2019年05月22日更新
【Windows10】IME入力を「ローマ字」から「かな」へ変更する方法!
Windows10のキーボードでIME入力をするときは、ローマ字を設定している人が多いです。ここでは、ローマ字からかなへ変更する方法を紹介していきます。Windows10のキーボード設定は簡単に変更できるので、使いやすいIME入力にしましょう。
目次
【Windows10】キーボードのIME入力の「かな」方式とは?
Windows10 1511のサポートが終了するらいしので1703にアップデートしたけど……。タイトルバーの幅の変え方は分からないし、IME入力モード切替の通知はローマ字入力では出るのにかな入力では出てこないし、コマンドプロンプトのフォントが平べったくなるし、なんなんだこれは。
— ひ゛ーぃ (@be2125) October 6, 2017
Windows10のキーボードIME入力はローマ字方式以外にも、かな方式があります。普段使うことが少ないという人が多いので、IME入力をかな方式に変更する方法を知らない人は多いです。
かな方式でIME入力するWindows10のキーボード設定方法を知っておくと、いざという時に困らずに済みます。
Windows10キーボードのIMEをローマ字入力からかな入力に切り替える方法は、全部で3つあります。
デスクトップのIMEツールバーから切り替える方法、Windowsの設定メニューから切り替える方法、キーボードのショートカットキーで切り替える方法です。
キーボードに割り当てられたひらがなで入力する方式のこと
Windows10のキーボードにはアルファベットが大きく記載されていますが、右下に小さくひらがなも記載されています。IME入力をかな方式に設定すると、キーボードに割り当てられたひらがなで入力できます。
IME入力がローマ字に設定されているよりも直感的に入力できますし、キーボードを打ち込む手間や時間を短縮できるので、毎日多くの文章を入力している人にかな入力はおすすめです。
IME入力をローマ字からかなに変更する場合は、キーボードの使い勝手が大きく変わります。今まで使っていたようにキーボードを使えなくなるので、休日などに変更して操作に慣れておく必要があります。
【Windows10】キーボードのIME入力を「かな」にするメリット/デメリット
Windows10キーボードのIME入力を、かな方式に設定するメリットとデメリットがあります。事前に知っておくとストレスを軽減できます。
メリット
Windows10のキーボード設定をかなにすると、ローマ字よりもキーボードを打つ回数が半分に減ります。ローマ字は一文字打つのに2つのキーを打ちますが、かなは一文字入力する場合に1つのキーを打てば済むのです。
仕事で文章を入力する人に、とっては時間短縮になります。またIME入力をかな方式にするとキーボードに記載されている文字がそのまま打てるので、ローマ字よりも直感的に文字を打つことができるようになります。
文章を入力するときにIME入力がローマ字だと、キーを探すときに文字のローマ字を考えながら打たないといけなくなります。かなにすればキーボードに記載されているので、考える手間が省けるのです。
デメリット
ローマ字とかなはキーの配置が違うのでローマ字からかなに切り替えるときに、新しくキーの配置を一から覚える必要があります。かな方式の場合はローマ字よりもキーの配置が広範囲なので、文字入力の手間が減るとは限りません。
またWindows10のキーボード設定でIME入力をかなにしている人は少数派なので、人とパソコンを一緒に使う場合は困ってしまう人がいる可能性があるというデメリットもあります。
また今までWindows10でIME入力をローマ字に設定して使っている場合は、文章の途中で半角ローマ字を打つ時に入力モードを切り替える必要がありません。しかし、かな入力の場合は「半角/全角」キーで入力モードを切り替える必要があります。
【Windows10】キーボードのIME入力を「かな」に変更する方法~IMEツールバー~
Windows10のキーボード設定でIME入力をローマ字からかなに変更する場合は、IMEツールバーから設定をする方法があります。
手順
Windows10のデスクトップからIME入力をローマ字からかなに変更する場合は、IMEツールバーを使用します。IMEツールバーは、Windows10のデスクトップ右下に表示されています。
