2019年08月23日更新
Kindleの「Fireタブレット」でできること/できないことを解説!
皆さんは”Kindle Fire タブレット”をご存知でしょうか。Amazonで購入できるコスパのよいタブレットとして、Kindle Fireは人気。Amazonをよく活用する人は要チェックです。この記事で、Fireタブレットの詳細を確認しましょう。
目次
- 1AmazonのKindle「Fireタブレット」とは?
- ・Amazonが販売するタブレット端末
- 2AmazonのKindle「Fireタブレット」の概要
- ・画面サイズ
- ・販売価格
- ・スペック/性能
- ・CPU
- 3AmazonのKindle「Fireタブレット」の特徴
- ・主な特徴
- 4AmazonのKindle「Fireタブレット」でできること
- ・主なメリット
- 5AmazonのKindle「Fireタブレット」でできないこと
- ・主なデメリット
- 6AmazonのKindle「Fireタブレット」のサイズ別用途
- ・サイズ別の使用用途
- 7AmazonのKindle「Fireタブレット」の使い方
- ・初期設定
- ・基本的な使い方
- ・アプリの購入/インストール方法
- ・Kindle電子書籍の購入方法
- ・Kindle Unlimitedと雑誌を読む方法
- ・動画の視聴方法
- ・音楽の再生方法
- ・標準アプリ
- ・オフィスアプリの使い方
- ・まとめ
- ・合わせて読みたい!kindleに関する記事一覧!
AmazonのKindle「Fireタブレット」とは?
スマートフォンの他、近頃ではタブレットも日常の中で活用される端末として人気になってきています。タブレットというと、真っ先に思いつくのはiPad。しかし、iPadは少々値段がお高め。手を出せないという方も少なくはありません。
そんな方は、Kindle Fireタブレットがおすすめ。Kindle Fireタブレットは、予算が少なめの方でも購入可能なコスパの良い製品。Amazonから購入できるので、誰でもすぐ手を伸ばすことができるでしょう。
今回の記事では、このKindle Fireタブレットでできること/できないこと等を紹介していきます。自分に利用用途にハマれば使いやすい製品ですので、詳細を確認してみてください。下記は、Fireタブレット製品の購入ページになります。
Amazonが販売するタブレット端末
まずは、Kindle Fireタブレットとはどのような製品かという点を確認しましょう。Kindle Fireタブレットは、大手オンラインショップである”Amazon”が販売しているタブレット端末のことです。
Android端末とも少々仕様が異なる、まさに”Amazon仕様”といった形になっているので、Amazonサービスをよく利用する人等には便利なタブレット端末かと思います。
Amazon仕様になっているということもあり、Kindle Fireタブレットにはできること/できないことがそれぞれ存在します。この記事で、できること/できないことの確認をして購入の判断材料としましょう。
AmazonのKindle「Fireタブレット」の概要
上記では、Amazonから販売されているKindle Fireタブレットのことを簡単にご説明しました。Amazonの製品であるKindle Fireタブレットは、どのようなスペックをもち合わせているのでしょうか。
この項目では、Fireタブレットの”概要”として、画面サイズや性能などを紹介していきたいと思います。Fireタブレットはバージョンが複数ありますので、それぞれを表で紹介していきます。
タブレット本体の画面サイズはどれくらいなのか。また、CPU等の性能面は問題ないのか。こちらも購入の際の判断材料としてご確認ください。
画面サイズ
まずは画面サイズについて。画面サイズは比較的どのシリーズも”小さめ”。8インチ、10.1インチ等であれば大きすぎず、小さすぎないので扱いやすいでしょう。この程度の大きさであれば、電子書籍の閲覧や動画鑑賞でも問題なく活用できそうです。
仕様 項目 |
Fire 7 (2019) |
Fire HD 8 (2018) |
Fire HD 10 (2017) |
Fire 7 (2017) |
Fire HD 8 (2017) |
Fire HD 8 (2016) |
画面サイズ | 7インチ | 8インチ | 10.1インチ | 7インチ | 8インチ | 8インチ |
販売価格
販売価格は以下のとおりです。Amazonの販売ページで明記されている価格ですが、どのバージョンのタブレットも低価格で、手を出しやすい料金設定となっています。
仕様 項目 |
Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 10 |
価格 | 5,980円 | 8,980円 | 15,980円 |
スペック/性能
