監視アプリがスマホに入ってるかの確認方法！見つけ方を解説！

監視アプリとはスマホの盗難防止アプリのことです。本来はスマホの紛失時に遠隔操作でロックをかけたり、データを消去するときに使用されます。

しかしその機能を悪用し相手の情報を盗み出してしまう人がいます。「彼女の私生活が気になる」「夫の不倫疑惑のために」など理由は様々ですが相手の許可なくスマホにダウンロードすることは違法なので皆さんは決して悪用しないようにしましょう。

監視アプリの定番ともいえるのが「ケルベロス」というアプリです。「ケルベロス」も本来は盗難防止アプリですが監視アプリとして使用されることがあります。

この記事では主に監視アプリの見つけ方/確認方法をご紹介します。お読みいただければ監視アプリがダウンロードされたしまった時の対処方法などもわかるようになりますので是非最後までご覧ください。

監視アプリでは

• 相手の個人情報を自分のスマホに送る
• 位置情報の把握
• 強制的にカメラを起動して写真を撮る
• マイク機能で録音
• 電話をかける
• SMSの送受信履歴
• 端末にロックをかける
• アラームを鳴らす

相手のスマホの情報を送ることができます。電話帳、SMSの送受信履歴などが漏洩します。

相手の位置情報を送ることができます。どこにいるのかが一発でわかってしますのでストーカー行為などに注意です。

カメラを起動し写真を撮ることができます。スマホの角度によっては室内の様子や行動が画像や動画で保存されてしまいます。

相手のスマホの内部データを削除できます。勝手に電話帳や画像のデータなどが削除されてしまいます。

監視アプリは相手に見つからないようにアイコンを隠したり表面上は画面は何も変わらず写真を撮ったりできてしまいます。よって普通にスマホを操作しているだけでは監視アプリを発見することは困難です。

ここでは勝手にインストールされてしまった監視アプリの見つけ方/確認方法をご紹介します。

それでは監視アプリの見つけ方/確認方法をご紹介します。基本的にいつ入れられたのかわからないため定期的にご自分でスマホをチェックする必要があります。

新しいアイコンが増えていないか、すべてのアプリ一覧から見覚えのないアプリが入っていないか確認しましょう。

監視アプリの見つけ方として簡単なのは待受画面やアプリ一覧に見覚えのないアプリが入っていないかチェックすることです。

アイコンだけの見つけ方ではアイコン自体を隠してしまうアプリは見つけることができません。

上の画像は赤枠で囲っていたアプリが表示されなくなりましたがアンインストールしたわけではありません。

ケルベロスというアプリはアイコン隠しの機能が備わっています。アイコン隠しとはアプリ一覧からケルベロスのアイコンを隠してしまう方法です。

ケルベロスのようにアイコン隠しの状態にされてしまってもすべてのアプリ一覧から確認できます。

設定/アプリ/すべてのアプリの順番で開いていきます。端末により少し操作方法が違います。

ここのすべてのアプリ一覧はアイコン隠しの状態にすることが不可能なのでここからチェックできます。

監視アプリを入れられないようにするにはセキュリティをしっかりすることです。今の世の中、100％安全といえるセキュリティはありません。

しかしセキュリティを高めることによって監視アプリを入れられる可能性を低くできます。

身近なセキュリティとしてスマホには必ずロックの設定をします。パスワードを入力しないと解除できないロックでも指紋や顔認証でも何でも構いませんのでロックの設定をしましょう。

クレジットカードの情報や電子マネー機能が搭載されているスマホを落としてしまった場合にすぐに使用されてしまうことを防ぐことができます。

しかしただパスワードを設定しただけでは安心できません。ご自分が忘れてしまいそうだからと「0000」や「1234」などの推測されやすい番号は避けるべきです。

また生年月日などご自分に関係のある数字をパスワードにすることもセキュリティ面で危険なのでやめましょう。

こちらは入れられないようにする方法ではありませんが、入れられているか確認できるので覚えておくといいでしょう。

すべてのアプリから監視アプリを確認する方法と確認方法は似ており、スマホの設定からアプリ/アプリの権限/位置情報とタップして位置情報を使用しているアプリ一覧をだします。（アプリの権限はAndroid8.0以降のサービスです）

ここに見覚えのないアプリが入っていないかチェックしてください。

監視アプリの見つけ方としてセキュリティソフト（アプリ）を使用すればあなたの端末に監視アプリが入っているかチェックできます。

セキュリティソフト（アプリ）を使用すればすべてのアプリ一覧からチェックしたりアイコン隠しの状態になっている監視アプリを見落とすことがありません。

また無料のセキュリティソフト（アプリ）も多々あるのでご自分の使用しているデバイスで使用できるセキュリティソフト（アプリ）を試してください。

監視アプリの見つけ方として簡単にできるのは目視による確認方法です。目で見てすぐに確認できるので手軽にチェックできます。

待受画面やすべてのアプリ一覧をチェックしましょう。ただし前述した「ケルベロス」のようにアイコン隠しできるアプリもあるためしっかり調べるためにはセキュリティソフト（アプリ）をおすすめします。

監視アプリが入っているか気になる方や絶対に監視アプリが入っていない状態にしたい場合はスマホを初期化する方法がおすすめです。

その際ご自分のデータはバックアップをとっておくことを忘れないようにしてください。初期化した後はデータのバックアップを復元し、アプリは一つ一つインストールしていきます。

ここでバックアップ機能でアプリを一括インストールしてしまうと監視アプリもインストールしてしまう恐れがあるので注意してください。

もし知らない間にご自分のスマホに監視アプリが入れられていた場合は違法です。警察や親族に相談しましょう。

またアプリを削除するだけでなく、パスワードやメールアドレスなどの個人情報を変更してください。そのままにしておくと情報を悪用される可能性があります。

監視アプリを発見した時は端末の位置情報をごまかしてみてはいかかでしょうか。上の画像は「Fake GPS」という無料の位置情報偽装アプリです。現在地にしたい場所を指定して右下のアイコンをタッチするだけで変更は完了です。

Google mapを開いた画像です。現在地が先程指定した位置になっています。

監視アプリ自体をダウンロードすることは違法になりません。監視アプリは本来、ご自分が端末を紛失した時に遠隔操作により端末の位置情報を取得したりスマホをロック、内部データの削除といった第三者に悪用されない便利な機能が使用できるアプリです。

しかしその機能を悪用しようと勝手に他人のスマホにダウンロードすることは違法です。

本人の許可なくスマホに監視アプリをダウンロードした場合は、プライバシーの侵害に該当する可能性があります。プライバシーの侵害は夫婦間など親族であっても適用される可能性があります。

本人の許可なく不正にパスワードを入手した場合は、不正アクセス禁止法違反になる可能性があります。

不正アクセス禁止法は本人の許可なくネットワークを介してパスワードを使用する行為を禁止する法律です。

本人の了承なく監視アプリで行動を観察する場合、不正指令電磁的記録供用罪に問われる可能性があります。

不正電磁的記録強要罪とは、正当な理由なくウィルスやアプリケーションをダウンロードし意図に反する動作をさせることです。監視アプリがスマホに入ってるかの確認方法及び見つけ方の解説は以上です。