WiFiアイコンやバッテリーアイコン、日時アイコンなどと一緒にIMEツールバーは表示されています。
タスクバー右のIMEアイコンを右クリック
キーボードのIME入力をローマ字からかなに変更する方法は、まずWindows10のデスクトップ画面下にあるタスクバーから、IMEツールバーを右クリックしましょう。
IMEツールバーはローマ字入力の場合、ローマ字入力モードなら「A」と表示されていて、ひらがな入力モードになっている場合は「あ」と表示されています。
かな入力を選択
Windows10のIMEツールバーを右クリックすると、メニュー一覧が表示されるので「ローマ字入力/かな入力」という項目が下の方に含まれています。
ここをクリックするとIME入力ツールバーの新しいメニューが表示されるので、そこからかな入力に変更します。
「ローマ字入力」と「かな入力」という2つのメニューが表示されるので、「かな入力」をタップしましょう。IMEツールバーからWindows10のキーボード設定を変更する方法は、新しいウインドウを開かなくていいので、簡単です。
「ローマ字入力/かな入力」メニュー以外は、「プロパティ」メニューからでもキーボードのIME入力をローマ字からかなに変更することができます。プロパティの「IME入力モード切替」という項目で「詳細設定」をクリックし、次の画面で設定を行います。
【Windows10】キーボードのIME入力を「かな」に変更する方法~Windowsの設定~
今更
— シンスター@ラゴース (@sinstar58) May 21, 2017
Windows10のCreators update適用したけど
IME入力モードの切り替え通知真ん中に出てくるの 有難迷惑すぎるだろwwwwwwwwwwww
IME入力の設定を変更する方法は、Windowsの設定メニューからもできます。ここからはWindowsの設定メニューから、IME入力の設定を変更する方法を紹介していきます。
手順
Windowsの設定メニューからIME入力の設定を変更する方法は、まずWindwos10のデスクトップ左下にあるスタートボタンをクリックして、そこから操作をしていきます。
Windwosの設定メニューはスタートメニュー内にあり、すぐに開けるように設置されているので、はじめてIME入力の設定を変更する人でも分かりやすいです。
Windwosの設定メニュー内にある「時刻と言語」画面から、IME入力の設定をローマ字からかなに変更していきます。
スタートメニューの歯車アイコンをクリック
Windwosの設定メニューからIME入力の設定を変更する方法は、Windwos10のデスクトップにあるWindwosアイコンをクリックして、スタートメニューを開きます。
スタートメニューが開いたら、Windwosアイコンの上に表示されるあなたのアイコンが一番上にあるアイコンバーの中から、Windowsの設定メニューの歯車アイコンをクリックしましょう。
キーボードのIME入力をかなに変更する場合は、Windowsの設定メニューから「時刻と言語」というメニューから操作していきます。
時刻と言語を選択
歯車アイコンをクリックすると、Windowsの設定メニューが開きます。その中からWindwos10の場合は右下にある「時刻と言語」というメニューをクリックします。
「時刻と言語」の中にある「地域と言語」というメニューから、IME入力の設定を変更していきます。「時刻と言語」は、パソコンのデスクトップに表示される時計の日時がずれているときに修正できる項目です。
「時刻と言語」のアイコンはWindwosのバージョンによって表示される位置が違いますが、設定できる内容はほとんど同じです。
地域と言語を選択
「時刻と言語」メニューをクリックすると、「時刻と言語」のポップアップが表示されるので、「地域と言語」という項目か、「言語」という項目をクリックしましょう。
Windwos10の「時刻と言語」画面の場合は「地域と言語」ではなく、「地域」と「言語」のように分けてメニューが構成されています。「時刻と言語」で表示されるメニューに違いがあっても、操作手順は同じです。
日本語をクリック
「地域と言語」もしくは「言語」のメニューを開いたら、画面を下にスクロールして「日本語/アプリの規定の言語、Windowsの表示の言語」という項目をクリックしましょう。
