2019年01月09日更新
iPhoneアプリがアップデートできない原因・対処法まとめ【最新版】
iPhoneアプリがアップデートできない状況に陥って困ったことはありませんか。今回は、iPhoneアプリがアップデートできないときの対処法についてまとめてみました。覚えておけばトラブルにも焦らず対応できるようになれると思われます。
目次
iPhoneアプリがアップデートできない時の対処法
iPhoneを使っていて、アプリをアップデートできないという事態に遭うことはそんなに多くないと思います。特に「自動アップデート」の設定をしている場合、アップデートが勝手に行われるために気づかないという人もいるくらいです。
ただし、iPhoneを買って間もない方や、iOSやApp Storeに慣れていない方、また逆に、詳しい人の中には勝手にアップデートされることによる不具合や障害に対するケアのためにiPhoneアプリを手動アップデートで使っている方もいます。
そういった手動アップデートを使われている方は、アプリをアップデートする際に文字通りApp Storeから手動でアップデートをするのですが、様々な原因からアップデートできない場合もあります。
今回はそういったiPhoneアプリがアップデートできない時に備えて、様々な原因、例えば通信障害など、それぞれの場合を考えていき、それぞれの対処法をご紹介していきます。
最新版アプリがアップデートできない
一番基本的なパターン、最新版のアプリがアップデートできない場合について、例えばTwitterで他のiPhoneユーザーが「最新版にアップデートした」と報告しているのにアップデートできない、App Storeに表示されない、という場合についてです。
この場合、App Storeを開いていて、そこで「アップデート」の欄に該当のアプリがない場合だと考えられますが、そういった場合、App Storeの画面から「下フリック」をしてみてください。この場合の下フリックでApp Storeが「更新」されるためです。
このパターンは非常に多く、アプリがアップデートできない場合の原因の多くはこれにあたると思われます。対処法も下フリックたった一回と簡単なので、アプリがアップデートできない場合まず試してみると良いです。
App Storeの画面で下フリックしてアップデートできるアプリが増えた場合、無事に「更新」が完了しています。つまりこの場合の原因は「App Storeが最新の状態になっていなかった」ことになります。
「更新」されても該当のアプリが出ていない、アプリのアップデートができない場合、一度App Storeとアップデートしたいアプリを閉じて、再度同じ手順を行ってみてください。それでもアプリのアップデートができない場合、原因は他にあります。
アプリの自動アップデート設定について
アプリがアップデートできないという不具合に不満を感じている方におすすめしたいのが、iOSの設定から行える「アプリの自動アップデート」です。「アプリの自動アップデート」をONにしておくだけで、自動でアップデートされます。
この設定さえしてしまえば「基本的に」自動でアップデートされるために煩わしさから開放されるメリットがあります。ただし、デメリットもあり、アプリがアップデートされた結果不具合が起こる、ということもあります。
アプリのアップデートで不具合が起こることはめったにあるわけではなく、またすぐに再修正されることがほとんどですが、作業中のデータが消えるなどは可能性としてあるので、仕事でアプリを使う人などは注意したほうが良いでしょう。
アップデートできない原因~iPhone本体の問題~
iPhoneアプリがアップデートできない場合について、まず最初に、一番可能性の高い「App Store」の更新について書きましたが、「もちろん知っている」「既に試した」という方も多いと思います。そういった方は「原因の切り分け」が必要になります。
iPhoneアプリがアップデートできない原因について、大きくはiPhone本体が原因、通信環境が原因、個々のアプリが原因とあり、もちろんその他の場合もあるので。単純にアプリがアップデートできないというだけでは原因が特定しにくいのです。
ですので、iPhoneアプリがアップデートできない場合、まずは簡単な解決方法を試してみて、ダメだった場合、怪しそうな原因から順番に試してみるという手順が対処法となります。
ここではまず、アプリがアップデートできない原因がiPhone本体にある場合を想定していくつか列挙していきます。怪しいと思った場合、確認してみてください。
iOSのバージョンが古い
iPhoneアプリがアップデートできない場合でiPhone側に原因がある場合、まず疑うべき項目はiOSのバージョンが古い点になります。iOSは小規模なアップデートも頻繁に行われており、その度にセキュリティが強化されていたりします。
そしてiOSがアップデートされていない場合、セキュリティ等の不具合が起こる可能性の他に、アプリのアップデートができない場合もあります。
iOSのアップデートは無料ですので、よほどの理由がない限りはアプリ以上に常に最新バージョンを保っておくほうがセキュリティ面などからも安全です。
iOS12へのアップデート手順
iPhoneアプリがアップデートできない場合で、iOSのバージョンが古かった場合、対処法はもちろんiOSのアップデートになります。単純に古いiOSのままだとアプリだけではない不具合や障害が発生する可能性もあるため、必ず行いましょう。
手順はとても簡単で「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」でいつでも自分のiPhoneのiOSが最新バージョンか確認することができます。また、そこで「自動アップデート」の設定も出来るので、特別な事情がない限りはオンにしておくと良いです。
ただし、iOSのアップデートはアプリのアップデートより容量が大きく、時間がかかり、その間操作ができず、また途中でバッテリー切れ等を起こすと不具合が発生する可能性があるため、充電が十分で緊急で使う可能性が少ない時間帯にアップデートしましょう。
iPhoneのストレージの空き容量がない
iPhoneアプリがアップデートできない場合で、iOSのバージョンが最新版になっている場合、怪しいポイントとしてはiPhoneのストレージの空き容量がボトルネックになっている可能性があります。
