「ヤフー」がZOZOを買収で前澤氏退任！PayPayでの集客に期待！

2019年9月12日にヤフーとZOZOが共同で会見を開き、ヤフーによるZOZOの買収が発表されました。

ヤフーは日本では誰もが知るインターネット検索の大手として有名ですし、ZOZOは数年で年間利用者数800万人にまで拡大した人気ファッション通販サイトを運営することでも有名な企業です。

この2つの大企業がヤフーの買収によって連携することにより、国内のインターネット市場は大きく変化することが期待されています。今回はヤフーによるZOZOの買収についてヤフーの狙いと合わせてご紹介します。

ZOZOと聞くと、誰もが思いつくのは社長の前澤氏の存在ではないでしょうか？前澤氏はZOZOを一代でこれほどの大企業に成長させただけではなく、プライベートでも話題を提供して一躍有名になりました。

ZOZOと言えば前澤氏というイメージが強い印象がありますが、今回の買収によって前澤氏はZOZOの社長を退任すると発表しています。

これはヤフーの買収と並んで話題を集めていて、ヤフーやZOZOの会社の行く末同様に前澤氏の社長退任後の言動も注目を集めること間違いなしです。

ヤフーがZOZOを買収したことは、9月12日に行われたヤフーとZOZOの共同会見によって明かされました。この会見ではどんな内容が発表されたのでしょうか？

日本中で注目された会見内容について、ご紹介します。

ヤフーによるZOZOの買収に関する会見は、ヤフーの社長である川邊社長、ZOZOの創業者・社長だった前澤氏、ZOZOの新社長である澤田社長が揃って行われました。

ZOZOを買収するヤフーですが、川邊社長はZOZOを支配するようなやり方ではなく、ZOZO内から新社長を選任するなど友好的な関係を築いていくことを会見でも明かしています。

今回のヤフーによるZOZOの買収は、ヤフーが前澤氏が保有するZOZOの株式37％を買い取りその他の株式と合わせてヤフーの保有株式を51％にすることによって実現させました。

その取得金額は約4000億になり、前澤氏は保有していたZOZOの株式を全てヤフーへ売ったことで保有株式は0になります。

企業が企業を買収するということは、何かメリットがなければ実現されることはありません。では、今回のヤフーによるZOZOの買収にはどんな期待があるのでしょうか？

会見では、ヤフーの川邊社長からZOZO買収における狙いなども発表されているのでご紹介します。

ヤフーがZOZOを買収することで最も期待しているのがPayPayの集客にあるようです。PayPayは、現在ヤフーが推し進めているスマホ決済サービスで日本では続々と同サービスが増えています。

ZOZOを買収し、ZOZOTOWNでもPayPayを利用できるようにすることでよりPayPayの集客が期待できると考えられているんです。

もう一つ、ヤフーがZOZOを買収した大きな目的が2019年秋からスタートを予定している「PayPayモール」という新サービスにあります。「PayPayモール」とはヤフーが手掛けるインターネットファッション通販です。

この「PayPayモール」にファッション通販大手のZOZOTOWNが加わることで、商品の充実はもちろんより幅広い客層を狙えることが期待されています。

また、「PayPayモール」にZOZOTOWNのファッション通販のノウハウを活かせればヤフーはインターネットファッション通販の分野で他の大手に張り合えるようになると考えられます。