ドコモでiPhoneの修理に使える保証内容は?料金など解説

ドコモのiPhoneが壊れてしまったとき、修理する内容によっては保証が使えます。ここではドコモのiPhoneが壊れてしまったとき、修理にかかる料金や保証される事例などを具体的に紹介していきます。修理保証を無駄にしないように、ここで知っておきましょう。

ドコモでiPhoneの修理に使える保証内容は?料金など解説のイメージ

目次

  1. 1【ドコモ】iPhoneの保証の種類
  2. 1年間の製品保証
  3. ケータイ補償サービス for iPhone
  4. Apple Care+
  5. dカードケータイ補償
  6. 21年間の製品保証の詳細
  7. 保証内容
  8. 保証期間
  9. 修理の出し方
  10. 修理時にかかる料金
  11. 3ケータイ補償サービス for iPhoneの詳細
  12. 月額料金
  13. 保証内容
  14. 保証期間
  15. 修理の出し方
  16. 修理時にかかる料金
  17. 4Apple Care+
  18. 料金
  19. 保証内容
  20. 保証期間
  21. 修理の出し方
  22. 修理時にかかる料金
  23. 5dカードケータイ補償
  24. dカードケータイ補償が適用される条件
  25. 料金
  26. 保証内容
  27. 保証期間
  28. 修理の出し方
  29. 修理時にかかる料金
  30. 6各保証サービスの比較
  31. 自然故障
  32. 有償修理
  33. 7加入すべきメリットとデメリット
  34. 保証未加入や期限切れ端末の修理との差額
  35. 各保証のメリットとデメリット
  36. 8ドコモのiPhoneを修理に出す際の注意点
  37. バックアップを取る
  38. 「iPhoneを探す」をオフにする
  39. 代替え機を借りる
  40. 合わせて読みたい!バックアップに関する記事一覧

【ドコモ】iPhoneの保証の種類

iPhoneのロック画面

ドコモのiPhoneには端末が故障した場合に使える保証がいくつか用意されています。ドコモ以外のキャリアでも用意されているものですが、キャリアによって内容は少しづつ違っています。

ドコモのiPhoneが壊れてしまった場合は、まずドコモが修理を保証している内容をサポートサイトや公式サイトなどで確認しましょう。

1年間の製品保証

ドコモにはケータイ補償サービス for iPhoneや、dカードケータイ保障などの保証が用意されています。しかしこれらの保証を利用するためには毎月オプション料金を支払わないといけません。

こうしたオプション料金は毎月の負担になるからと最初から加入し、契約後に外してしまった場合でもドコモでiPhoneを購入してから1年以内であれば製品保証が適用されます。

ドコモのiPhoneを購入してからまだ1年経っていない場合は、1年間の製品保証を受けて修理することができます。1年以上経っている場合は、期限切れとなり修理保証の対象外となります。

ケータイ補償サービス for iPhone

ケータイ補償サービス for iPhoneは水漏れや破損などでiPhoneが使えなくなった場合に補償してくれるサービスです。毎月オプション料金を支払いますが、いざという時に修理代を補償してもらえるのです。

Apple Care+

Apple Care+は、通常の保証内容がさらに充実したものになるドコモの保証サービスです。もともとある保証の適用期間がさらに長くなることで、契約中ドコモのiPhoneを安心して使えます。

dカードケータイ補償

ドコモのiPhone保証はdカードを契約している場合にもあります。dカードとはドコモのクレジットカードのことで、ドコモのiPhone料金や端末代の支払いはもちろん、ローソンやマツモトキヨシ、東急ハンズなどの買い物の支払いに使うこともできます。

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1年間の製品保証の詳細

iPhoneのアイコン画面

ドコモのiPhoneにはさまざまな保証がありますが、基本的にはiPhoneの購入時に保証オプションに加入して毎月オプション料金を支払う必要があります。しかしドコモの1年間製品保証は申し込み不要でオプション料金なしでも、適用されます。

保証内容

1年間の製品保証はドコモのiPhone保証であるケータイ補償サービス for iPhone、dカードケータイ補償、Apple Care+に加入していない人で、iPhoneの購入から1年以内の人が対象となります。

有料の端末保証サービスに加入している人やドコモのiPhoneを購入してから1年以上経っている場合は、保証の対象外になります。

保証期間

1年間の製品保証の保証期間は、iPhoneやiPadなどのApple製品を購入した日から1年間です。この期間であれば、何も申し込みをしなくても製品が故障した際に補償を受けられる可能性が高いです。

