2020年07月23日更新
AndroidのGmailアプリに「Google Meet」が統合!
GoogleはAndroid版Gmailアプリに「Google Meet」を統合したことを発表しました。今後Android版Gmailアプリ内のスケジュールに「Google Meet」のタブが表示され、そこからビデオチャットを利用できるようになります。
目次
Android版Gmailアプリに「Google Meet」統合
米現地時間2020年7月20日、GoogleはAndroid版Gmailアプリに「Google Meet」を統合したことを発表しました。Android版Gmailアプリは同日配信が開始され、ユーザーは順次アップデート可能となります。
今後Android版Gmailアプリ内のスケジュールに「Google Meet」のタブが表示されて、そこからビデオチャットを開始したり参加したりして利用できるようになります。
Googleでは既にiOS版Gmailアプリに「Google Meet」を統合していますが、今回1週間ほど遅れてAndroid版Gmailアプリにも導入されることになります。
Android版Gmailアプリから「Google Meet」を利用するには
Android版Gmailアプリで「Google Meet」を利用するには、管理者やユーザーは特別な設定変更を行う必要はありません。Android版Gmailアプリをアップデートすると「Google Meet」タブが表示されるようになります。
「Google Meet」タブをタップして表示される画面上から、新規Webビデオ会議を開始したり既存のWebビデオ会議一覧から、予定されているWebビデオ会議への参加を行ったりすることが可能です。
この「Google Meet」タブは設定を変更すればタブを隠すこともできます。
「Google Meet」は制限なく誰でも無料で利用可能に
これまで「Google Meet」とはG Suiteユーザーのみに利用が制限されていた機能でしたが、2020年4月29日以降「Google Meet」はGoogleアカウントを所持している全てのユーザーが利用可能となりました。
「Google Meet」では、Googleアカウントを所有されているユーザーであれば100人まで会議に参加でき、2020年9月30日までは最長24時間の会議を開催することが可能となっています。
通常のGmailユーザーは9月30日以降は利用が60分に制限されますが、G Suiteユーザーであれば制限なく利用可能です。
Google、「G Suite向けGmail」大幅なアップデート計画を発表
またGoogleは2020年7月16日、今後G Suite向けGmailアプリの大幅なアップデート計画を発表していて、Gmailから「Google Meet」「Chat」や「Chat Rooms」が利用可能となり、さらにGoogleドキュメントも統合される予定です。
これによって、Gmail上でビデオ会議やチャット、書類編集も可能となり、より多くのサービスをG Suiteに連携させ統合ワークスペースとしての機能を持たせることになります。
このアップデートにる「Google Meet」や「Chat」などのアプリの機能に変更はありませんが、Gmail上からシームレスに利用できる点が大きなメリットと言えます。
これによって仕事上の打ち合わせをメールや「Chat Rooms」で行いながら、必要に応じて「Google Meet」でビデオ会議を行うことができるのでスムーズに打ち合わせや作業を行うことができます。