iPhoneでワンセグ・フルセグを見る方法！リアルタイム視聴できる？

iPhoneでワンセグを視聴するには、コネクタ直結型のワンセグチューナーを使う方法があります。コネクタ直結型のワンセグチューナーとはiPhoneに直接取り付けて使うタイプのワンセグチューナーのことで、小型で軽量なので持ち運べるのが特徴です。

ワンセグチューナーにはiPhone本体に差しこむタイプやコードレスタイプ、ワンセグチューナーよりももっと高画質で高音質なフルセグチューナー、ワンセグチューナー内蔵のレコーダーなどさまざまなタイプがあります。

それぞれのワンセグチューナーの特徴を比較して、あなたの希望に合っているものを選んでください。

iPhone 4sが最新機種だった頃に人気だったコネクタ直結型のワンセグチューナーです。iPhone 4sのDockコネクター(USBケーブルを差しむポート)にワンセグチューナーを直接差し込んで使います。

このワンセグチューナーはモバイルバッテリーと比較しても軽量で小型なのでどこへでも持ち運べて、iPhoneだけではなくiPadでも使えます。

またiPhoneのワンセグ再生画面には録画ボタンが表示されるので、視聴しているワンセグを録画することも可能です。ただiPhone 4s以降の機種には非対応です。

視聴方法はI-O DATA GV-SC510専用のTVアプリであるSES CLIP2をiPhoneにインストールしてから、Dockコネクターに差しこみます。自動でSES CLIP2が起動して好きなチャンネルを選ぶだけです。

ワンセグ用のTVアプリが無料でインストールできるのはメリットですが、現在はAppStoreからTVアプリのSES CLIP2が配信されていないです。またこのワンセグチューナーに対応しているiPhone 4sが、かなり前の機種ということもデメリットです。

親のおさがりスマホに格安SIMカードを差して使っているお子さんがiPhoneでワンセグを視聴するという場合でも、TVアプリがないので使用することはできません。

無線LANルーターなどの通信機器を扱っている大手メーカーのBUFFALOから発売されている、コネクタ直下型のワンセグチューナーです。

iPhone 5、5s、5c、iPhone 6、6PlusなどのiPhoneから、iPhone touch、iPad Air、iPad、iPad miniと豊富な機種に対応しているLigntningコネクタで接続するワンセグチューナーです。

同じiPhoneのワンセグチューナーであるI-O DATA GV-SC510と比較すると、対応している機種が多いのがこのワンセグチューナーの特徴です。

BAFFALO 1S-IPM110はちょいテレiという無料でインストールできるiPhoneアプリを使用して、リアルタイムのテレビ番組を視聴します。

ただBAFFALO 1S-IPM110はiPhone5シリーズ、iPhone6シリーズにしか対応していないので、それ以降の機種ではインストールできません。

視聴している番組を録画ボタンをタップするだけで録画することもできますし、字幕を表示していない状態で録画した番組も後から字幕表示で視聴できます。

メリットとしてはBAFFALOなので信頼性が高いということですが、デメリットとしてはテレビチューナー本体にバッテリーがないため、iPhoneのバッテリーを使って起動するということです。

iPhoneには、電源ポートのコネクタに直接差しこむタイプのw何セグチューナーもあれば、コードレスで繋がるタイプのワンセグチューナーもあります。ここからはiPhoneのコードレスチューナーを紹介します。

コネクタ直結型のワンセグチューナーのI-O DATA GV-SC510と同じシリーズですが、こちらはコードレスタイプのワンセグチューナーです。コネクタ直結型チューナーと同じように軽量で小型なので持ち運びが楽です。

大きさは幅8.5㎝、縦約4㎝、厚さ約1㎝とモバイルバッテリーと比較しても小型のワンセグチューナーで、ポケットの中に入れていても邪魔になりません。

iPhone 3s以降の機種に対応していて、コネクタ直結型のワンセグチューナーと違い、電源ポートの仕様関係なくコードレス接続できるというメリットがあります。

視聴方法は、まず専用のTVアプリであるSegClipをiPhoneにインストールします。次にI-O DATA GV-SC500の電源を入れ、TVアプリを起動し、リアルタイムで放送中の番組をTVアプリ内で選択します。

メリットはワンセグチューナーとしてだけではなく、モバイルバッテリーとしても使えることですが、デメリットとしてはWi-Fi環境がないとテレビの視聴ができないこと、ワンセグのみでフルセグには対応していないことです。