購入時

1年間の製品保証はAppleが提供している保証なので、ドコモ以外でiPhoneを購入した人でも対象となります。しかしキャリアごとに用意されている有料の保証オプションに加入している人は対象になりません。

Appleが提供している1年間の製品保証には申し込みが必要ないので、ドコモの店舗でiPhoneを購入するときに特別な手続きはいりません。

1年間の製品保証を知らない人でも、期間内で対象となっている条件を満たしている場合は修理の保証をしてもらえます。ただ期限切れになっている場合は修理保証の対象外なので、購入日を確認してから手続きへ行きましょう。

修理時

Appleが提供している1年間の製品保証は、自然故障が対象となっています。普通にiPhoneを使っていて電源が入らなくなってしまったり、ホームボタンなどの機能が使えなくなってしまったりした場合に修理してもらえます。

iPhone本体だけではなく、付属のイヤフォンやUSBケーブルなどの故障も1年間の製品保証の対象になっています。

修理の出し方

ドコモのサポートサイト

ドコモのiPhoneを1年間の製品保証で修理する場合は、ドコモではなくAppleに直接依頼することになります。Appleが提供しているサービスなので、ドコモの店舗へもっていっても対応してもらえません。

Appleに連絡をすると、すぐに代替え機を送ってもらえるのですが、Appleが用意した安全に使えるiPhoneを代替え機として使うことができます。

正規のサービス以外で修理を行うと、安全性が保障されていない代替え機を渡されることもありますが、Appleはその心配がありません。

ただスマホの修理店へもっていけばパーツの交換だけで済むような修理でも、Appleへもっていくと本体ごと交換になってしまうこともあります。1年間の製品保証はパーツ交換か、本体ごと交換かは契約者が選ぶことはできません。

修理時にかかる料金

Appleの1年間の製品保証は無料でしてもらえます。パーツの交換でも本体ごとの交換でも無料なので、安心して依頼することができます。

ドコモの端末保証サービスは修理の内容によっては料金がかかってしまうことがあるので、Appleの1年間の製品保証の方がいざという時でもお金がかかる心配があります。

故障・修理に関する確認事項 | お客様サポート | NTTドコモ

ケータイ補償サービス for iPhoneの詳細

ケータイ補償サービスの画面

ケータイ補償サービス for iPhoneは1年間の製品保証と違い、Appleの保証ではなく、ドコモ独自の保証です。ケータイ補償サービス for iPhoneは毎月オプション料金を支払うことで、iPhoneが故障したときに修理費用を補償してもらえます。

月額料金

ドコモのiPhoneのケータイ補償サービス for iPhoneは月額の料金がかかります。月額の料金は機種によって違います。

機種 月額 サービス料金
iPhone x、iPhone 8、iPhone 8 Plus、
iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 6s、iPhone 6sPlus
750円 11,000円
(年に2回まで)
iPhone SE、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 5s 600円 7,500円
(年に2回まで)
iPhone 5c 500円 7,500円
(年に2回まで)

ケータイ補償サービス for iPhoneの月額料金は機種が古ければ古いほど安く、機種が新しければ新しいほど高いという仕組みになっています。しかも月額料金だけでiPhoneを修理してもらえるのではなく、サービス利用料金として別に費用もかかります。

保証内容

ケータイ補償サービスの詳細画面

ケータイ補償サービス for iPhoneの補償内容はドコモでiPhoneを購入してから1年以上経過したタイミングで、自然故障したiPhoneのみが対象となっています。

故障の具合は水漏れ、破損、全損、故障、紛失、盗難となっています。iPhoneが水没してしまったり、液晶画面が割れてしまったり、なくしてしまった場合にこの保証を使うことができます。

ただケータイ補償サービス for iPhoneはiPhoneの故障や紛失、盗難などを対象としているので、故障が理由ではないバッテリーの交換は受け付けていません。

ただ修理中に自分のドコモiPhoneの代わりに使う代替え機は、安全なiPhoneを用意してもらえます。iPhoneのバッテリーを交換したいだけの場合は、別のサービスを利用しましょう。

保証期間

ケータイ補償サービス for iPhoneは毎月オプション料金を支払うので、自分からオプションを解約するまで有効になります。修理保証の期限切れがないので、安心して修理依頼に出すことができます。

しかしドコモのiPhoneが壊れてしまったり、動かなくなってしまったりした場合はトラブルに気が付いてから30日以内にケータイ補償サービス for iPhoneに申し込まないと期限切れとなります。

修理の出し方

ケータイ補償サービス for iPhoneを利用してドコモのiPhoneを修理に出す場合はドコモの店舗にiPhoneを持っていくか、ケータイ補償お届けサービスセンターに電話で問い合わせましょう。