続いては、Fireタブレットのスペック・性能についてです。性能に関しては、まず”SDカードには対応しているか”という点と、”画面解像度”を表でまとめています。この項目以降でもCPU等の性能を記載していますので、それぞれご確認ください。
対応SDカード
Fireタブレットは、外部ストレージに対応しています。それぞれ対応しているGB数が決まっているので、下記でご確認ください。
仕様 項目 |
Fire 7 (2019) |
Fire HD 8 (2018) |
Fire HD 10 (2017) |
Fire 7 (2017) |
Fire HD 8 (2017) |
Fire HD 8 (2016) |
外部ストレージ | 最大512GBのMicroSD | 最大400GBのMicroSD | ・最大256GBのMicroSD ・最大200GBのMicroSD |
最大256GBのMicroSD | 最大256GBのMicroSD | 最大200GBのMicroSD |
画面解像度
続いては画面解像度です。高解像度で動画視聴等を楽しみたいのであれば、Fire HD 10等がおすすめです。
仕様 項目 |
Fire 7 (2019) |
Fire HD 8 (2018) |
Fire HD 10 (2017) |
Fire 7 (2017) |
Fire HD 8 (2017) |
Fire HD 8 (2016) |
画面解像度 | 1024 x 600 IPS | 1280 x 800 IPS | 1920 x 1200 IPS | 1024 x 600 IPS | 1280 x 800 IPS | 1280 x 800 IPS |
CPU
続いては、Fireタブレットで使用しているCPUについてです。下記の内容をご覧ください。
仕様 項目 |
Fire 7 (2019) |
Fire HD 8 (2018) |
Fire HD 10 (2017) |
Fire 7 (2017) |
Fire HD 8 (2017) |
Fire HD 8 (2016) |
CPU | ARM Cortex- A53(1.3GHz) |
ARM Cortex- A53(1.3GHz) |
2xARM Cortex- A72(1.8GHz) 2xARM Cortex-A53(1.4GHz) |
ARM Cortex- A7(1.3GHz) |
ARM Cortex- A53(1.3GHz) |
ARM Cortex- A53(1.3GHz) |
その他
その他の詳細については以下のとおりです。GPUやAndroidのバージョン等をご確認ください。
仕様 項目 |
Fire 7 (2019) |
Fire HD 8 (2018) |
Fire HD 10 (2017) |
Fire 7 (2017) |
Fire HD 8 (2017) |
Fire HD 8 (2016) |
Androidのバージョン APIレベル |
・7.1 ・25 |
・7.1 ・25 |
・5.1 ・22 |
・5.1 ・22 |
・5.1 ・22 |
・5.1 ・22 |
初期のFire OS バージョン |
6.3.0 | 6.0.0 | 5.3.5 | 5.3.3 | 5.3.3 | 5 |
最新のFire OS バージョン |
6.3.0 | 6.3.0 | 5.3.6 | 5.3.6 | 5.3.6 | 5.3.6 |
GPU | ARM Mali-T720 MP2 | ARM Mali-T720 MP2 | PowerVR GX6250 GPU | ARM Mali-450 MP4 | ARM Mali-T720 MP2 | ARM Mali-T720 MP2 |
AmazonのKindle「Fireタブレット」の特徴
上記では、Fireタブレットの詳細を表で記載しました。スペックは性能面など、気になるポイントはご確認できましたでしょうか?特に販売価格、スペック、性能面に関しては、メリットにも繋がる重要なポイント。しっかりと確認しましょう。
続いては、Kindle Fireタブレットの”特徴”について紹介をおこないたいと思います。Fireタブレットには、他製品にはない特徴、強みがあります。特徴についてもぜひ、購入の判断材料としてご確認ください。
主な特徴
Amazonで販売されているFireタブレットには、どのような特徴があるのか。それは、”Fireタブレットの使用”や”価格面”に出てきます。下記で特徴の詳細を確認しましょう。
ホーム画面がAmazonコンテンツと一体化している
まず、特徴として挙げられるのは”Fireタブレットの仕様”です。ホーム画面が、Amazonコンテンツと一体化しているのが最大の特徴といえるでしょう。すぐにAmazonで買い物ができたり、Amazonのミュージックストアにアクセスが可能です。
Amazonユーザーであれば、この特徴はメリットにも繋がるポイントです。Amazonサービスをよく利用するという方は、Kindle Fireタブレットは重宝する製品かもしれません。
価格が安い
