2019年06月13日更新
【Dropbox】デスクトップアプリの刷新を発表!Slack連携も可能!
Dropboxのデスクトップアプリ(WindowsおよびMac)の刷新が発表されました。Dropboxのデスクトップアプリの刷新によってSlack連携などに対応し、Dropboxアプリから離れずに作業ができるワークスペースの提供を可能にしています。
Dropboxがデスクトップアプリを刷新!
米Dropboxは現地時間の6月11日、Dropboxのデスクトップアプリ(WindowsおよびMac)を刷新することを発表しました。先行アクセスに以下の特設ページから申し込むことができ、すぐに利用可能です。
新アプリで目指すのは、Dropboxアプリから離れずに、他のアプリやツールを開かなくても作業ができるワークスペースの提供と言い「仕事のための仕事」からユーザーを解放したいとしています。
従来のデスクトップアプリは主に通知や最近の変更を表示するだけで、ファイル編集などの操作はエクスプローラーやFinder、またはWeb上で行う必要がありました。
しかし新アプリでは、Dropboxの全てのコンテンツにアクセスできるようになり、デスクトップアプリという言葉からイメージされる通りのものになっています。
今回の刷新は過去最大のユーザー向けの変更となっていて、ほぼ新規アプリと言っていい内容になっています。Microsoft Officeファイルの新規作成は以前から行えましたが、Dropbox内からのGoogleドキュメントの新規作成や編集、保存にも対応しています。
またSlack連携やオンライン会議サービスのZoomとの提携も対応し、Dropboxから直接Zoomの会議に参加したり、Slackのワークスペースにメッセージを送信したりすることも可能となりました。
GoogleドキュメントやSlackなどとのシームレスな連携に対応
Dropboxはクラウドストレージサービスとしてスタートしましたが、ファイルやフォルダだけでなく、Web上のコンテンツへのショートカットを作成、編集し、これも保存したり検索したりして利用できるようになります。
この刷新によって、Dropbox内でアプリを横断するファイルやURLをユニバーサルに検索できるようになるわけです。
4月に発表した米Googleの「G Suite」との連携も改善し、ユーザーはDropboxに保存しているGoogle Docs、Google Sheets、Google Slidesのファイルを作成し編集したり、共有したりすることができます。
新しい検索機能では、1つの検索ボックスでDropboxプラットフォームにあるファイルを探すことも可能です。
また既にワークスペースからアクセスし共有できるようになっているMicrosoft Office、Salesforce、Adobe、Autodeskのサービスに加え、新たにSlackやビデオ会議のZoom、プロダクティビティツールのAtlassianと連携し利用できます。
例えばSlack連携により、Dropboxから直接Slackチャネルの会話をスタートしたり、ファイルを送ったり、Slackでの会話の中でDropboxのファイルを共有したりすることが可能となりました。
ビデオ会議では、Dropbox内で共有したコンテンツを閲覧したり作業したりしながら、Zoom Meetingを始めたり参加したりして利用することができるようになっています。
Zoom Meetingの間ユーザーはDropboxにあるドキュメントやスライド、画像を共有して、画面上に表示することも可能です。なおデスクトップアプリをアップデートしても、従来通りにエクスプローラーやFinderからの操作も可能とされています。