ケータイ補償お届けサービスセンターはドコモのiPhoneから電話する場合は局番なしで「15711」にかけます。通話料は無料です。

ドコモのiPhone以外から電話をかける場合は「0120-210-360」です。どちらの番号も午前9時から午後8時まで対応しています。

修理時にかかる料金

ケータイ補償サービス for iPhoneは月額料金以外にも、修理時に料金がかかります。7,500円~11,000円と高額ですが、iPhoneを新しく購入し直す場合は50,000円以上かかってしまうので、ケータイ補償サービス for iPhoneを利用した方が修理の費用がお得です。

修理の時に思わぬ出費がかさまないように、ドコモでiPhoneを購入した際に加入しておきましょう。ケータイ補償サービス for iPhoneは、契約後でもドコモの店舗やドコモのインフォメーションセンターで加入できます。

加入できる期間はドコモでiPhoneを購入した日を入れて14日以内です。この期間を過ぎてしまうとケータイ補償サービス for iPhoneに加入することはできません。

ケータイ補償サービス for iPhone & iPad | お客様サポート | iPhone | NTTドコモ

Apple Care+

Apple Care+の画面

Apple Care+はApple製品を購入すると、ドコモへの申し込み不要で保証される1年間の製品保証の内容を2年間に引き延ばすことができる保証です。

こちらの修理保証もドコモではなくAppleの修理保証なのでですが、1年間の製品保証と違い、問い合わせや申し込みはApple Storeでもドコモの店舗でもできます。

料金

Apple Care+の料金は1年間の製品保証と違い、修理の料金が発生します。Apple Care+の料金はドコモで支払うかApple Storeで支払うことができます。Apple Storeでの支払い方法とドコモでの支払い方法は違うので気を付けましょう。

Apple Storeの店舗で加入した場合

Apple Storeで申し込んだ場合は、2年間分の料金を一括で支払うことになります。その場で現金で支払うのではなく、初月の料金と一緒に銀行口座やクレジットカードから引き落とされることになります。

iPhone XS、iPhone XS MAX、iPhone X 22,800円
iPhone XR、iPhone 8Plus、iPhone 7、
iPhone 6s、iPhone 6 Plus 
16,800円
iPhone 8,iPhone 7,iPhone 6s、iPhone 6 14,800円
iPhone SE、iPhone 5s、iPhone 5c 12,800円

このようにApple Care+の料金は機種が古い方が料金が安く、新しい機種の場合は料金が高くなります。Apple Storeで加入する場合はドコモのiPhoneを購入してから30日間以内しかできません。

docomoショップの店舗で加入した場合

ドコモの店舗でApple Care+に加入する場合は、iPhoneの利用料金と一緒に月ごとに支払います。一括で料金を支払わないので抵抗なく加入できます。

iPhone XS、iPhone XS MAX、iPhone X 月額950円 22,800円
iPhone XR、iPhone 8Plus、iPhone 7、
iPhone 6s、iPhone 6 Plus
月額700円 16,800円
iPhone 8、iPhone 7、iPhone 6s、iPhone 6 月額617円 14,808円
iPhone SE、iPhone 5s、iPhone 5c 月額534円 12,816円

Apple Storeで一括払いをしても、ドコモの店舗で契約してiPhoneの利用料金と一緒に分割払いをしても、Apple Care+の料金はほとんど同じです。ただ機種によっては8~16円の差が出ます。

しかし2年間で十数円の差なので、Apple Storeが近所にあればApple Storeで、ドコモの店舗が近所にあればドコモの店舗でという風にあなたの住んでいる環境に応じて申し込みをする場所を決めましょう。

保証内容

Apple Care+の保証内容はApple Storeで申し込んでも、ドコモの店舗で申し込んでも同じです。水漏れ、水没、液晶画面割れ、破損/全損を修理の対象としています。しかしケータイ補償サービスと違い、紛失や盗難は保証の対象外となっています。

スマホをよく失くしてしまうという人は、Apple Care+の修理保証よりもケータイ補償サービスの方がおすすめです。

保証期間

Apple Care+の保証期間は2年間です。ドコモの店舗で分割で料金を支払う場合でも2年分で終了するので、それ以上の期間は期限切れとなってしまい、保証の対象外となっています。

ドコモで分割で修理保証の料金を支払っている場合は期限切れのタイミングが分かりやすいですが、Appleで一括で修理保証の料金を支払った場合は期限切れに気づきにくいので、事前に確認しておきましょう。

