2020年11月09日更新
バーチャルYouTuberとは?バーチャルYouTuberの基本を解説
YouTuberとは一般の人でもなることができる職業ですが、最近はバーチャルYouTuber(VTuber)が登場しています。バーチャルYouTuber(VTuber)も出て来ています。ここではバーチャルYouTuberとは何か、基本を説明していきます。
目次
- 1バーチャルYouTuber とは
- ・バーチャルユーチューバーの仕組み
- 2バーチャルユーチューバーは個人で運営することも可能
- 3バーチャルYouTuberの作り方とは
- ・自分の表情に連動してキャラクターを動かせる
- ・バーチャルYouTuberを作成するために必要な技術
- 4バーチャルYouTuberが注目されている3つの理由
- ・企業採用がしやすい
- ・プロジェクト単位で動かせる
- ・企業プロモーションに合わせた造形が可能
- 5バーチャルYouTuberの可能性
- ・広報活動
- ・テレビ出演
- ・スマートフォンアプリの展開
- ・グッズ展開
- 6バーチャルYouTuberの問題点
- ・あくまでキャラクター
- ・活動領域が狭い
- ・収益をだすのが難しい
- 7バーチャルYouTuberのキズナアイとは
- ・仕組み
- ・海外で人気の理由
- ・声優
- ・姿
- ・中の人
- 8バーチャルYouTuber・キズナアイまさかの放送事故!?
- 9バーチャルYouTuberの今後
- 10おすすめのバーチャルYouTuber
- ・合わせて読みたい!YouTuberに関する記事一覧
バーチャルYouTuber とは
普通YouTuberは本人が動画に登場したり、紹介したい商品やスポットだけが撮影されて本院が登場しなかったりします。でも2017年ごろからバーチャルYouTuber(VTuber)が登場しています。
バーチャルYouTuber(VTuber)とは、2Dや3Dのキャラクターを動画に登場させます。
バーチャルユーチューバーの仕組み
バーチャルYouTuber(VTuber)の仕組みとはキャラクターの映像を作成し、それに合わせて声を吹き込みます。バーチャルYouTuberは、幼女や美少女などの女の子のキャラで投稿されている動画が多数あります。
バーチャルYouTuber(VTuber)の動画とは3Dキャラクター、モーションキャプチャー、声優の3要素で構成されています。作り方としては3Dキャラクターをデザインし、モーションキャプチャーを付けてキャラクターに動きを出して、声優が声を吹き込みます。
バーチャルユーチューバーは個人で運営することも可能
バーチャルYouTuber(VTuber)とは3Dキャラクターとモーションチャプター、声優の3要素で構成されていますが、この3つの要素さえ用意できれば個人で運営することもできます。
3Dキャラクターはイラスト作成ソフトで個人で作ることができますし、モーションキャプチャー用のスーツと撮影器具もホームセンターと通販で必要なものを用意することができます。
声優は自分や友人・知人が担当すればいいので、個人でも不可能ではないのです。
バーチャルYouTuberの作り方とは
バーチャルYouTuber(VTuber)の作り方とは動画の企画からはじまり、3Dキャラクターの作成、モーションキャプチャーで表情や動きを付ける、動画の編集をするという段階を踏みます。この作り方の流れには、さらに細かい段階があります。
自分の表情に連動してキャラクターを動かせる
バーチャルYouTuber(VTuber)を自分で作るためには自分の表情にキャラクターの表情を連動させられる「フェイスリグ」というソフトが必要です。
リアルタイムで表情を反映させることができるのに、1,480円という手ごろな値段でダウンロードできますし、ウェブカメラを使って簡単に撮影ができます。
バーチャルYouTuberを作成するために必要な技術
バーチャルYouTuber(VTuber)の動画を投稿するためには、ある程度のパソコンの技術が必要になります。しかしそれ以上に必要な機材やソフトを揃えることが大切です。
つまりパソコンの技術がなくても、必要なものさえ揃えられれば、誰でもバーチャルYouTuberの動画を作成できるのです。
3Dモーションキャプチャー
3Dモーションキャプチャーとはもともとは特殊な設備が必要なものですが、最近は3Dモーションキャプチャーも安くなっていきています。
またホームセンターや通販で揃うもので代用して、10万円以下で3Dモーションキャプチャーの設備を用意してしまう人もいます。
フェイスモーションキャプチャー
