Progateのスマホアプリを紹介!スマホでプログラミング学習ができる!
プログラミング学習のProgateはWeb版に加えてスマホアプリでも人気があります。Progateでは面倒な環境構築が不要で、無料でスマホにインストールでき、初心者でもすぐに学習を始めることができます。有料プランではプログラミングについてひと通り学習できます。
目次
- 1Progateのスマホアプリの特徴
- ・環境構築不要でプログラミング学習ができる
- ・スライドがわかりやすい
- ・コード入力が選択式
- ・プレビューを見ながらコーディングできる
- ・経験値やレベルアップの仕組みがある
- 2Progateのスマホアプリでレッスン可能な言語
- ・無料で学べる言語
- ・有料で学べる言語
- 3Progateのスマホアプリのプログラミング学習の流れ
- ・スライド学習
- ・コーディング演習
- 4Progateのスマホアプリのメリット
- ・どこでも学習できる
- ・1回あたりのコンテンツがちょうどいい
- 5Progateのスマホアプリのデメリット
- ・キーボードのタイピングが上達しない
- 6ProgateのスマホアプリとPC版の連携
- ・ユーザーレベルは同期される
- ・Progateアプリの有料会員をおすすめする人
- ・合わせて読みたい!学習アプリに関する記事一覧
Progateのスマホアプリの特徴
株式会社Progateが、初心者にも世界一分かりやすいプログラミング学習教材を世界中に届けることを目指して開発したプログラミング学習のスマホアプリが「Progate」です。スマホで気軽にプログラミング学習ができるという画期的な仕組みになっています。
プログラミング学習のハードルを下げるために、環境構築不要なコンテンツによりプログラミング教育の普及と拡大をモットーに、日本だけでなく海外にも展開しています。
「Progate」の無料版は、完全に初心者向けレベルのアプリで、これからプログラミングを始めてみようという人にぴったりの、国内最大級のオンラインプログラミング学習サービスアプリです。
最初は、2018年の初めにiOS版アプリとして提供されましたが、2018年春にはAndroid版アプリもリリースされました。「アプリ内での課金」はありますが、登録やインストールは無料で行い、利用することができます。
全部で16コース・76レッスンあり、初心者でも挫折せずに学習レッスンを続けられる仕組みになっています。Progateは、パソコンを持っておらずスマホを利用している学生のプログラミング学習の入り口として人気があるようです。
環境構築が不要でコンテンツの量もちょうど良いため、場所を選ばず通勤時間などのスキマ時間を活用したいビジネスマンの本格的なプログラミング学習のスキルアップなどに活用されているようです。
環境構築不要でプログラミング学習ができる
プログラミングをするうえで本来は、環境構築をまず行うことが必要ですが、Progateは、初心者でも学びやすい学習環境の仕組みをモットーにしていますので、本来手間のかかる環境構築が不要です。
アプリを起動させるとすぐにアカウント画面が表示され、ログインすると可愛いキャラクターが登場してローディングが始まります。少し時間がかかりますが、待っていると環境構築の準備が不要ですぐにプログラミング学習のレッスンが実践できます。
スライドがわかりやすい
Progateでは、スマホ学習に慣れている子供たちでもすぐに学習できるように、直感的で学びやすく分かりやすい「スライド学習」方式を採用しています。
すぐ横に先生がいなくて一人独学で学習するというオンラインアプリですので、文字量を極力抑えて、イラストを多く用いることにより、初心者が直感的に理解しやすいレッスン体系となっています。
コード入力が選択式
スマホアプリのProgateは、従来のプログラミング学習アプリでよくある、復習を目的としたクイズ形式のアプリとは一線を画しており、スマホアプリに最適化したUI/UXで実際にコードを書く練習ができます。
小さなスマホの画面でもコードを書く練習がしやすいように、独自のキーボードを演習画面に配置しています。コード入力が選択式つまりキーボードの代わりにソースコードのタイピングで必要なタグや記号が選択できる形になっています。
面倒な環境構築が不要でクイズ感覚で選択式のコード入力ができるので、タイピングが苦手な人でもつまずくことなくスムーズにプログラミング学習をすすめることができます。
プレビューを見ながらコーディングできる
