2019年10月21日更新
「楽天ペイ/楽天カード/楽天Edy」の違いとは?くわしく解説!
今回の記事では楽天が提供するサービスの楽天ペイ、楽天カード、楽天Edyを比較します。楽天ペイと楽天カード、楽天Edyとはどのようなサービスなのか、それぞれの特徴や還元率を解説します。どれが自分に合っているのか比較し、お得になるサービスを利用してみましょう。
目次
- 1「楽天ペイ/楽天カード/楽天Edy」の違いとは~楽天カード~
- ・楽天カードの仕組み
- 2「楽天ペイ/楽天カード/楽天Edy」の違いとは~楽天ペイ~
- ・楽天ペイの仕組み
- ・スマートフォンの中にクレジットカードがあるイメージ
- ・スマートフォンの電源が切れると使用できない
- ・3種類の決算方法がある
- ・事前に必ずクレジットカードの登録が必要
- 3「楽天ペイ/楽天カード/楽天Edy」の違いとは~楽天Edy~
- ・楽天Edyの仕組み
- ・SuicaやICOKAなど交通系電子マネーに近い
- ・事前の入金と素早い引き落とし
- ・お財布携帯で使用もできる
- 4「楽天ペイ/楽天カード/楽天Edy」の違いとは~還元率~
- ・楽天ペイ
- ・楽天カード
- ・楽天Edy
- 5「楽天ペイ/楽天カード/楽天Edy」~どれを使うべき~
- ・楽天ペイ/楽天Edyは楽天ユーザーにお得な仕組みになっている
- ・ポイント還元率は楽天ペイが優れている
- ・使いやすさは楽天Edyの方が優れている
- ・おわりに
- ・合わせて読みたい!楽天ペイに関する記事一覧
「楽天ペイ/楽天カード/楽天Edy」の違いとは~楽天カード~
今回の記事では「楽天ペイ/楽天カード/楽天Edy」の違いを比較していきます。初めに、楽天カードについて解説します。これら3つはどれも楽天が提供するキャッシュレスサービスです。
楽天カードの仕組み
楽天カードは楽天が提供しているキャッシュレスサービスの1つです。楽天カードの仕組みを解説します。
専用の機器でカード払い
楽天カードは楽天が提供しているクレジットカードです。クレジットカード用の機器で支払いを行います。カードのICチップを読み取り、暗証番号を入力し、決済を完了させます。※暗証番号の入力が省略される場合もあります。
決算の流れがシンプル
決算方法は一般的なクレジットカードの支払方法と同じです。支払いの際に「クレジットカード払い」と伝え、利用することができます。後記しますが、楽天ペイは事前にクレジットカード情報の登録が必要で、楽天Edyはチャージをしなければ使えません。
それらと比較すると楽天カードの決算の流れはシンプルです。
「楽天ペイ/楽天カード/楽天Edy」の違いとは~楽天ペイ~
楽天カードの仕組みを解説しました。次に楽天ペイについて解説します。
楽天ペイの仕組み
楽天ペイも楽天カード同様、楽天が提供するキャッシュレスサービスの1つです。楽天ペイアプリをダウンロードすることで利用できます。楽天ペイの仕組みを解説していきます。
引き落としカード情報を登録する
楽天ペイはスマートフォンやタブレットで利用することができます。端末に楽天ペイのアプリをダウンロードし、引き落としカードの情報を登録します。利用を開始する為には最初に引き落としカード情報を登録することが必要です。
楽天ペイで支払う
コンビニやドラックストアなど様々な店舗の支払いで楽天ペイを利用できます。支払いの際に「楽天ペイで」と伝え、アプリを起動し、後記する3つの方法から決済方法を選択し支払います。
楽天ペイが利用できるお店は順次拡大中です。上記リンクにあるホームページから確認してみましょう。画像のようなマークのあるお店で楽天ペイが利用できます。
スマートフォンの中にクレジットカードがあるイメージ
楽天ペイは登録したクレジットカードでの支払いとなるので、使用イメージとしてはスマートフォンやタブレットの中にクレジットカードがあるイメージです。
クレジットカードを持っていなくても楽天ペイアプリを利用することでクレジットカードでの決済ができます。
スマートフォンの電源が切れると使用できない
楽天ペイ利用の注意点として、スマートフォンやタブレットのアプリであるため、端末の電源が切れたら利用することはできません。
3種類の決算方法がある
楽天ペイの決済方法はバーコード読み取りで支払う、QRコード読み取りで支払う、セルフで支払う方法の3種類があります。
バーコード決算
バーコード読み取りは、お店でスマートフォン画面上のバーコードまたはQRコードを読み取ってもらい決済を行います。
QRコード決算
QRコード読み取りはお店にバーコードを読み込んでもらうのではなく、お店で発行されたQRコードをスマートフォンで読み取り決済を行います。QRコードを読み取り後、金額を入力し決済を完了します。
セルフ決算
セルフで支払う方法は、アプリを起動し、決済を行いたいお店選択します。金額を入力後、確認画面をスライドし支払いが完了します。
事前に必ずクレジットカードの登録が必要
楽天ペイを利用する注意点として、利用を開始する前に、支払いカード情報を登録する必要があります。スマートフォンやタブレット端末を利用してのキャッシュレス決済となるため支払い方法を登録してからでないと利用を開始することができません。