フェイスモーションキャプチャーとは自分で描いた2Dイラストを立体的にし、表情を付けるソフトのことです。
2Dイラストを立体的にしてくれる「Live2D」というソフトと、あなたの表情をキャラクターの表情として連動させることができるフェイスモーションキャプチャーの「FaceRig」というソフトでできます。
これらの2つのソフトが合体しているものがおすすめです。それがあれば2Dイラストを描く技術があれば、3Dキャラクターが簡単に作れてしまうのです。
3Dモデルデータ
3Dキャラクターをデザインしたら、今度は3Dキャラクターの背景や小道具などのセットが必要です。3Dモデル素材サイトには人物モデルから、背景モデル、家具モデル、武器モデルまでさまざまなコンテンツが揃っています。
作り方だけを知っていても、そういったモデル素材サイトから3D素材を入手しないと、ハイクオリティーな動画になりません。
Unity
バーチャルYouTuber(VTuber)の動画の作り方には、3Dソフトや3D素材が必要不可欠です。技術がない初心者でも簡単にハイレベルな動画を作成できるソフトを知っているかどうかで、動画の仕上がりが違ってきます。
「unity」などの3D技術がない人でも簡単に、ハイレベルな映像を作成できるソフトを活用しましょう。
バーチャルYouTuberが注目されている3つの理由
バーチャルYouTuber(VTuber)は今やネットの世界だけではなく、企業のアンバサダーに任命されることもあるほど注目されています。その理由は芸能人とは違い、安心感や柔軟性があるからです。
企業採用がしやすい
バーチャルYouTuber(VTuber)は芸能人とは違い、スキャンダルの心配がありません。高い報酬を払って起用した芸能人が不祥事を起こしてCMを放送できなくなったり、ポスターを張り替えないといけなくなったりする心配がないのです。
プロジェクト単位で動かせる
バーチャルYouTuber(VTuber)は、プロジェクト単位で動かすことができます。企業側のマネージメントとが簡単にできますし、芸能人とは違い、他の活動と並行してアンバサダーをやることが少ないのもメリットです。
企業プロモーションに合わせた造形が可能
クリスマスバーゲンや春のキャンペーン、企業創立記念企画など、さまざまな企画に応じて作り方次第で造形を自在に変更できるのもバーチャルYouTuber(VTuber)の魅力のひとつです。
人で実物でやると大金がかかる造形でも、バーチャルYouTuberなら費用を気にせずできます。
バーチャルYouTuberの可能性
バーチャルYouTuber(VTuber)は今後、企業のアンバサダー以外にも活躍することが期待されています。ここからは、今後、バーチャルYouTuberが活躍するであろう場面やすでに活躍している画面を紹介していきます。
広報活動
YouTubeを活用した広告活動にバーチャルYouTuber(VTuber)が活躍することが期待されています。今は主にアニメやゲームの広告ですが、コスメや女子小学生・中学生向け、成人男性向けの商品の広告など、幅広いジャンルでの活躍が期待されています。
テレビ出演
最近は3Dキャラクターがテレビに出演することがありますが、今後はバーチャルYouTuber(VTuber)が芸能人のようにバラエティー番組や情報番組にゲスト出演することが期待されています。
スマートフォンアプリの展開
バーチャルYouTuber(VTuber)は今後、スマートフォンアプリにも進出することが期待されています。
人気アニメやキャラクターがスマートフォンアプリに登場することはよくあるので、その延長線上でバーチャルYouTuberの起用もあるのではないかと言われています。
グッズ展開
バーチャルYouTuber(VTuber)はグッズにもしやすいので、グッズ販売をして利益を出すことも考えられます。バーチャルYouTuberの人気が出たら、グッズを販売して利益を出すのがおすすめです。
バーチャルYouTuberの問題点
バーチャルYouTuber(VTuber)は、さまざまなメリットがありますが、同時にデメリットもあります。ここからは、バーチャルYouTuberのデメリットとはどういうものか紹介していきます。
あくまでキャラクター
バーチャルYouTuberはキャラクターなのでどんなに技術が発展しても、キャラクターの設定に反することはできません。例えば小学校4年生の設定のキャラクターが、女子中学生向けのコスメのイメージキャラクターになれないのです。
また普段キャラクターが言いそうにないことを言わせたり、やりそうにないことをやらせたりすることもできないのでできることの幅が狭いというデメリットがあります。また生活に直結する現実的なものとのコラボはどうしても違和感が出てしまいます。
