2019年06月23日更新
「pring(プリン) - 無料送金アプリ」の使い方と特徴を解説!
pring(プリン)とは、みずほ銀行と共同開発されたQR決済・送金ができる完全無料のスマホ決済アプリです。pring(プリン)アプリの使い方はとても簡単で、チャット機能が付属しているためコミュニケーションを取りながら金銭の受け渡しが行えるという特徴があります。
目次
pring(プリン)とは?
「pring(プリン)」とはメタップスグループの株式会社pringが運営するスマホ送金アプリです。スマホで簡単に送金できる便利さと今拡大中のQRコード決済アプリということで、今後pring(プリン)も様々な店舗で利用できるようになると予想されています。
pring(プリン)はチャット機能が付属しているためコミュニケーションを取りながら、ストレスなく金銭の受け渡しが行えるアプリです。今回は送金と決済、二つの機能が備わっている一石二鳥なアプリpring(プリン)の特徴や使い方を紹介します。
使った人の感想や口コミも紹介しますのでぜひ参考にしてください。
無料送金スマホアプリ
pring(プリン)とは送りたい人を選んで金額を入力するだけで簡単にお金が送れたり、pringを使える店舗に行けばQRコードで簡単に決済したりすることができます。
さらにpring(プリン)の最大の特徴は、全てのサービスを手数料無料で利用できる点と言えるでしょう。pringから銀行口座に出金して現金化しても手数料がかからない点は大きなメリットです。
似たようなアプリは多数リリースされていますが、ほとんどのアプリで出金手数料がかかったりそもそも現金化には対応していなかったします。無料で現金化が可能な点はpring(プリン)ならではと言えるでしょう。
またこのようなアプリとは、アプリへの入金にクレジットカードを利用する事も多いですが、pringは銀行口座を利用しています。銀行口座と直接繋がっているため、アプリへのチャージ及びアプリからの出金もスマホの操作だけで使い方がとても簡単です。
pring(プリン)の特徴
QRコード決済といえばLINE Payや楽天ペイが有名ですが、pring(プリン)にも注目が集まってきています。ではまずpring(プリン)とはどのようなものか、その特徴を紹介します。
おしゃれで使いやすいUI
pring(プリン)とはおしゃれで使いやすいUIが特徴的で、友達紹介などの口コミを中心に広まっています。見て分かるように、pring(プリン)のスマホアプリのデザインはとてもシンプルで見やすいです。
「お金をおくる」「お金をもらう」「お金をはらう」という3つの項目が大きなボタンで並んでいます。このようなデザインであれば老若男女選ばず使え、このようなお金のアプリは使い方が複雑なイメージがありますが誰でも取り入れ易い印象を与えるでしょう。
素早い送受金
pring(プリン)とは、みずほ銀行と共同開発されたQR決済・送金ができる完全無料のスマホ決済アプリです。pringには大手決済アプリにはない特徴があり、それは店舗での支払いだけでなく個人間送金も簡単に行えることです。
飲み会の割り勘、仕送り、フリーマーケットの売買など、様々な使い方ができるでしょう。また「LINE Pay」のように先に友達登録をしなくてもすぐに送金ができるので、ラインで繋がるという1ステップを飛ばせる使い方のスムーズさもメリットです。
送るお金や払うお金は銀行口座からチャージ、送られたお金は銀行口座へ戻して現金化できる使い方となります。pringはみずほ銀行との資金提携によって生まれ提携銀行口座と直接紐づいているので、スムーズにチャージ・現金化ができる点も大きなメリットです。
メッセージ機能
pring(プリン)にはチャット機能が付随していて、通常のチャットアプリのように制限なくメッセージ交換が可能という特徴があります。
他の送金アプリでもメッセージの送受信自体は可能ですが、1度の送受金に対して1回のメッセージ交換のみといった形が基本です。
pring(プリン)とは単なる送金アプリではなく「お金のコミュニケーションアプリ」と謳っているだけあって、コミュニケーションを取りながらお金のやり取りが可能な点は、他にはないpringならではの特徴と言えます。
pring(プリン)アプリの使い方
では実際にpring(プリン)アプリの登録方法の手順を解説していきます。pring(プリン)のメリットは登録方法が簡単な点で、アカウントを開設してから銀行口座の登録を行うだけです。本人確認書類を送るといった手間もかからずすぐに利用可能となります。
会員情報登録
pring(プリン)アプリをスマホにインストールした後、アプリを起動しましょう。「さあ、プリンをはじめよう」をタップします。次の画面の利用規約を読んだら、「同意する」をタップします。
次に電話番号を入力すると4桁の数字が記載されたSMSが届きます。届いた番号を入力し端末認証するとパスワード選択画面に移ります。SMSが届かない場合には、通話をして確認する事も可能です。
またiPhoneに備え付けられている指紋認証機能「Touch ID」の使用も可能です。