アップデートでは多くの場合微量ですがデータ容量を使います。そしてもちろん容量が満タンであればアップデートができなくなります。ですので、容量が空いているかの確認は定期的に行うと良いでしょう。
写真を撮ったり、動画を撮ったりでも知らぬ間に容量が圧迫されていることはよくあります。上に書いたiOSのアップデートにももちろん空き容量が必要なので、常にある程度の容量の余裕を作っておきましょう。
アップデートできない原因~通信環境の問題~
iPhoneアプリがアップデートできない場合について、「App Store」の更新をしても解決せず、iPhone本体が原因でもなさそうな場合、原因として一つ考えられるのは通信環境の不具合が原因の可能性があります。
通信環境と一言で言ってもこちらも様々な原因や要因があります。また、通信環境が問題の場合、すぐに解決できる対処法がない場合もあります。こちらも、また一つ一つ不具合の原因を切り分けて考える必要があります。
通信環境に問題がある
iPhoneアプリがアップデートできない原因として通信環境に問題がある場合、すぐに対処できる対処法がある場合とその場での対処法がない場合があります。例えば通信会社に不具合が起こっている場合などは対処法はありません。
通信会社のトラブル等でない通信環境の問題と言うと、簡単に言えば「アンテナが立っているか」というのが一つ目安になります。電話もネットもできないほぼアンテナが立たない山奥などの環境では、もちろんiPhoneアプリのアップデートもできません。
また、通信会社から月ごとの容量制限を受けている場合も、ネットワーク回線が制限されるため、場合によってはiPhoneアプリがアップデートできなかったり、非常に時間がかかったりします。
Wi-Fiや機内モードを使用する
iPhoneアプリがアップデートできない原因として通信環境に問題がある場合で、例えば上に挙げたように容量制限を受けている場合、一番簡単な対処法は「来月まで待つ」になります。ただしそれではアプリに不具合があったときに困ってしまいます。
容量制限を受けている場合や、また通信環境が不十分な場合は、Wi-Fiにつないでアップデートすると良いでしょう。容量制限を受けている場合でなくても、アップデート中に電源が落ちると不具合が起こることもあるため、高速で終わるWi-Fiがおすすめです。
回線が悪くDLがうまくいかない場合も、たまたまその瞬間だけアンテナが立たない等だったら、一瞬機内モードにして戻すことで再読込され、うまくいくこともあります。
アップデートできない原因~アプリ側の問題~
iPhoneアプリがアップデートできない場合で、上に挙げたような原因でない場合、残る可能性はアプリ側の問題の疑いが強くなってきます。基本的にアプリが原因の場合、削除以外に個人で対処する方法はあまりまりません。
iPhoneは基本的にアプリの審査が厳しく、低クオリティなアプリや障害が多いなど問題のあるアプリはストアから削除されるため、iOS側とアプリ側で問題が起こる可能性が低いのですが、それでも稀に起こる場合もあります。
iOSに不具合がある
iPhoneアプリがアップデートできない場合で、稀にあり得るのがiOSに不具合がある場合です。この場合基本的に個人で対処する方法はありません。殆どの場合一時的な障害の可能性が高いので時間を置くと良いです。
また、iOSに不具合があり、障害が起こっている場合、基本的には同じようなiPhoneユーザー全体に起こっている場合が多いです。ですので、Twitterで検索して同様の症状の人が多数見つかった場合、とりあえず静観するのが良いでしょう。
App Storeに障害がある
iPhoneアプリがアップデートできない場合で、iOSに障害がある場合と同じく稀にあり得るのが、AppStoreに障害がある場合です。この場合も基本的に個人で対処する方法はありません。殆どの場合一時的な障害の可能性が高いので時間を置くと良いです。
iOSに障害が起こっている場合と同じく、基本的にはiPhoneユーザー全体に起こっている場合が多いです。ですので、やはりTwitterで検索してみたり、同じiPhoneを使っている知り合いに状況を尋ねてみると良いでしょう。
アップデートできない原因~その他~
iPhoneアプリがアップデートできない原因についてはここまでで相当列挙しており、だいたい網羅されていると思われます。それでもまだ原因が究明されない場合、アプリ側に問題がある可能性が非常に高いです。
iPhoneのアプリは低クオリティのものはAppStoreにそもそも掲載されないため、基本的に問題が起こりにくいですが、数年前から使っている古いアプリなどは問題が起こる可能性が高くなります。
アプリ自体に破損がある
上で書きましたとおり、iPhoneのアプリは低クオリティのものや詐欺、騙すようなアプリは厳しく制限されていますので、意図的に問題を起こすようなアプリが審査を通過する余地は少ないです。
ですので、アプリに問題がある場合も意図的なものでなく、一時的な障害や部分的な破損という可能性が高いです。これらが原因の場合、対処で出来ることは、修正されるのを待つか、削除するかになります。
一旦削除して再インストール
一時的に問題があるアプリも、iPhoneの場合基本的に悪質なアプリはストアに並ばないため、待っていれば数時間あるいは数日で修正されることも多いです。ただ、その前に一旦削除して再インストールすることで問題が解決する場合もあります。
削除方法は、基本的にアイコンを長押しするいつものアプリ削除の方法で問題ありません。ただし、出来る限りのバックアップと、ゲームなどではデータが消える可能性もあるため、十分考えて削除を行ってください。
いかがでしたでしょうか、ここではiPhoneアプリがアップデートできない場合の原因とその対処法をまとめてきました。ストアを更新すれば治る場合もあれば、OSそのものの不具合の場合、通信状況の問題や削除が必要な場合もあります。
こういったトラブルの場合、原因がすぐに分かることは少ないです。ですので、問題を切り分けて絞り込んでいくことが大事です。愛用していたアプリを勘違いから削除してしまったり、使わなくなってしまうのは惜しいです。
この記事を読みながら問題を切り分けて、トラブル解決の手がかりとして役立ててみてください。