2021年04月17日更新
WindowsImageBackupの使い方!バックアップの削除・復元方法を解説!
Windowsには、WindowsImageBackupという便利な機能があります。OSに不具合がある場合など、WindowsImageBackupを利用してバックアップをしておくと再セットアップ後にも復元できますので、使い方の説明をしていきます。
WindowsImageBackupの使い方
Windowsで何らかのエラーが起き、Windowsを起動できなくなった場合、Windowsの再セットアップが必要となる場合があります。
その際、バックアップを取っておくと、作成したイメージバックアップを利用して復元することができます。それができるのがWindowsImageBackup(ウィンドウズイメージバックアップ)です。
WindowsImageBackupの設定/作成方法
WindowsImageBackupとはもともとWindowsに搭載されている機能です。数十GBという容量が必要なため、WindowsImageBackupを利用してイメージバックアップを取る際は容量の確保も必要ですので、その点注意が必要です。
ではWindowsImageBackupとはどのようにして設定し、イメージバックアップを作成するのか、使い方の説明をしていきます。まずはスタートボタンから設定を開いてください。
「更新とセキュリティ」をクリックしてください。
左側のメニューで「バックアップ」をクリックします。
「[バックアップと復元]に移動(Windows7)」をクリックしてください。
「バックアップの設定」をクリックします。
バックアップの設定画面が開くため、イメージバックアップを取る場所(ドライブ)をクリックして選択しましょう。
「次へ」をクリックします。
バックアップ対象の選択画面になります。「自動選択」と「自分で選択する」があります。「自分で選択する」とは選択したもののみのバックアップとなりますので、基本的には「自動選択」で問題ありません。
「次へ」をクリックしましょう。
WindowsImageBackupの確認画面となりますので、「設定を保存してバックアップを実行」をクリックしてください。
バックアップの削除/復元方法
WindowsImageBackupの使い方に沿ってバックアップを取ったものを復元したい場合や削除したい場合もあるかと思いますので、そのやり方も説明します。
WindowsImageBackupのバックアップで復元する方法
WindowsImageBackupのバックアップを利用して復元する場合、Windowsの修復を実行することで可能です。Windowsの設定の「更新とセキュリティ」で「回復」をクリックします。
「PCの起動をカスタマイズする」の「今すぐ再起動」をクリックします。
再起動後、Option選択画面が表示されるため、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「その他の修復オプションを表示」→「イメージでシステムを回復」でイメージバックアップを利用した復元を行います。
ドライブを復元するアカウントを選択し、利用するイメージバックアップを選択すれば復元ができます。
バックアップを管理/古いバックアップを削除する方法
なお、WindowsImageBackupを利用したバックアップはかなりの容量を消費するため、バックアップファイルをいくつも所持しておくと動作に影響が出る可能性が高いです。
容量を確保するためにバックアップファイルは削除しておきましょう。削除方法とはどのようにするのかですが、「ファイルのバックアップまたは復元」画面で「領域を管理します」→「設定の変更」の順に開いてください。
「○○(日付)に作成された最新のシステムイメージのみを保持する」を選択すれば、古いバックアップファイルを削除できます。すべて削除する場合は「このコンピューターのすべてのシステムイメージを削除する」を選択すればOKです。
最後に
WindowsImageBackupを利用することで、Windowsに何かがあった場合にもシステムを復元できるため、作成しておくに越したことはありません。
ただし、WindowsImageBackupで作成したバックアップファイルはかなりの容量があります容量を確保するためにも、不要なイメージバックアップファイルは削除するようにしておきましょう。