修理の出し方

Apple Care+の修理の出し方はApple StoreへiPhoneを持っていくか、Apple正規サービスプロバイダへiPhoneを持っていくか、エクスプレス交換サービスを利用するかです。

Apple正規サービスプロバイダとは、ヤマダ電機やコジマ電気などのApple製品の契約ができる家電量販店などです。Apple StoreかiPhoneを購入した家電量販店に持って行って修理に出します。

またエクスプレス交換サービスとは宅急便で新品かほとんど新品のiPhoneが自宅に届き、故障しているiPhoneを変わりにAppleへ送ります。外出する手間がかからないので、忙しいときでも使えて便利です。申し込み方法はAppleに電話をします。

修理時にかかる料金

Apple Care+は事前に修理料金を支払いますが、修理をする際にも料金を支払います。これはApple Care+のサービス利用料金といい、液晶画面の破損をしている場合の修理料金は3,400円、その他の破損の修理料金は11,800円かかります。

エクスプレス交換サービスのような郵送する修理サービスは、正規サービス以外で依頼すると代替え機を用意してもらえないことが多いのですが、Apple Care+の場合はiPhoneを用意してもらえます。

Apple Care+

dカードケータイ補償

dカードケータイ補償の画面

ドコモのdカードケータイ補償は、dカードというドコモが発行しているクレジットカードを契約している人が対象のiPhone保証サービスです。

dカードケータイ補償はdカードGOLDを使ってドコモのiPhone料金を支払っていたり、iPhoneの端末代を支払ったりしている人が主に対象となります。

dカードケータイ補償が適用される条件

dカードケータイ補償が適用される条件は、基本的にdカードGOLDを使ってドコモのiPhoneを購入したり、料金を支払ったりしている人ですが、それ以外にも対象となる条件があります。

それはドコモのiPhoneが故障していてdカードケータイ補償以外の保証が使えない場合、dカードかdカードGOLDの保証期間内である場合、ドコモのiPhoneが全損していて修理が必要な場合があります。

限られた条件ではありますが、dカードを契約している人は自分が対象に入っていないか確認してみましょう。

料金

dカードケータイ補償はdカードについているサービスなので、毎月料金を支払う必要はありません。またドコモのiPhoneを修理する際も料金がかからないことがほとんどなので、実質無料でiPhoneの修理をしてもらえます。

保証内容

液晶画面の破損やUSBケーブルの紛失など部分的な故障や紛失にも対応する他のドコモの補償と違って、dカードケータイ補償はiPhoneの紛失や盗難、修理不可能などのiPhoneを新しく買い替えないと対処できない場合だけ保証してもらえます。

液晶画面が割れてしまっただけの場合や、iPhone本体そのものは壊れていないけど、ホームボタンの調子が悪いなどの場合は期限切れではなくても対象外となります。

保証期間

dカードケータイ補償の補償期間はdカードの場合は1年間、dカードGOLDの場合は3年間が有効です。ドコモのiPhoneの他の保証は無期限か、2年間なので他の補償期間と違った基準です。

期限切れのタイミングが他の修理保証と違うので、事前に期限切れになっていないか確認しておきましょう。ケータイ保証ではなく、dカードというクレジットカードの保証なので保証内容や保証期間などの違いに気を付けましょう。

修理の出し方

dカードケータイ補償でドコモのiPhoneの修理を依頼する場合は、Apple StoreでiPhoneを提出するか、Appleの正規サービスプロバイダであるヤマダ電機やコジマ電気などの家電量販店の店舗でiPhoneを提出しましょう。

店舗での修理依頼の際はdカードかdカードGOLDを持参し、修理費用はカードで支払う旨を店員に伝えてください。そしてdカードの窓口へ修理の証明書を提出するとdカードケータイ補償での修理として扱ってもらえます。

修理時にかかる料金

dカードケータイ補償はdカードの場合もdカードGOLDの場合も、紛失や盗難、全損の場合に最大で10万円まで修理代を保証してもらえます。実質無料でiPhoneを修理してもらえることがほとんどです。

dカード保証 dカードGOLD保証
年会費0円 年会費10,000円
ポイント還元率1% ポイント還元率10%

dカード保証の場合は年会費は0円ですが、dカードGOLD保証の場合は年会費が10,000円です。dカードGOLDはとても年会費が高いですが、その分還元されるポイントも10%と多いです。

毎月ドコモのiPhone料金をdか―ドGOLDで支払うとその分お得になるので、節約したい場合はdカードGOLDがおすすめです。しかし紛失や盗難の際の修理補償を無料でしてもらいたい場合は、dカードがおすすめです。

dカード | dカードケータイ補償

各保証サービスの比較

設定アプリの画面

ドコモやAppleに用意されているさまざまな種類保証サービスは、自然故障かどうかによって修理保証の対象となるかどうかが決まります。

ドコモやAppleで定められている自然故障の条件をしっかり把握しておくことで、あなたのiPhoneの修理が保証の対象となるかどうかが問い合わせをしないでも分かります。

