2019年04月10日更新
スマホをかざすだけでWi-Fi接続「Wifi Porter」が発売!長いパスワード入力不要
フォーカルポイントはスマホをかざすだけでWi-Fiに接続できる「Ten One Design Wifi Porter」を発売しました。スマホアプリを使用してWifi PorterにWi-FiのSSIDやパスワードを記録しておくと、簡単にWi-Fi接続できます。
目次
スマホをかざすとWi-Fiに接続できる「Wifi Porter」を発売
フォーカルポイントは4月4日、スマホをかざすだけでWi-Fiに接続できる「Ten One Design Wifi Porter」を発売しました。Amazon.co.jp、楽天、Yahoo!ショッピングで取り扱っていて、販売価格は4980円(税別)となっています。
「Ten One Design Wifi Porter」は通信機能は搭載しておらず、オフィスやカフェなどに設置された無線LANルーターへの接続を手助けする役割を持っています。
「Wifi Porter」はWi-Fiの接続情報をあらかじめ設定しておくと、「iPhone XS/XR」やAndroidスマートフォンをかざすだけでWi-Fiネットワークに接続することができます。またQRコードでのWi-fi接続も可能です。
Wi-Fi接続の際、面倒なパスワード入力を省ける
通常、スマホなどからゲスト用のWi-Fiサービスを使用する場合、SSIDを選択して長く複雑なパスワードを入力する必要があります。そのネットワークを複数の人が利用するとなると、かなりの手間となるでしょう。
実際オフィスやカフェなど、一時的に利用したい相手に入力して貰うのは意外と大変です。またオーナーはその長いパスワードを記載した紙を壁に貼ったりボードでお知らせしたりして、その存在を公示しなければなりません。
そこで役に立つのが「Wifi Porter」です。「Wifi Porter」は内臓されているNFCタグを利用して、Wi-Fiに接続するために必要な情報を記録できるようになっています。NFC対応のスマホをかざすだけでWi-Fi接続に必要な情報を取得できるわけです。
さらにNFCタグの情報は繰り返して書き換えることが可能で、スマホの接続先となる無線LANルーター本体やパスワードを変更した場合も継続的に使えます。接続設定は専用アプリの「Wifi Porter」を使います。
「Wifi Porter」は電源も電池交換も不要でメンテナンスもとても簡単です。「Wifi Porter」本体は天然木素材を使用していて、大きさは116×71×14mm、重さは約64g程度です。背面にはフック穴がありますので、壁掛け設置することもできます。
QRコードでのWi-fi接続も可能
「Wifi Porter」はNFC対応機種であるiPhone 2018年モデル以降 / iPhone XS / iPhone XS Max / iPhone XR / Android スマホでなければ対応していません。
ただiPhone XやiPhone 8などNFCに対応していないiOS端末は、本体背面のQRコードを読み取ることでワンタップでWi-Fi接続ができます。
注意点としては、Wi-FiネットワークのSSIDやパスワードを記録するためにはAndoroid版アプリからの操作が必要となっている点です。またiOS版アプリはQRコード作成機能のみ対応しています。
パソコンやMacから接続するためにSSIDとパスワードが必要な場合は、製品の裏側に準備されたポケットにSSIDとパスワードが記載されたカードをを用意しておくことができます。
このWifi Porterの背面ポケットにぴったりのカードは専用アプリから簡単に作成できます。