2019年07月04日更新
【シャオミ】Appleのミー文字にそっくりなMimoji」を発表!
中国のスマートフォンメーカーの【Xiaomiシャオミ)】がAppleのミー文字によく似ている「Mimoji」を発表しました。【Xiaomiシャオミ)】が提供する「Mimoji」はAppleのミー文字の盗用ではないかと指摘されている件についてご紹介していきます。
目次
中国のスマートフォンメーカーの【Xiaomiシャオミ)】がAppleのミー文字によく似ている「Mimoji」を発表!
中国のスマートフォンメーカーの【Xiaomiシャオミ)】が、新端末「Xiaomi Mi CC9」の発売開始について発表を行いました。
【Xiaomiシャオミ)】では、新端末「Xiaomi Mi CC9」の発売開始に合わせて、【Xiaomiシャオミ)】製のスマートフォン向けの機能としてユーザーの表情をアバターで再現できる「Mimoji」を刷新を行いました。
中国のスマートフォンメーカーの【Xiaomiシャオミ)】が、販売を開始する新端末「Xiaomi Mi CC9」についてご紹介していきます。
【Xiaomiシャオミ)】が、販売を開始する新端末「Xiaomi Mi CC9」は、液滴型カメラノッチやディスプレイ下指紋リーダーを採用し、外観的にはファーウェイが作るPシリーズに似ているとされています。
新端末「Xiaomi Mi CC9」は、Snapdragon 710、6.4型フルHD+解像度のAMOLED、6GB RAMとなっており、64/128GBストレージが展開されます。
新端末「Xiaomi Mi CC9」のカメラはメイン48MP、広角8MP、深度センサー2MPの背面トリプルカメラ、前面32MPカメラを搭載しています。
新端末「Xiaomi Mi CC9」のバッテリー容量4030mAhとなっており、大きさは156.8×74.5×8.7mm、重さは179gで展開されます。本体色は青と黒の2色をラインナップし、前面カメラでMimojiをサポートを行うとしています。
ですが、この新端末「Xiaomi Mi CC9」の発売開始に合わせて、刷新された【Xiaomiシャオミ)】製のスマートフォン向けの機能としてユーザーの表情をアバターで再現できる「Mimoji」がAppleの「Memoji」によく似ているといわれているのです。
ユーザーの間では、刷新された【Xiaomiシャオミ)】の「Mimoji」が、Appleの「Memoji」に似ているのではなく盗用であると指摘されているのです。
これに対し、【Xiaomiシャオミ)】は「不正確な情報を広める人に対しては次のステージのアクションを考えている」と法的措置を構える可能性を示しています。
中国のスマートフォンメーカーの【Xiaomiシャオミ)】は、過去にもしばしばApple製品の複製品ではないかと言われるほどよく似ている製品を発売
中国のスマートフォンメーカーの【Xiaomiシャオミ)】ですが、過去にもしばしばApple製品の複製品ではないかと言われるほどよく似ている製品を発売しています。
具体的な事例としては、2018年6月に発表された「Mi 8」は、iPhone Xにとてもよく似ているとされています。
また、iPadに酷似したタブレット「Mi Pad」ですが、製品そのものだけではなく商品名についても似すぎているとして、ヨーロッパでは、法的措置がとられ「Mi Pad」の商標が使用できなくなっています。
Apple社が提供している「ミー文字」について
Apple社が提供している「ミー文字」についてご紹介していきましょう、
Appleは2017年9月にiPhone X用の動くスタンプ機能として「アニ文字」の導入を開始しました。導入された「アニ文字」は、ARを自分の表情に合わせて豚やキツネ、ウサギ、パンダといった動物のアニメーションを動かすという機能となっています。
Appleは、2018年6月にはアニ文字を拡張した自分そっくりのアバターにリアルタイムで表情を反映させられる「Memoji(ミー文字)」の追加を行いました。
【Xiaomi(シャオミ)】の「Mimoji」について
【Xiaomiシャオミ)】の「Mimoji」について確認していきましょう。
【Xiaomiシャオミ)】の「Mimoji」は、2018年5月に中国でリリースされた当時のオリジナルの名前は「Mi Meng」とされていましたが、英語版は「Mimoji」として翻訳されていました。
【Xiaomiシャオミ)】オリジナルのMimojiに人間のアバターは含まれておらず、豚・キツネ・パンダ・ウサギといったマスコットが、「Appleのアニ文字の真似をしている」のように感じるとの声が多くありました。
【Xiaomiシャオミ)】の「Mimoji」の機能については、ユーザーが自分に似せた3Dアバターを作成できることや、アニメーションやステッカーとしてメッセージで送信できる点についても、Appleのミー文字と全く同じとなっています。
【Xiaomiシャオミ)】は、法的措置も行う構えを見せている
【Xiaomi】の「Mimoji」が、Appleの「Memoji」の盗用であると指摘されている件について、【Xiaomi(シャオミ)】は「内部調査を行いましたが、MimojiがAppleを初めとする競合他社から盗用されたという証拠は見つかりません」と声明を発表しました。
また【Xiaomi(シャオミ)】の広報であるXu Jieyun氏は「2つのプロダクトの機能ロジックは大きく異なる」と反論し、「不正確な情報を広める人に対しては次のステージのアクションも考えている」とWeibo上で声明を出しています。
【Xiaomi(シャオミ)】の広報であるXu Jieyun氏が指している「次のステージ」とは〈法的措置〉を意味しているとされています。
【Xiaomi(シャオミ)】の広報であるXu Jieyun氏によると、XiaomiがMimojiを初めてリリースしたのは2018年5月であり、これはAPKのパッケージにも記されているとしています。
Appleが機能の名称をMemojiに変更したのは2018年6月5日であることから、MimojiがMemojiの後に登場したものではないということを強調しています。
また、Mimojiが「Xiaomiの文字」であるのに対し、Memojiの語源が「emoji」(絵文字)であることについても違いを言及しています。