2020年08月01日更新
【Google One】iPhoneアプリ提供へ!無料バックアップ/ストレージ管理機能追加!
iOS版「Google One」アプリのリリースされました。「Google One」アプリがiPhoneでも利用可能となり、iPhone内でGoogleアカウントで使っている写真、動画、連絡先、カレンダーなどのデータもバックアップし管理することが可能です。
目次
Google、iPhone向け「Google One」アプリリリース
米現地時間2020年7月29日、GoogleはiOS版「Google One」アプリをリリースすることを発表しました。これによってiPhone内にGoogleアカウントで使っている写真、動画、連絡先、カレンダーなどのデータもバックアップし管理することが可能です。
このバックアップに使われる容量は、Googleアカウントに付随する無料の15GB容量(Googleドライブ)となります。もし15GBを超える容量を利用したい場合は、100GBは月額250円、200GBは月額380円で利用可能となります。
「Google One」とは?
「Google One」とはGoogleが2018年に発表した有料の「クラウドストレージプラン」です。リリース当初はファミリー共有が可能なストレージ容量の追加プランのみでした。
それが2019年9月にAndroidユーザー向けに、写真の自動バックアップ機能を追加して提供しています。
一部の機能を無料ユーザーにも提供
これまでの「Google One」はGoogleドライブの有料プランなので、有料ユーザーのみに限られていた機能でしたが、今回7月29日にAndroid版の新しいアプリをリリースし、「Google One」の一部の機能を無料ユーザーにも提供することを発表しました。
これによってAndroid/iOSのデバイスから、Googleフォトの「元の画質の写真と動画」やAndroidメッセージの「MMS メッセージの写真、動画、音声ファイル」、その他にもGoogleドライブ内のファイルを管理することが可能となります。
そしてiOS版「Google One」アプリも近日中にリリースされ、バックアップ機能が無料で利用できるようになります。
「Google One」アプリこれまでは無料ユーザーは利用できず
これまで、Android版「Google One」アプリを無料ユーザーが起動すると、「Google One」の各種有料プランを表示されアップグレードを促されるだけで、具体的な機能はなにも利用できませんでした。
今回のリリースによってバックアップ機能が使えるようになります。Android版「Google One」アプリはここ数日中にロールアウトされiOS版「Google One」アプリはまもなく利用可能になると発表されています。
このアプリには不要なファイルを整理することが可能な「ストレージ管理機能」も追加されていますので、バックアップだけなく、空き容量を確保するためにインストールし利用することをおすすめします。
「Google One」アプリに追加される「ストレージ管理機能」とは?
今回「Google One」アプリに追加される「ストレージ管理機能」とは、「Files by Google」のファイル管理機能と同様のものです。「Files by Google」とは、Android端末のストレージにある不要なデータの削除を勧めてくれる便利なアプリです。
これは、長く使っていないアプリや容量を食っていると思われる大きなファイル、ダウンロードしたPDFなどを削除候補として提示してくれ、削除すると節約できた容量を表示してくれるものです。