音声入力アプリSpeechnotesの使い方!文字起こしの精度は?
皆さんは音声入力で文字起こしができるSpeechnotesをご存知でしょうか?この記事ではSpeechnotesの性能、SpeechnotesのAndroidスマホアプリ版とPCのChrome版のインストール方法から、文字起こしの使い方までご紹介していきます。
目次
Speechnotesとは?
皆さんは会議や講義などで話す人の発言を聴いてメモ書きしたり、データとして録音することはありますか?この記事ではマイクで拾った音声を分析し、文章として書き出しするスマホやPCのSpeechnotesアプリについてご紹介していきます。
今回はPC版とスマホ版のSpeechnotes導入方法からスマホ版Speechnotesアプリの使い方といったSpeechnotesアプリの魅力について幅広く説明します。
音声から文字起こしができる録音アプリ
改めてSpeechnotesとは、マイク音声から多言語の文字起こしができる録音アプリとなっております。Speechnotesでは基本的に無料で使用することができ、会員登録は一切不要となっています。
スマホ版では広告表示がされます(有料版を購入することで広告を非表示にできます)が、PC版では広告表示はありません(寄付することはできます)。
注意する点として、元の書き起こしする音声が小さいとどうしてもうまく言語を認識できなったり、ボイスレコーダーのように録音したデータを音声ファイルとして保存ができないようになっています。
またPC版のSpeechnotesは、各項目などが完全に日本語化されていないので注意してください。スマホ版のSpeechnotesはほとんど日本語化されていますが、翻訳された日本語が所々怪しいものはあります(通常利用には困りません)。
Speechnotesの使いやすさを求めるのならば、ほとんど日本語化がされているスマホ版の利用をお勧めします。またPC版では後述するようにChromeブラウザを一々開く必要があるため、ここぞというときに書き起こしできないといった不便な点も挙げられます。
Speechnoteの文字起こしの精度/性能
Speechnoteの文字起こしの精度や性能に関してはネット上のユーザーのレビューから中々いい印象を受けました。
SpeechnotesのGooglePlayストアページのレビューやChromeウェブストアページのレビューの全体評価は☆4以上であり、"いい国つくろう鎌倉幕府"、"東京特許許可局"といった分析が難しいであろう言葉も書き起こしできるといった評価がされていました。
Speechnoteの紹介動画
上の動画は動画ファン様のAndroidスマホ版Speechnotesアプリの紹介動画となっています。Speechnotesに関する詳しい事柄はこちらの動画を参考にしてみてください。
Speechnotesの導入〜スマホ〜
それでは実際にSpeechnotesアプリを導入する方法について説明していきます。まず最初にスマホ版のSpeechnotesアプリのインストール方法といったSpeechnotesアプリの導入方法についてご紹介します。
Android
Androidスマホ版のSpeechnotesは以下の外部リンクからインストールすることができます。該当ページにアクセスしたら、"インストール"をタップしてSpeechnotesのインストールを開始してください。
iPhone版はまだ無い
残念ながらこの音声入力アプリSpeechnotesのiPhone版は存在しておりません。Speechnotesをどうしても利用したい場合、PCのChrome版Speechnotesも存在しているのでそちらを試してみるのがいいと思います。
またiPhoneのApp Storeなどから「音声書き起こしアプリ」などといった関連したキーワードでアプリを検索してみてください。Speechnotesの代わりになる書き起こしアプリが見つかるかもしれません。
Speechnotesの導入〜PC〜
ここではPCのChromeブラウザ版Speechnotesの導入方法について説明していきます。PCのChrome版Speechnotesのインストールもアプリ版同様、簡単に行うことができます。
Chromeブラウザが必要
PCのSpeechnotesはChromeのWeb上のアプリケーションとなっているので、PCでSpeechnotesを利用したいのならChromeブラウザをインストールする必要があります。PCのSpeechnotesはChromeウェブストアの拡張機能として追加します。
Speechnotesのインストール
以下の外部リンクからPCのChrome版Speechnotesをインストールすることができます。該当ページにアクセスしたら、"Chromeに追加"を左クリックしてChrome拡張機能のSpeechnotesをChromeブラウザにインストールしてください。
新たなウィンドウが表示されるので、上の画像のように"アプリを追加"を左クリックしてください。
Speechnotesを追加すると、上の画像のようなChromeブラウザアプリ一覧のページが表示されます。Chromeブラウザの"アプリ"からSpeechnotesアプリを起動することができるようになります。
Speechnotesの使い方
ここではPCのChrome版ではなくAndroidスマホ版のSpeechnotesの使い方についてご紹介していきます。基本的にPCのChrome版でもAndroidスマホ版と似たような使い方をすることができます。
紹介しきれないほどの使い方がSpeechnotesに備わっていますが、ここでは基本的は使い方としてアプリの起動・初期設定、音声の録音方法、書き起こししたファイルの文章編集方法や保存方法をご紹介していきます。
アプリの起動と初期設定
ここではAndroidスマホ版Speechnotesアプリの起動、起動後の初期設定について説明していきます。
Speechnotesアプリの初回起動はGooglePlayストアのSpeechnotesページの"開く"などからアプリそのものを起動することができます。初回起動後は設定を変えない限り、ステータスバーのSpeechnotesの通知をタップすることでクイック起動できます。
入力元のマイク設定をする
SpeechnotesAndroidスマホ版では、音声入力元のマイク権限を許可する必要があります。上の画像のように"許可"をタップして、入力元のマイク権限を許可してください。
言語設定
続いてSpeechnotesの音声入力から文字起こしをする言語設定を行います。文字起こししたい言語を変更するとき、上の画像のようにSpeechnotesのノートファイル名"備考-1"の隣にある言語をタップしてください。
すると、書き起こし可能な言語の一覧が表示されます。その中から文字起こししたい言語を選択してください。
音声の録音
Speechnotesで書き起こし文章を生成させるには、マイクで拾った音声を録音する必要があります。ここでは実際に入力音声の録音し文章を書き起こしさせるといったSpeechnotesの使い方について説明していきます。
録音の開始
Speechnotesで音声入力の録音を開始するには、上の画像のように"マイク"マークをタップしてください。この後マイクで録音された音声をSpeechnotesが分析し、自動で文章が書き起こしされるようになります。
録音の停止
音声入力の録音を停止するには、上の画像のように"マイク"マークと同じ所にある"一時停止"マークをタップしてください。
文字起こしした文章の編集
Speechnotesの書き起こし性能不足により文章がうまく書き起こしされなかったり、書き起こしした文章に新たな文章を追加したい場合、Speechnotesではそういった書き起こしした文章を編集することができます。
文章の編集手順
Androidスマホのキーボードで文章を編集したい場合、上の画像のように左下にある"キーボード"アイコンをタップしてください。
するとスマホ画面下半分にAndroidスマホの標準キーボードが表示されます。これでSpeechnotesの性能不足でうまく書き起こしできなかった文章などを編集することができます。
文章を保存する
Speechnotesで書き起こしした文章はデフォルト設定のままでは自動保存されるようになっています。また上の画像のように"備考"をタップすることで保存するノート名を変更することができます。
記入欄にノート名を入力したら、"終了"をタップしてください。これで今編集している文章のノート名を変更することができます。