ログイン時・取引時に使うパスワードを数字6桁で入力します。好きな番号を設定しましょう。
次の画面で会員情報を登録しましょう。氏名、ニックネーム、性別、生年月日、住所、職業、利用目的などを入力します。ニックネームはこの名前が相手に表示されますので、好きな名前を設定しましょう。登録内容を確認後設定完了です。
銀行口座設定
会員情報の登録が終わったら、「続けて銀行口座を登録する」をタップして銀行口座を登録します。提携銀行口座をそれぞれの銀行の設定方法に合わせて登録を進めていくと初めて利用可能となります。
提携銀行によって通帳記帳残高の入力を求められる場合がありますが、あくまで口座内の残高ではなく通帳に記載されている残高の事です。単純に通帳に記載されている最後の残高を入力しましょう。
また提携銀行口座を持っていなくても郵送手続きを行うことによって、お金の送金及び店舗での支払いは可能となります。口座に入金して現金化及び銀行からのチャージはできません。
pring(プリン)と提携している銀行
現在pring(プリン)と提携している銀行は以下となります。
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 住信SBIネット銀行
- 楽天銀行
- ジャパンネット銀行
- イオン銀行
- 埼玉りそな銀行
- 福岡銀行
- 西日本シティ銀行
- 愛知銀行
- 愛媛銀行
- 関西みらい銀行(※旧関西アーバン銀行の方を除く)
- 北九州銀行
- 熊本銀行
- 群馬銀行
- 京葉銀行
- 四国銀行
- 七十七銀行
- 親和銀行
- 筑波銀行
- 東邦銀行
- 百十四銀行
- 広島銀行
- 北洋銀行
- 宮崎銀行
「各金融機関との提携を随時行っていく」との発表がありますので、今後の対応銀行拡大に期待しましょう。
無料でアプリをダウンロード
pring(プリン)を利用するにあたっては、自分のスマホに無料アプリをダウンロードしましょう。iPhone、Androidとそれぞれ対応していますので、以下のリンクから行ってください。
iPhone
iPhoneを利用している人はApp Storeからpring(プリン)アプリを無料でダウンロードしましょう。以下のリンクから行うことができます。
Android
Androidを利用している人はGoogle Play Storeからpring(プリン)アプリを無料でダウンロードできます。以下のリンクから行ってください。
pring(プリン)のメリット
pring(プリン)とは電子プリペイドカードのようなアプリです。pringから送金するためには銀行口座からpringにチャージをする必要があります。クレジットカードのように後払いではないので、チャージ金額より使いすぎる心配がない点は大きなメリットです。
さらにチャージもアプリから数秒で完了するので、ストレスなく資金移動ができるという特徴もありメリットの多いアプリと言えます。ではこれからpring(プリン)の特徴のメリットを見ていきましょう。
1円単位での支払い
友達や仕事仲間と食事や飲み会に行き割り勘で支払うことは誰でも経験があるでしょう。店舗での支払い時に、手持ちの現金が足りないため後で支払うとことや細かい小銭を持っていないためおつりのやり取りをすることは多いですよね。
pring(プリン)では相手に1円単位で即座に送金できるのでこのような場合にとても便利です。一時的な立替でよく起こる支払い忘れや細かい小銭のやり取りの混乱を防ぐことができるのはメリットとして大きいです。
出金手数料が無料
他のスマホ決済アプリの場合、銀行口座へお金を戻す場合など出金手数料がかかりますので、ある程度のお金を貯めてから出金手続きを行わないと手数料を余計になんども支払うことになり損です。
一方pring(プリン)では送金はもちろんチャージや口座に戻すのも手数料ゼロで利用できます。1円単位で銀行口座へ戻すことができる上に金額に関わらず出金手数料は無料なので、無料で使用回数を気にせずお金を移動させることができメリットは大きいです。
お金のやり取りに個人情報を渡す必要がない
pring(プリン)ではQRコードだけでスピーディーに支払えるという点も大きなメリットと言えます。pring(プリン)の使い方は、初めて取引をする相手ともQRコードを通して簡単にスマホ決済ができます。
店舗で支払う時と同じ感覚で「個人間」でもQRコード決済を行う使い方が可能です。当然ですがQRコード決済をしても手数料はかかりませんし、相手に知られるのはpringに登録しているニックネームのみなので、個人情報も渡す必要はありません。
相手もpringを利用している必要はあるものの、事前にSNSやネット上などで「pring決済も受け付けます」と告知しておけば用意してくれる人も増えるかもしれません。この使い方の手軽さが大きなメリットと言えます。
pring(プリン)のお得なキャンペーン
pring(プリン)では期間限定でお得なキャンペーンが行われています。pring(プリン)を初期登録した際に特典が貰えるキャンペーンや友達を紹介したら特典が貰えるキャンペーンなど、その種類は様々です。