活動領域が狭い
バーチャルYouTuberは、動画配信アプリやSNSなどのネットサービス内でしか活動できない仕組みです。テレビ出演も期待されていますが、出演するにはテレビ局側の理解や多少不具合が生じても多めに観る視聴者の理解が必要です。
例えば3Dキャラクターをコンサートやイベントなどに出演させる場合は大きな液晶パネルが必要になるので、そういった仕組みに対応できることが必要とされます。
収益をだすのが難しい
バーチャルYouTuberの需要はYouTube以外では、まだまだ少ないです。バーチャルYouTuberで利益を出し、それだけで生活していくのが難しいですが、作り方はとても複雑なので時間がかかってしまいます。
バーチャルYouTuberのキズナアイとは
バーチャルYouTuber(VTuber)で代表格なのが、キズナアイです。キズナアイは2016年ごろから動画投稿が始まり、多くのファンを獲得していて、今も大人気でおすすめのバーチャルYouTuberです。
仕組み
キズナアイは人気声優が声を担当しているといわれていて、年齢は15歳~18歳くらいの設定です。ゲーム実況や、歌ってみたシリーズなど面白い内容の投稿を多数しています。
Activ8株式会社が運営していること、3Dのクオリティーが高いこと、キャラクターデザインがかわいいこと、投稿動画の内容が面白いことなどが人気の理由です。
海外で人気の理由
バーチャルYouTuber(VTuber)は海外でも人気があります。その理由は人気バーチャルYouTuberの場合、10ヵ国以上の言語の字幕を用意しているからです。
字幕があるおかげでバーチャルYouTuberの言っていることが分かるので、言葉が違う国の人たちも楽しむことができます。
声優
キズナアイの声優は春日望という人ではないかとネット上でうわさされています。しかし、キズナアイを運営している企業Activ8は声優を公表していないので、こうした憶測が飛び交っているだけです。
姿
人気バーチャルYouTuber(VTuber)であるキズナアイは、茶髪のロングヘア―にピンクのリボン、セーラー服をイメージさせる衣装を身にまとっています。とてもかわいらしい声でコロコロ変わる豊かな表情が特徴です。
バーチャルYouTuberにはキズナアイのようなかわいらしいキャラクターが多く、クール系やセクシー系などのキャラクターはまだ登場していません。
中の人
バーチャルYouTuber(VTuber)の仕組みでもっとも重要な部分となるのは、中の人です。この中人はネットで検索すると大量に情報が出てきます。みんな好きだからこそ、誰が中の人をやっているのかが気になるのです。
一般人がバーチャルYouTuberの中の人をやると、プライベートを詮索されてしまう可能性があります。
バーチャルYouTuber・キズナアイまさかの放送事故!?
バーチャルYouTuberは、ときどき放送事故を起こしてしまいます。放送事故は主に生放送で起こるのですが、キズナアイの放送事故はスタッフと入念に打ち合わせをしているやりとりやセリフを練習している音声などが流出しました。
しかし放送事故の割に声優の顔や個人情報などが流出していないことから、「話題作りのためにわざと動画を流出させた」という噂もあります。
バーチャルYouTuberの放送事故は中の人の顔の画面が映ってしまう、パソコンに届いたLINEが表示されてしまうなどです。放送事故で個人情報が流出してしまうことがあります。
バーチャルYouTuberの今後
バーチャルYouTuber(VTuber)は今後、3D技術の進化に伴い、人間のアイドルとほとんど同じようなハイクオリティなキャラクターも登場するといわれています。
ただそうしたハイレベルなバーチャルYouTuberは仕組みが複雑なので、企業でないと実現できないです。今後はネットの世界だけではなく、現実世界でも商品とコラボや企業とのコラボなどが期待されています。
おすすめのバーチャルYouTuber
おすすめのバーチャルYouTuberはミライアカリや電脳少女シロ、猫乃木もち、神楽すず、ヤマトイオリなどがいます。
どのバーチャルYouTuberも可愛い系で、ミニスカートなどの露出度が高い衣装にデザインされているので主に男性におすすめです。ただ女性から見ても可愛いと思えるデザインになっているので、女性にもおすすめです。
アニメファンやゲームファンが好きな、王道美少女キャラクターを基盤にしたデザインです。
いかがでしたか?
バーチャルYouTuberはアニメファンやゲームファンだけではなく、企業からも注目されている存在です。今後さらに進化することが期待されるので、今のうちにチェックしておきましょう!