この「地域と言語」内にある日本語の項目からIME入力の設定を変更できるオプションへ進んでいきます。
「地域と言語」内の「日本語」をクリックすると、「オプション」という項目が表示されるので、ここをクリックしましょう。
「地域と言語」のメニューはキーボードに関するものが集中しており、オプション内にはIME入力のメニューの他に、Windows10の場合はキーボードレイアウトの項目もあります。
オプション内のMicrosoft IMEをクリック
「地域と言語」の日本語オプション画面が表示されたら、画面を下にスクロールします。「キーボード」という項目にキーボードアイコンが表示された「Microsoft IME」というメニューが表示されます。
オプション画面の「Microsoft IME」をクリックして、ここからWindows10で使用するIME入力の設定を変更していきます。
「地域と言語」と表示される場合も、「言語」と表示される場合も、設定できるメニュー内容は同じです。「地域と言語」の日本語オプションから設定する手順も変わりません。
Microsoft IMEのオプション内を開く
日本語オプションの画面にあるMicrosoft IMEをクリックすると、「オプション」というメニューが表示されます。
Microsoft IMEオプションの画面が表示されたら、Windows10のキーボードIME入力をかなに変更していきます。
かな入力を使用するをオンにする
Windowsの設定メニューのMicrosoft IMEオプションの画面を下にスクロールして、「Microsoft IME」の項目にある「ハードウエア キーボード」で「かな入力を使用する」のチェックアイコンをクリックしてオンに設定します。
Windowsの設定メニューからMicrosoft IMEでかな入力からローマ字入力へ設定を戻すときは、チェックアイコンをクリックしてオフにしましょう。Imcrosoft IMEで設定を変更する方法は、このように少し手間がかかります。
【Windows10】キーボードのIME入力を「かな」に変更する方法~ショートカットキー~
IMEツールバーからIME入力の設定を変更する方法も、Windowsの設定からMicrosoft IMEの設定を変更する方法も面倒という場合は、Windows10のキーボードのショートカットキーで操作できます。
手順
Windows10のキーボードIME入力の設定を変更する場合に、ショートカットキーを使用するメリットは、Windows10でどの画面を表示していても操作できるということです。
仕事中や作業中にキーボードをかな入力にしたくなったときは、Windows10のショートカットキーでサッと設定を変更してしまうのがおすすめです。
Windows10キーボードには便利なショートカットキーが多く用意されていますが、文字入力に関するショートカットキーは覚えておくと便利です。
「Alt + ひらがな」を押す
Windows10キーボードのショートカットキーでIME入力を変更する場合は、キーボード左下にある緑色の「Alt」キーと、スペースキーの右にある「カタカナ/ひらがな/ローマ字」キーを同時にクリックします。
ショートカットキーでIME入力を変更すると、「Alt+ひらがなキーが押されました。このキーボードショートカットキーでかな入力とローマ字入力を切り替えますか?」というポップアップがWindows10の画面中央に表示されます。
「はい」をクリックして、キーボードのIME入力をかなに切り替えてください。ちなみにIME入力をかなからローマ字に戻すときも、同じように「Alt」キーと「カタカナ/ひらがな/ローマ字」キーを同時に押します。
IMEツールバーから変更 | デスクトップ操作で画面切り替えなし |
Windwosの設定から変更 | スタートメニュー操作で画面切り替えあり |
ショートカットキー | キーボード操作で画面切り替えなし |
このようにWindwos10のキーボード設定を変更する方法は、3種類で特徴が違います。手間がかからず、分かりやすいのはショートカットキーでの変更方法です。
このようなIME入力の設定変更を行うことで、効率よく仕事や作業が進められるようになる場合もあります。
最後に
いかがでしたか?Windows10のキーボードIME入力の設定を変更する方法は3種類あり、一番簡単なのはショートカットキーでの操作です。手軽な方法でかな入力へ変更しましょう!