コードレスなので長時間iPhoneを持って、ワンセグを視聴していても手が疲れません。紐がついているのでカバンの取ってなどにつけることができます。

サンワダイレクト 400-1SG003はテーブルや棚の上に置いて使用するタイプのワンセグチューナーです。コードレスでiPhoneに接続できますが、カバンやポケットに入れっぱなしでは使用できません。

iPhone全機種に対応しているので、あなたのiPhoneが古い機種でも最新機種でも使えるワンセグチューナーです。このワンセグチューナーは、他にもiPod Touchの第4世代と第5世代やiPadの全機種にも対応しています。

iPhone本体に差しこむタイプのワンセグチューナーと比較すると対応しているiPhoneのバージョンが多いので、iPhoneを数台持ちしている人や、新機種が出るたびに機種変更する人はコードレスのワンセグチューナーがおすすめです。

サンワダイレクト 400-1SG003も他のテレビチューナーと同じように、専用のTVアプリをiPhoneにインストールして使用します。専用のTVアプリはiDTV WiFiです。無料でインストールできて、ずっと無料で利用できます。

視聴方法はテレビチューナーの本体横にあるボタンを押して電源を入れてから、設定アプリのWi-Fi項目からこのワンセグチューナーのパスワード「8888」を入力します。

次にワンセグチューナーにアンテナを差し込み、iPhoneでアプリを起動して、左右にスワイプしてリアルタイムで放送されているテレビ番組から好きなものを選びます。他のiPhoneワンセグチューナーのTVアプリと比較しても使いやすいです。

iPhoneでテレビを視聴する方法はワンセグとフルセグがあります。ワンセグはTV電波が使用できる電波帯域のうち地デジなどで使用されているセグメントに当てはまらない、余った1つのセグメントを使ってテレビ視聴をすることです。

フルセグとは地上デジタル放送に使われている12のセグメントのことです。ワンセグのように画質が荒くないし、電波が途切れることもほとんどありません。一般的にガラケーにはワンセグ、スマホにはフルセグが合っているといわれています。

ピクセラ PIX-DT350Nは、iPhone本体に差しこんで使うタイプのフルセグチューナーです。フルセグのテレビチューナーはワンセグよりも一回り大きいのが特徴ですが、ワンセグチューナーと同じで重さはバッテリーなどがないため軽いです。

値段はワンセグチューナーは8,000円代、フルセグチューナーは10,000円代なので比較すると少し高額ですが、大きな金額の差はありません。電源ボタンはフルセグチューナー本体の裏側についています。

ピクセラ PIX-DT350Nを視聴するためには、モバイルTVというTVアプリをインストールします。無料でインストールできて、インストール後にピクセラ PIX-DT350NをiPhoneに差しこむと自動で起動します。

リアルタイムで放送している好きなテレビ番組を選んで、フルセグで視聴できます。メリットはフルセグ視聴中でもiPhoneでインターネットができることです。デメリットはフルセグ視聴は通信量を膨大に消費するので、WiFi環境が必須であることです。

iPhoneのテレビチューナーには、自宅のUHFアンテナを使ってフルセグを視聴するタイプのものもあります。UHFアンテナとは、地上デジタル放送を視聴するために必要なアンテナです。

自宅にUHFアンテナがある場合はiPhoneのテレビチューナーとUHFアンテナを活用して、ワンセグよりもiPhoneに向いているフルセグを視聴しましょう。

ピクセラ XIT-STK200は手のひらよりも小さいサイズのテレビチューナーで、iPhoneに差しこんで使用することはRIX-DT350Nと同じです。

UHFアンテナを使用しますが、他のUHFアンテナを使用しないテレビチューナーと比較しても、形や大きさ、使用する方法などは基本的に同じです。

PIX-DT350NとXIT-STK200は、専用のTVアプリが違います。PIX-DT350Nの場合はモバイルTVというアプリと使用し、XIT-STK200の場合はXitというTVアプリをインストールします。

ピクセラ XIT-STK200を視聴する方法は、無料でインストールできるXitというTVアプリを使用します。TVアプリをiPhoneにインストールしておけば、ピクセラ PIX-DT350NをiPhoneに差しこむだけで自動で起動し、すぐにフルセグを視聴できます。

もし通信環境などが悪くフルセグが繋がらない場合は、自動でワンセグに切り替わります。ピクセラ XIT-STK200のメリットは充電が必要ないこと、スマホに適しているフルセグが視聴できることです。

デメリットはWiFi環境が必須なことと、フルセグの電波が入る環境がまだあまりないということです。

iPhoneのテレビチューナーの中には、自宅のWi-Fiに接続してワンセグやフルセグを視聴するタイプのものもあります。そういったテレビチューナーは、他のテレビチューナーとは機能が違います。