Progateでは、プログラミング学習の演習画面に書いた自分のコードがリアルタイムでプレビューに反映されるため、自分が何をしているか、どこまで進んだかを理解しやすい仕組みです。
つまり、コードを書いたら、結果をすぐに確認するという実践的な質の良いレッスンになっています。スマホの画面はどうしても小さいですが、その小さなスマホ画面でも演習画面とプレビュー画面が見やすいように、配置やデザインが工夫されています。
経験値やレベルアップの仕組みがある
Progateの各レッスンは「自分でコードを書く」という学習スタイルなので、そのレッスンに沿って各章の例題を解くごとに、経験値が貰えます。経験値を積み重ねることがプログラミング学習の上達のカギといえます。
またProgateでは、プログラミング学習を進めていき、経験値を積み重ねるたびにレベルアップしていく仕組みになっているため、ゲーム感覚で達成感を味わい、楽しみながらプログラミング学習を継続するための仕掛けがほどこされています。
ちなみに、例題を解く時にどうしても分からなくてヒントや解答を見てコードを書いてしまうと、貰える経験値が減ってしまうという残念な仕組みにもなっています。
そういった悔しさも味わいつつ、プログラミング学習を楽しむ事ができるというのが、Progateの良い所であり、初心者でも独学で学習を続けることができる理由だといえます。
Progateのスマホアプリでレッスン可能な言語
Progateのスマホアプリを起動させると、プログラミング学習のレッスンが可能な言語のコンテンツ一覧が表示されます。無料で学べる言語と有料で学べる言語がありますので、確認が必要です。
無料で学べる言語
無料でプログラミング学習のレッスンができる言語は、現在18のコンテンツに分かれています。代表的なものは、ホームページを作るのに必要なHTMLと、サイトをカスタマイズするのに必要な言語であるCSSがあります。
加えて、JavaScript、JavaScript(ES5)、jQuery、Ruby、Ruby on Rails、PHP、Java、Python、Swift、SQL、Go、Command Line、Gitがあります。いずれも各カリキュラムの初級レベルのコンテンツの閲覧が無料です。
各言語ごとにコースが分かれており、その中で「初級編・中級編・上級編」があり、「レッスンⅠ・Ⅱ・Ⅲ」とレベルごとにコンテンツが分けられています。無料プランでは、「初級編」と「レッスンⅠ」などのレッスンを受けることができます。
有料で学べる言語
Progateの有料会員になると、無料で学習できる言語の「中級編・上級編」や「レッスンⅡ・Ⅲ」などのすべての学習コンテンツを閲覧することができます。加えて、Sassの言語も学習できます。
また、有料プランには「プラス会員」と「プレミアム会員」があります。月額980円の「プラス会員」に比べて、「プレミアム会員」は月額は3倍くらいかかりますが、Progateのコンテンツについて分からない箇所を質問できるという特典があります。
Progateのスマホアプリのプログラミング学習の流れ
Progateのスマホアプリでもパソコン版と同じく、アプリを起動させるときれいで分かりやすいスライドによる解説が始まります。環境構築不要で、初心者でも簡単に理解できるように工夫されています。
スライド学習
Progateの「スライド学習」は、まずスライド教材で知識を習得し、その後演習画面でコードの練習をするというステップを繰り返すことにより、最終的に制作物が完成するまでがひとつのレッスンとなっている学習方法です。
スライド教材の強みは、通常の動画教材と違い、学習していて分からないところがあれば、すぐに関連するスライドに戻って復習することができるところです。
コーディング演習
コーディングの演習画面では、スマホアプリ用にキーボードの代わりに入力する部分をタップして、下の部分にあるタグや記号を選択しタップしながらコードを書いていくという方法になっています。
キーボードがありませんがクイズのようにコードを選んでいくことにより、HTMLやCSSのプログラミング言語の学習においても問題なくソースコードを書いていくことができます。
また、見本も見ることができるので、自分が書いたコードと見比べながらコーディングを進めていくことができます。
正確にコードを書くことができた場合には、「正解!」と表示されるのでもっと学ぼうという意欲と共に楽しみながら次のレッスンへと進んでいくことができます。
このように、実際に自分でコードを書くことができるようになり、プロダクトをひとりでつくることができるので効率的にスキルを身に着けることができます。