自然故障

ドコモのiPhoneでは自然故障であることが修理保証の対象になる条件となっています。自然故障とは普通にiPhoneを使っていてよく起こる不具合のことです。例えば以下のようなものがあります。

システム系 画面がiTunes接続画面のままになる、
リンゴロープする、画面が真っ白になる
ディスプレイ系 バックライトが切れる、画面が勝手に起動する、
画面が真っ黒になる、タッチしても反応しない
通信系 Wi-Fi接続できない、Bluetooth接続できない、
圏外、SIMなしになる
電源系 電源が入らない、充電ができない、
画面左に青い筋が入る
音系 通話中に相手の声が聞こえない、動画の音が出ない
通話中に自分の声が聞こえていない、
スイッチ系 音量ボタンが効かない、スリープ機能が使えない、
指紋認証ができない、バイブが使えない

これらの故障内容は一部ですが、こうした故意にドコモのiPhoneを壊したわけではないのに起こってしまった呼称の修理保証をするのがドコモのさまざまな補償サービスです。

有償修理

基本的にドコモでは、iPhoneを意図的に破損した場合は修理保証の対象外となります。故障しているiPhoneを見てどのように自然故障であるか、意図的な破損であるかを見分ける基準は以下のような故障内容であることです。

水没系 通電しているけど水没している、
通電していない水没状態
画面割れ系 画面にひびが入っている、
ガラス画面の割れ、液晶画面の割れ
落下系 落下の痕がある、落下したことによる破損、
iPhone本体のゆがみ

上記のような故障内容の場合は、たとえ意図的にやっていないとしても修理保証の対象にはなりません。iPhoneを落としてしまい画面が割れるという故障はよくあることですが、意図的にもできるので修理保証の対象外となっているのです。

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加入すべきメリットとデメリット

iPhoneのデバイス情報

ドコモのiPhone修理保証は加入しておくと、いざ修理するときに安心です。しかし修理保証の加入にはデメリットもあるのでそれを把握してから入りましょう。

保証未加入や期限切れ端末の修理との差額

まずドコモのiPhone修理保証に加入するメリットは、未加入の人や保証期限切れの人に比べて圧倒的に修理代が安く済むことです。

1年で2回iPhone 7の画面のみを破損 差額14,000円
1年で2回iPhone 7の画面以外を破損 差額33,200円

このようにドコモの補償サービスに加入していれば無料、もしくは1万円代で済む修理代が、最新機種の場合は6万円代も掛かってしまうので、差額が3万円以上出てしまう場合があります。

各保証のメリットとデメリット

ドコモのiPhone修理保証には、それぞれメリットとデメリットがあります。中には料金が高いものもあるので、ある程度のリスクがあることを理解したうえで加入する必要があります。

  Apple Care+ ケータイ補償サービス
メリット バッテリー交換が無料、
3日前後で代替え機が来る
1年に2回まで代替え機が使える、
代替え機が2か前後で到着する
デメリット 全損が対象外、2年で期限切れ 料金が高い、バッテリー交換は対象外

ドコモの故障内容によっては料金が高く、iPhoneの修理保証未加入とほとんど変わらないくらいの料金がかかってしまうことがあります。

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ドコモのiPhoneを修理に出す際の注意点

iPhoneのホーム画面

iPhoneを修理に出す場合は、注意点がいくつかあります。代替え機の扱いなどの基本を知っておきましょう。

バックアップを取る

修理に出す前はバックアップを取りましょう。修理中にiPhone内のデータが失われてしまう可能性があるからです。また代替え機を返却するときもバックアップを取り、代替え機を初期化することを忘れないようにしましょう。

「iPhoneを探す」をオフにする

修理に出す前に、iPhoneの「iPhoneを探す」という機能を設定アプリからオフにしておきましょう。修理中は必要のない機能なので、無駄なバッテリーや通信量を消費しないためにオフにしておくのです。

代替え機を借りる

ドコモのiPhone修理中は自分のiPhoneを使うことができないので、代替え機を借りる必要があります。代替え機は保証サービスで用意してもらえることが多いですが、用意してもらえない場合は自分でレンタルする必要があります。

最後に

いかがでしたか?ドコモのiPhone修理保証サービスはメリットとデメリットがありますが、それを理解したうえで上手に活用しましょう。

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