次に挙げる特徴は、”価格の安さ”です。Fireタブレットのスペックや性能等と共に、価格も上記項目では表としてまとめました。驚きの安さだったかと思います。これが、Fireタブレットの強みでもあります。
同じ画面サイズでも、iPadであればあと数万は高くつきます。利用用途的に、スペックや性能がFireタブレットで十分という方にとってはありがたい製品です。低価格のタブレットをお探しの方はAmazonを要チェックです。
AmazonのKindle「Fireタブレット」でできること
上記では、Kindle Fireタブレットの”特徴”を紹介しました。低価格のタブレットをお探しの方は、AmazonのFireタブレットは押さえておきたい製品です。しかし、スペックは性能面に関してはさすがにiPad等には劣ります。
用途次第では便利なものの、Fireタブレットで”できること/できないこと”をそれぞれ把握していないと、後々損をしてしまう恐れもあります。そのため、この項目でまず、Fireタブレットで”できること”を確認していきましょう。
できること、またメリット等を確認して、自分に合っているタブレットかどうか判断しましょう。
主なメリット
AmazonのFireタブレットで”できること(メリット)”を確認していきます。Fireタブレットではどういったことができるのでしょうか?それぞれ確認しましょう。
動画が見れる
AmazonのFireタブレットでできることとしてまず挙げるのは、”動画鑑賞”です。サイズ的にも、AmazonのFireタブレットは動画鑑賞に最適!と言われています。動画視聴コンテンツを入れて、動画を楽しみましょう。
音楽が聴ける
次にできることとして押さえていきたいのは、”音楽を聴く”こと。Amazonの音楽コンテンツにすぐアクセスできるため、音楽プレイヤーの用途にも利用することが可能です。
本が読める/画像が見れる
また、丁度良いサイズ感で”本を読んだり”、”画像を見たり”することもできます。本に関しては、Amazonコンテンツからすぐに購入することもできるので、非常に便利です。
軽めのゲームがプレイ可能
また、そこまで高スペックではないので重たいゲームには向かないタブレットですが、軽めのゲーム程度ならこのスペックでも十分プレイが可能です。暇つぶしのゲームも入れてみると良いかもしれません。
AmazonのKindle「Fireタブレット」でできないこと
上記では、AmazonのFireタブレットで”できること”を紹介しました。Fireタブレットのスペック・性能でも、上記で紹介した利用方法なら問題なく使えます。
続いては、AmazonのFireタブレットで”できないこと”を確認していきます。AmazonのFireタブレットのスペック・性能では、できないこともあるのです。できないことはデメリットとしても反映されます。
この項目で、Fireタブレットでできないことを確認していきましょう。ポイントと詳細を下記で記載していきます。
主なデメリット
AmazonのFireタブレットで”できないこと(デメリット)”としては、GPSが必要となる操作や対応する端子の少なさがでてきます。下記で詳細を確認していきます。
Wi-Fi環境のみ対応
まず、iPad等と違って”Wi-Fi環境”のみでしか、このFireタブレットは使えません。大手キャリアと契約してLTEを使うといったことができないので、Wi-Fi環境のない外出先でネット通信は不可能です。
カーナビとして使えない
AmazonのFireタブレットには、”GPS”機能がありません。そのため、カーナビなどの用途では活用することができないのです。用途次第ではここは大きなデメリットとなるでしょう。
単体ではテレビにつなげない
できないこと、デメリットとして”HDMI端子がない”という点も覚えておきたいポイントです。そのため、単体ではテレビに繋げることはできません。こちらも用途次第では大きなデメリットになりそうです。
アプリの品揃えが非常に限定される
AmazonのFireタブレットは、Amazonのアプリストアからアプリをインストールすることになります。そのため、アプリの品揃えがGooglePlayストアやApp Storeよりも少ないのです。
こちらも利用用途によっては大きなデメリット。FireタブレットにGooglePlayストアのアプリを外部からインストールするといった手段もありますが、こちらはあまり推奨されていません。
そのため、AmazonのFireタブレットを買う時は事前に、どのようなアプリならインストール出来るのかという点をリサーチしておく必要があります。これらのデメリットが大きく影響しそうな方は、Fireタブレットはあまり適していないかもしれません。
AmazonのKindle「Fireタブレット」のサイズ別用途
上記では、AmazonのFireタブレットのデメリットについて紹介しました。タブレット自体のスペック・性能によってデメリットが生じることもあれば、”画面サイズ”次第でデメリットが出てくることもあります。