Progateのスマホアプリのメリット
スマホアプリのProgateでも、株式会社Progateが提供しているパソコン版のProgateと同等の内容の教材でプログラミングの知識の習得が可能となっているので、環境構築不要でありながら本格的にプログラミング学習ができます。
自分のペースで学習でき、復習しやすいというメリットがあります。また、スマホならではの拡大やスワイプなど直感的で軽い動作環境により、ストレスなくプログラミング学習をすることができます。
どこでも学習できる
Progateスマホアプリのメリットは、場所を選ばず、どこででもプログラミング学習をすることができるということです。アプリを起動させると環境構築が不要で、すぐにレッスンを始めることができ、スキマ時間を活用した学習が可能です。
1回あたりのコンテンツがちょうどいい
Progateは、1回あたりのレッスンのコンテンツがちょうどよく、集中力を切らさずに学習できるちょうどよい情報量となっています。また1回のレッスンが終了するごとに、次へ進むか、それとももう一度同じレッスンを繰り返し復習するかを選ぶことができます。
もし分からなくてもヒントや答えを見て、コードをリセットし再スタートすることも可能です。
それで、初心者でも学習を進めやすく、レッスン全体のを大まかに把握でき、一度レッスンが終了した部分をいつでも復習することができる仕組みで、得た知識を定着させることができ、飽きることなく長くプログラミング学習を続けることができます。
Progateのマイページでは、レッスンの一覧を見ることができるようになっています。その中に、目的に応じて必要なプログラミング言語とその言語のレッスンをひとまとめにしている「目的別一覧」という項目があります。
そこを見て、自分の今のレベルを考えつつ、プログラミング学習の進め方を決定することができるので、初心者であっても勉強を進めやすい仕組みになっています。
Progateのスマホアプリのデメリット
特にパソコンを併用しているスマホユーザーにとっては、スマホの画面は小さいと思うのは当然だと思います。どうしても文字が小さくなってしまうのは仕方のないことです。Progateのスライド画面は、タップすると拡大表示されます。
キーボードのタイピングが上達しない
Progateのスマホアプリは、環境構築が不要な上、コードをキーボードで打つ代わりにタグや記号を選択してタップするという仕組みになっていますので、残念ながらキーボードのタイピングが上達しないというデメリットがあります。
本格的にプログラマーになろうという目標を持っている方でしたら、キーボードでタイピングしてコーディングするというのは必要なスキルです。
それで、スマホでの学習は、プログラミングの仕事が自分に向いているかを確認する段階だと割り切ると良いと思います。
ProgateのスマホアプリとPC版の連携
Progateは、パソコンのWeb版とスマホアプリ版がありますが、両方にダウンロードしていると自動で連携してくれるので助かります。
ユーザーレベルは同期される
Progateでは、プログラミング学習を進めるごとに獲得した経験値により、ユーザーレベルをアップさせる仕組みになっていますが、どちらかで積み上げたユーザーレベルはきちんと同期され、もう片方のデバイスのアプリにも引き継がれています。
Progateアプリの有料会員をおすすめする人
以上で考えたように、プログラミング学習をこれから始めてみたいという初心者の方には、Progateの無料プランはとても分かりやすく、クイズのように楽しみながらしかもきちんと理解しながら学習できます。
また、無料でありながら質の高い実践に即したものといえます。プログラミングが自分の肌に合っているかを確認するのにはちょうどよいアプリです。
ただ、無料で行える「初級編」をクリアできたら、自分のスキルアップを目指して次の有料プランの「中級編・上級編」へと進みたくなるほど、ついはまってしまう仕組みになっています。
とりわけ、フリーランスのプログラマーになりたいという目標を持っている方でしたら、ひと通りすべてのレベルを学習することは必要です。プログラミングスクールに通うことを考えたら、Progateの有料プランはとてもコストパフォーマンスの良いものです。
Progateのすべてのコンテンツを完璧にマスターすることにより、プログラミングを仕事として行うことができるくらいのスキルは身に着けることができますので、有料プランはおすすめです。