2019年04月08日更新
SIMフリー版「AQUOS zero」発売、最軽量/有機ELディスプレイスマホを詳しく解説
シャープは4月9日からSIMフリー版「AQUOS zero」を発売します。SIMフリー版スマホ「AQUOS zero」は6.2型の大画面モデルの上、有機ELディスプレイと3000mAh超えのバッテリー搭載でありながら、わずか約146gという軽さが魅力です。
SIMフリー版「AQUOS zero」、9日発売
シャープは4月9日から、SIMフリースマホ「AQUOS zero SH-M10」を順次発売します。AQUOS zero SH-M1は、ソフトバンクで先行発売されていた同名モデルのSIMフリー版です。
シャープ初の有機ELディスプレイ搭載スマホで、6.2型の大画面モデルでは飛び抜けて軽量の約146gという軽さが特徴です。メインカメラは約2260万画素で、インカメラは約800万画素となっています。
さらにタッチパネルの反応速度を高めたことから、シャープではAQUOS zero SH-M10を動画鑑賞やゲームに適したモデルと位置付けています。
AQUOS zero SH-M10の外観はソフトバンク版と全く同じで、大きさは約73×154×8.8mm、ボディカラーはアドバンスドブラックです。ディスプレイサイズは約6.2インチで、解像度は2992×1440ピクセルとなっています。
国内メーカースマホらしくおサイフケータイや防水防塵にも対応していて、アプリなどはソフトバンク向けのものを除きメーカー製のもののみを搭載しています。
ハードウェアの仕様もソフトバンク版と同じで、Snapdragon 845にメインメモリ6GB、ストレージは128GBという構成になっています。軽量化のためにSDカードスロットや3.5mm径イヤホンジャックは備えていません。
本体の背面に指紋認証センサーを装備し、外部接続端子はUSB Type-Cとなっています。発売日や価格は取り扱い業者によって異なりますが、価格もソフトバンク版とほぼ同水準で楽天モバイルで一括8万9980円(税別価格)となっています。
市場想定価格はやや高めに感じるかもしれませんが、このディスプレイサイズで約146gという軽量さは唯一無二と言えます。持ち歩きやすい重量と画面サイズには妥協したくないユーザーにおすすめです。
最軽量/有機ELディスプレイスマホ
AQUOS zero SH-M1は6.2型ディスプレイの端末とは思えない軽さと、手に持った際の収まり感の良さが魅力です。有機ELディスプレイは平面ではなく、両側面に向けてゆるやかにパネル全体がカーブする3D形状となっています。
本体背面の素材は、強度が鋼鉄の8倍という帝人のアラミド繊維「テクノーラ」を使用していて、熱伝導性が低い繊維で背面が覆われているので動画鑑賞中にも手に熱を感じにくいです。
側面のマグネシウムフレームは、フレーム側面が凹んだ形状になっていてホールド性を維持しつつ熱を感じにくいよう工夫されています。
有機ELディスプレイは色鮮やかで、明るい場所の階調表現も自然です。動画視聴に関してはHDR映像技術「Dolby Vision」と立体音響技術「Dolby Atmos」の両方に対応しています。
シャープはAQUOS zero SH-M1を「ゲーミングスマホ」とも位置付けていて、ディスプレイはタッチ抜けが発生しないように独自のタッチチューニングが施されています。
軽さと薄さの追求のためSDカードスロットや3.5mm径イヤホンジャックは非搭載ですが、3.5mmイヤホン変換アダプターが同梱されています。普段はBluetoothのワイヤレスイヤホンを利用し、ゲーム中はアダプター経由で有線イヤホンを使うと良いでしょう。