この項目では、AmazonのFireタブレットの”サイズ別用途”を紹介していきます。サイズ別に、どんな用途に向いているのかを下記で確認しましょう。
サイズ別の使用用途
AmazonのFireタブレットに限らず、タブレットはサイズ別によって用途が異なります。サイズ別で、向いていること、向いていないことがあるのです。AmazonのFireタブレットはそれぞれサイズが異なるので、サイズ別に用途を確認しておきましょう。
Fire 7
AmazonのFire 7タブレット画面サイズは、”7インチ”。非常にコンパクトなサイズ感で、サイズ別用途としては”ネットサーフィン”や”読書”向けとなっています。小説ならあまり問題はありませんが、漫画等は画素が少々粗いため、向いていません。
また、ゲームに関してもメモリが足りず、動きが鈍くなってしまうので用途としては向いていません。軽量・コンパクト重視で、最低限の機能が使えればいいという方には適しています。
Fire HD 8
AmazonのFire HD 8の画面サイズは”8インチ”。大きすぎず小さすぎない程度のサイズ感で、サイズ別用途としては”オールラウンダーで比較的何にでも活用できる”といったところでしょうか。
小説はもちろん、漫画を見ることにも適しています。ゲームは重すぎるものでなければ問題なくプレイできるでしょう。もしFire7以上のスペック・性能を求めるのであれば、Fire HD 8がおすすめです。
Fire HD 10
AmazonのFire HD 10の画面サイズは、”10インチ”。こちらは上記2つよりも高性能で、性能面でみるとどのバージョンよりもコスパは抜群といえる端末です。
しかし、サイズが大きい重いので、サイズ別用途としては”動画鑑賞”等に適しています。ゲームもサクサクとプレイできますが、重いので少し腕が疲れてしまうかもしれません。
サイズ別用途については以上となります。サイズ別用途と自分の予想している用途と合わせて、どの製品を購入するか判断してみましょう。
AmazonのKindle「Fireタブレット」の使い方
最後に、AmazonのFireタブレットの”使い方”を簡単に確認していきましょう。AmazonでFireタブレットを購入しようとお考えの方は、軽くこの項目を見ておきましょう。
初期設定
AmazonのFireタブレットは、初期設定が簡単。AmazonのアカウントでログインするだけでOKです。購入したものの情報等は、すべてAmazonが管理するクラウド上で保管されます。バックアップも取る必要はありません。
基本的な使い方
AmazonのFireタブレットの基本的な使い方としては、ホーム画面からAmazonコンテンツを利用していく形になります。左右にスワイプすることで、Kindleのビデオ・ゲーム・アプリ…とコンテンツが切り替わります。
アプリの購入/インストール方法
Amazonのコンテンツから、アプリストアを開きます。検索やカテゴリから目的のアプリを選択して、インストールすればOKです。購入に関しては、Amazonにクレジットカードを登録しておくとスムーズですよ。
Kindle電子書籍の購入方法
電子書籍は、検索結果やアプリから”ワンタップ”で購入することができます。Amazonコンテンツから気になる書籍を探してみましょう。
Kindle Unlimitedと雑誌を読む方法
Amazonには、電子書籍の読み放題サービス、”Kindle Unlimited”が存在します。雑誌カテゴリをブックマークしておくことで、定額雑誌アプリのように雑誌をよむことが可能です。
動画の視聴方法
動画を視聴したい時は、ホーム画面の”ビデオタブ”や、”ビデオアプリ”から見ることが可能です。ビデオタブの検索バーに、見たいタイトルを入力すれば検索もできます。
音楽の再生方法
音楽n関しては、Amazonの音楽聴き放題サービスの”プライムミュージック”の利用がおすすめです。他にも、Spotifyなどの音楽サービスアプリをインストールできるので、そういったものを利用しましょう。
標準アプリ
標準アプリについては、Amazon独自のものが備わっています。ブラウザに関しては、「Silk」、写真アプリなら「Amazon Cloud Photo」等があります。プライム会員だと便利に活用できるアプリがあるので要チェックです。
オフィスアプリの使い方
AmazonのFireタブレットは、”WPSオフィス”というアプリセットのようなものが入っています。Bluetoothで接続できるキーボード等を利用すると、パソコンのようにタブレットを扱うことができます。
文章作成やExcelも使えるので、ぜひ活用してみてください。
まとめ
今回の記事では、AmazonのFireタブレットでできること、できないこと。その他詳細を紹介しました。いかがでしたか?Fireタブレットは、自分の用途に適したものだったでしょうか。
その他製品のタブレットよりも価格は安いので、用途に合うようであればおすすめの製品です。Amazonで簡単に購入も出来るので、ぜひ検討してみてください。