなどといった作業を行うことができるようになります。
なお、「イマーシ ブリーダー」では、Webページを読みやすく翻訳を加工する機能がサポートされており、新機能「読み上げ機能」と併用して利用可能です。
保存したデビットカードやクレジットカードにニックネームを付けられるように
「Microsoft Edge84」では、端末に保存した「デビットカード」や「クレジットカード」の情報に分かりやすく「ニックネーム」を付けて保存することが可能となりました。
これまでは、区別がつかずわかりにくいというユーザーからの要望もあり、今夏のアッデートにより種類や用途によって、複数枚の「デビットカード」や「クレジットカード」を使い分けている場合には便利な機能として活用することが可能となります。
「Microsoft Edge84」では開発者向け機能も機能強化が実施
その他にも、「Microsoft Edge84」では開発者向け機能についてもサポートの強化が実施されています。
開発者向け機能の変更点 | |
① | 「Storage Access API」や「Native File System API」などの新しいAPIがサポート可能に |
② | 開発者ツール([F12]キー)ではコントラストモードや「Visual Studio Code」に合わせたキーボードショートカットが利用可能に |