500円もらえる
pring(プリン)ではまだpring(プリン)アプリやスマホでの送金を体験したことがない人に、スマホで送金することの便利さを体験して貰うことを目的として様々なキャンペーンを行っています。
過去にはキャンペーン期間中にアプリを登録し、友達を招待すると招待した方もされた方も500円貰えるというキャンペーンが行われていました。
6月30日までのpringの招待キャンペーンの場合は200円が貰えます。pring(プリン)の会員登録を行い、上記の招待コードを入力してから銀行登録を行いましょう。このキャンペーンは6月30日までとなっています。
さらにpringの初回インストール後「ポイントインカム」への新規登録で300円を貰う事が可能となっていて、合計500円の特典を貰えることになります。pring(プリン)を始めるならお得になるタイミングで利用することをおすすめします。
pring(プリン)の加盟店
pring(プリン)には送金機能だけでなく、QRコードによる決済機能があります。ただpringの利用できる店舗は不明となっています。pring(プリン)の公式サイトやアプリにも使える店舗の情報は載っていません。
pring(プリン)の店舗への導入コストは無料で、店舗側が払う決済手数料も業界最安水準に抑えられているため、これから普及していくことが期待されています。
使えるお店はごくわずか
現時点でpring(プリン)が利用できる店舗やサービスはごくわずかとなっています。しかし店舗へのpringの導入コストは無料で、決済手数料は0.95%の業界最安値水準であるため今後利用できる店舗・サービスは拡大していくことが予想されます。
現在、最も普及しているクレジットカードの決済手数料は約4〜5%、他社QR決済手数料は約3〜4%です。店舗側からすればpring(プリン)での決済手数料が最もお得でしょう。
また2018年11月にはpring(プリン)はニチガス・SBIインベストメント・ユニー・ファミリーマートホールディングスのグループ会社・伊藤忠商事・SMBCベンチャーキャピタル等の複数の企業より12.8億円の資金調達を実施しました。
pring(プリン)の今後の可能性を信じる企業が多いことからも、さらなる利便性向上や利用者拡大が期待されます。
pring(プリン)の口コミ
では最後にpring(プリン)の口コミを見ていきましょう。pring(プリン)を評価する口コミも多いですが、まだ加盟店の少なさから普及を望む口コミも見られます。
送金アプリとしての評価は高い
#pring(プリン)
— torokeitaトロ(^^)圭太 (@torokeita) June 5, 2019
別の銀行に簡単移動出来るのは(・∀・)イイ!! pic.twitter.com/5fpcxnEhAH
pring(プリン)の口コミは無料で送金できるためとても便利でお得だというものが多いです。口コミでは違う銀行間でも手数料が無料で送れてしまうのはもちろん、自分が持っている複数口座間のお金の移動にも使える点の評価がとても高いです。
例えば自分の三井住友銀行の口座から10000円チャージし、自分のみずほ銀行の口座に10000円戻せば手数料無料で振り込みができます。
手数料を節約したい人にも有難いアプリです。あわせてチャット機能で感謝のメッセージも送れるので、とても助かるという口コミもあります。
LINEPayやPayPayで全く現金使わない生活をしてるけど、たまにラーメン屋とかで現金が必要な時が。
— Yu (@yuma1217_ja) June 8, 2019
スマホケースにキャッシュカードを入れてたから、磁気不良でやられた。
スマホのみで現金おろしたい〜って思ったところ、この #pring !
セブン銀行でおろせる!めちゃ助かる!! pic.twitter.com/e1sOIylS3W
また口コミではpring(プリン)内の残高はいつでもセブン銀行ATMから「カード不要」で引き出せるようになった点の評価が高いです。セブン銀行のATM出金手数料は1日1回まで無料で2回目からは216円となります。
加盟店の増加を望む声も多い
pringホントに普及してほしい。
— やすや (@dGFTy3ISXDnwneg) August 1, 2018
車乗るからどのみち免許証必要で財布は持ち歩いてるけど裸で持ってなくて鞄に入れてる。会計の時は鞄から財布を出して、財布からお金をやクレジットカードを出して会計。お財布に戻して鞄に戻して、、、意外に面倒なんですよねえ。
加盟店増えてー(>_<)
口コミでは、pring(プリン)のデメリットは登録できる銀行口座や使えるお店がまだ少ないことだという声も多く見られます。LINE Payや楽天ペイなどの大手決済サービスと比べて、一番差がついてしまう点でしょう。
特に使える店舗の数はLINE Payなどの大手企業が急速に増えている分、まだまだpring(プリン)は加盟店が少なく普及を求める口コミが多く見られます。