ピクセラPIX-BR310Wは自宅に設置するタイプのテレビチューナーで、気軽にワンセグを視聴することができます。自宅に設置してWiFi設定をするだけで、自宅のどこにいてもテレビが視聴できます。

外出先からiPhoneの通信回線を経由してテレビの視聴や視聴予約、再生ができるので、自宅だけではなく、外出先でもテレビ視聴できます。ピクセラPIX-BR310Wには録画機能はありませんが、リアルタイムでの視聴機能が充実しています。

ピクセラ PIX-BR310Wの特徴は、自宅でも外出先でもリアルタイムでのテレビ視聴しかできないということです。

他のiPhoneで使用できるテレビチューナーは録画もiPhone画面から簡単にできるのですが、ピクセラ PIX-BR310Wは録画機能がありません。他のテレビチューナーと比較すると録画できないのがデメリットです。

ピクセラ PIX-BR310Wでは録画する機能がありませんので、リアルタイムでの視聴のみになります。しかし視聴予約ができたり、外出先でもテレビ視聴ができたりするので、視聴機能自体は利便性が高いです。

iPhoneのテレビチューナーは基本的に録画できるものが多いですが、ピクセラ PIX-BR310Wを使う場合は、録画はテレビで、リアルタイム視聴はiPhoneで、と使い分けましょう。

I-O DATA EX-BCTX2はDVDレコーダーやBluerayレコーダーのように据え置きタイプのテレビチューナーです。テレビボードにレコーダーと一緒に収納するので、テレビ周りがごちゃ付きません。

操作もリモコンで行うので、普通にテレビを観るような感覚でiPhoneからテレビ視聴ができます。

I-O DATA EX-BCTX2は、iPhoneからリアルタイムでテレビを視聴することができます。自宅にテレビが1台しかなく、観たい番組を観られないときにiPhoneで自室で好きな番組を視聴することができるのです。

メリットとしてはテレビを買い足さなくてもいいことと、ポータブル、録画用、外付け用と3つのHDDから好きなタイプを選べることですが、デメリットとしてはテレビとWiFi環境が必須だということです。

I-O DATA EX-BCTX2は、例えば引っ越したばかりでテレビがない状態を乗り切るためには使用できません。

I-O DATA EX-BCTX2は、オフラインで録画番組の視聴をすることもできます。テレビチューナーで録画した映像をiPhoneに転送することで、通信環境なしでも好きなテレビ番組を視聴することができるのです。

この機能は他のワンセグチューナーにもありますが、据え置きタイプは録画機能がないこともあるので、I-O DATA EX-BCTX2は据え置きワンセグチューナーとポータブルワンセグチューナーのメリットが両方あるといえます。

iPhoneにワンセグチューナーを差し込んで直接通信してテレビを視聴するタイプのチューナーもあれば、自宅に設置した機器にテレビ番組を転送させて視聴するタイプのチューナーもあります。

内蔵されているチューナーからiPhoneに番組の映像を転送して視聴することができるレコーダーが最近人気になっています。例えばパナソニック DIGA DMR-BRW1050は2つのチューナーを内蔵しているレコーダーで、録画した番組をiPhoneから視聴できます。

メリットとしてはレコーダーに1TBのデータ容量があるので、録画した番組をずっと取っておけることです。デメリットは録画した番組しかiPhoneから視聴できないことです。リアルタイム視聴はできません。

パナソニック DIGA DMR-BRW1050は、iPhoneにどこでもディーガというアプリをインストールして使用します。TVアプリから録画番組を視聴したり、録画予約をしたりできるので、外出先でも自宅と同じ感覚で録画番組を楽しむことができます。

リアルタイムで視聴できないデメリットはありますが、録画機能の利便性が高いです。録画した番組を観る時間がなかなかない人におすすめです。

ただiPhoneから録画番組を視聴する際はiPhoneの通信回線を使用するので、通信制限に達しやすくなるというデメリットがあります。

ブルーレイに対応しているレコーダーで、1か月先のテレビ番組も録画できます。録画はレコーダを起動して行うこともできますが、iPhoneのTVアプリからでもできます。

予約だけではなく、転送も可能なので外出先で視聴することもできます。例えば子供と長時間のドライブに行くときにアニメや子供向け番組をタブレットに転送しておいて、見せることもできます。転送は高速なので1時間番組なら3分以内に完了します。

ソニー BDZ-FW1000をiPhoneで視聴するためにはTVアプリであるVideo&TV SideViewをインストールします。無料でインストールすることもできるし、使用することもできます。

