「Amazon.co.jp」で他人の注文履歴が表示！住所/氏名が見える！

9月26日、通販サイト「Amazon.co.jp」の一部のユーザーの間で自分の会員ページに他人の注文履歴や住所、氏名などの個人情報が表示されるという不具合の報告がSNSで相次いで報告されています。

個人情報が見える不具合については、TwitterやYahoo!などのSNSのリアルタイム検索で「注文履歴」がトレンド入りするなどかなりの注目を集めています。運営元の「Amazon.co.jp」はこの不具合を認識していて、原因を調査中としています。

この不具合に遭遇したユーザーによると、「Amazon.co.jp」の会員ページに自身の正しい注文履歴が表示されず、他人の注文履歴や住所、氏名などの情報が見える状態になっていたと言います。

また不具合が発生しなかった場合でも、他人に自身の注文履歴や個人情報が表示された可能性もあることから、SNSでは「注文履歴が他人に見られていたらどうしよう」「住所や氏名などの個人情報が見えるのはまずい」という不安の声が広がっています。

国内でのAmazon利用者は約5004万人とされていて、多くの個人情報が悪用される可能性も考えられる危険な状態です。Amazonは不具合について把握していることを発表しましたが、原因や現在の対応策、被害状況などの問いに対し調査中とのみ回答しています。

今現在も「Amazon.co.jp」は通常通りサイトを運行していて閉鎖の予定はないようです。Amazonがこの不具合の原因を突き止められていない状態に対し、SNSでは多くの不安な声が寄せられています。

今回報告されているのは「他人の注文履歴が見える」「荷物の発送通知が来る」という不具合です。表示される他の利用者の注文履歴では住所、氏名、クレジットカードの下４桁、購入商品などが確認可能と言われています。

「Amazon.co.jp」もまだ調査中であるため、これ以外にも情報が流出されている可能性も考えられます。また、自分のアカウント画面では正常に表示されていても、他人のアカウント画面で自分の個人情報が表示されている可能性も考えられるため注意が必要です。

個人情報流出の対応策として今現在できることは、「個人情報を消すこと」しか考えられません。

その対応策は「Amazon.co.jp」のアカウントサービスから行うことが可能です。まずサイトから「アカウント＆リスト」をクリックしてアカウントサービスに入ります。「アドレス帳」を選択肢、住所と氏名を削除しましょう。

そしてアカウントサービスから「お支払い方法」を選択肢、クレジットカードを「停止」することによって削除ができます。

ただこの対応策を行ったとしても、「Amazon.co.jp」の注文履歴には注文時の住所が表示されていることから「意味が無い」という指摘もあります。早く原因を突き止め、はっきりとした対応策を示して欲しいものです。