最長で約1400時間フルハイビジョンで録画できるので、好きなドラマ全話、アニメ全話、映画シリーズを前作など膨大な量のテレビ番組を楽しむことができるのがメリットです。

リアルタイムでのテレビ番組視聴もiPhoneからできます。レコーダー内臓のテレビチューナーは据え置きタイプのテレビチューナーと比較してリアルタイム視聴ができるので、デメリットは少ないです。

東芝 REGZA DBR-T1007はレコーダーの中にSDカードを差し込む部分があるので、録画した番組のデータをSDカードに移行します。

それをiPhoneで再生する仕組みになっているので、他のレコーダー内臓のテレビチューナーと比べて、iPhoneでの視聴に手間がかかるのがデメリットです。ただレコーダーのダビング操作などが苦手な人には、抵抗がないのでおすすめです。

東芝 REGZA DBR-T1007を経由してiPhoneでテレビ視聴をする方法は、TVアプリをインストールするのではなく、SDカードをカードリーダーを使ってiPhoneに接続します。

iPhone用のカードリーダーは1,000円代で購入できます。録画した番組を通勤中や休憩中に外出先で視聴したい人におすすめです。

ワンセグチューナー用のTVアプリではなく、動画配信するTVアプリをiPhoneにインストールして視聴する方法もあります。この方法も通信量を多く消費するのでWiFi環境が必須です。

TBSの地上波番組を無料で見放題のTVerは、インストールも無料です。ワンセグチューナーを持っていなくても使うことができるので、TBSの200以上の番組をiPhoneで視聴できます。

忙しくリアルタイムでTBS番組を視聴する時間がない人は、好きな時間に好きな番組を選んでワンセグがなくても視聴できるTVerがおすすめです。

こちらもTBSの地上波番組を無料で見放題のTVアプリです。TBS FREEもインストールも利用も無料なので、ワンセグチューナーを購入しないといけないワンセグよりも、気軽に始めることができます。

エムキャスはTOKYOMXなどのテレビ番組を無料で視聴できるTVアプリです。200万以上ダウンロードされている人気のアプリで、スムーズに視聴できるのが特徴です。

AbemaTVは無料でインストールと視聴ができるTVアプリです。インターネット独自の番組のみですが、登録不要で視聴できて手軽ですし、人気タレントやアイドルが出演している番組が多いので、若者を中心に人気があります。

テレビの動画データをiPhoneに取り込む際は、動画や画像データを保管するのにブロック機能がある保存アプリを使うのがおすすめです。

iSafePlayは人に見られたくない動画や画像を保存して置ける便利なアプリなので、家族に内緒でハマっているドラマの動画やバラエティ番組のデータを安心して保管できます。

iSafePlayは無料でインストールできるセキュリティアプリで、動画や画像データを人に見られる心配なくiPhoneでデータを保管できますが、iPhoneのストレージを消費してしまいます。

iPhoneでテレビを視聴する際にはワンセグチューナーを使う方法、フルセグチューナーを使う方法、ワンセグチューナー内臓のレコーダーを使う方法、TVアプリを使う方法があります。それぞれの特徴を比較します。

iPhoneでテレビを視聴するのにもっとも一般的な方法であるワンセグチューナーを使う場合は、ワンセグチューナー専用アプリをインストールして、電源ポートに差しこむだけです。ワンセグ視聴中の録画も簡単ですし、初心者におすすめです。

ただフルセグチューナーとワンセグチューナーを比較すると、画質や音質に差が出てしまいます。また家のテレビとリンクしていないという点では、ワンぜぐチューナーもフルセグチューナーも、ワンセグチューナー内蔵のレコーダーに利便性で劣ります。

iPhone対応のワンセグチューナーそれぞれの特徴を比較して、あなたに合っているタイプを購入しましょう。

このように比較してみるとワンセグチューナーやフルセグチューナーは、自宅テレビと連動しないことがデメリットといえます。

ただワンセグチューナー内蔵のレコーダーだと3万円代するので、初期費用を考えるとワンセグチューナーやフルセグチューナーがおすすめです。

ただiPhoneで見たい番組が限定されていて、初期費用をかけずにiPhoneでテレビを観たいという場合はTVアプリを利用しましょう。

ワンセグチューナーは本体代が1万円以下と手軽ですが、iPhoneの新機種が登場すると差しこむタイプでは使えなくなってっしまう可能性があります。もしワンセグチューナーにするならコードレスタイプがおすすめです。

いかがでしたか？ワンセグチューナーはiPhoneに接続するだけで、テレビを視聴することができるようになります。ワンセグチューナーを購入するのに抵抗がある場合は、まずTVアプリから初めてみましょう。