※支払いカードの登録で楽天カードを登録すると楽天キャッシュが利用できます。楽天キャッシュは楽天カードから必要な金額を楽天ペイアプリにチャージできるという仕組みです。チャージした金額を利用して支払いを行うことができます。
「楽天ペイ/楽天カード/楽天Edy」の違いとは~楽天Edy~
楽天カード、楽天ペイについて解説しました。次に楽天Edyについて解説します。
楽天Edyの仕組み
楽天Edyは楽天ペイや楽天カード同様、楽天が提供するキャッシュレスサービスの1つです。楽天Edyは楽天Edyカードを利用して支払いを行うプリペイド電子マネーです。
チャージをし支払をする
楽天Edyは事前に必要な金額をチャージしてから使用します。チャージは現金でのチャージ、クレジットカードからのチャージ、アプリからのチャージ、ポイントからのチャージなど様々な方法で行うことができます。
使いたい分だけ事前にチャージ出来る
楽点Edyは使いたい分だけチャージができます。クレジットカードの決済となる楽天カードや楽天ペイと比較するとお金の管理をしやすいです。※一回のチャージ金額の上限は25000円です。
使用した代金は残高から引き落とされる
楽天Edyの支払いで使用した代金はその場で引き落とされるので、残高をその場で確認できます。また、チャージしている金額分使用できないため、残高を確認してチャージを行う必要があります。
オートチャージ機能もある
楽天Edyではオートチャージ機能を設定することができます。オートチャージは基準金額以下になった場合に自動的にチャージされる仕組みです。
楽点Edy機能付き楽天カードでチャージする場合やおサイフケータイへチャージする場合にオートチャージを設定することができます。
SuicaやICOKAなど交通系電子マネーに近い
楽点Edyは事前にチャージし、支払いの際にタッチして決済を完了させます。SuicaやICOKAなどの交通系電子マネーと利用方法が似ています。
事前の入金と素早い引き落とし
前記したように楽点Edyは事前に必要な金額をチャージでき、支払いしたその場で引き落とされます。チャージをしていなければ使用できない点は注意が必要ですが、その場で引き落とされるため、残高の確認が容易です。
お財布携帯で使用もできる
楽天Edyはおサイフケータイ搭載のスマホで利用することもできます。楽天Edyのアプリをダウンロードし利用を始めることができます。
「楽天ペイ/楽天カード/楽天Edy」の違いとは~還元率~
楽天ぺイ、楽天カード、楽天Edyの特徴を解説しました。次にこれらのポイント還元率の違いについて解説します。どれがお得な還元率か比較していきます。
楽天ペイ
楽天ペイの還元率について解説します。
楽天カードからのチャージで100円につき1ポイント
楽天カードから楽天ペイへのチャージで100円につき1ポイントが付与されます。※上記したように楽天ペイでは楽天カードからチャージを行うことができ、楽天キャッシュとして利用することができます。
楽天ペイ支払いで200円につき1ポイント
楽天ペイの支払い200円につき1ポイントが付与されます。ポイントは楽天ペイご利用から2~3日後に付与されます。
1.5ポイントの還元率になる
上記2つを合わせて、1.5%のポイント還元率となります。チャージをせず支払いのみの利用であればポイント還元率は0.5%です。
楽天カード
楽天カードの還元率を解説します。
100円につき1ポイント還元される
楽天カードの決済を利用すると100円につき1ポイント付与されます。
1.0ポイントの還元率になる
上記より楽天カードのポイント還元率は1.0%となります。
楽天Edy
楽天Edyの還元率を解説します。
Edyへのチャージで200円につき1ポイント
楽天Edyへのチャージで200円につき1ポイントが付与されます。
Edy支払で200円につき1ポイント
楽点Edyの支払い利用で200円につき1ポイントが付与されます。
1.0ポイントの還元率になる
上記2つを合計して1.0%のポイント還元率となります。
「楽天ペイ/楽天カード/楽天Edy」~どれを使うべき~
楽天ペイ、楽天カード、楽点Edyを比較しました。どれがお得なサービスなのでしょう。
楽天ペイ/楽天Edyは楽天ユーザーにお得な仕組みになっている
楽天ペイ、楽天Edyは楽天カードからのチャージで還元率が変わるなど、楽天のサービスを多く利用する人にお得な仕組みとなっています。
ポイント還元率は楽天ペイが優れている
ポイント還元率は楽天Edy、楽天カードが1.0%に対し、楽天ペイが1.5%と優れています。
※2019年10月1日以降の消費税増税に伴い、楽天カードはキャッシュレス決済・消費者還元事業に参画しているため、一定期間のキャッシュレス決済のポイント還元率は最大5%となっています。
使いやすさは楽天Edyの方が優れている
どれもキャッシュレスサービスなので現金を持ち歩く必要がなく便利ですが、使いやすさに関しては交通系電子マネーと使用方法が似ている、楽天Edyが使いやすいと思います。
おわりに
今回の記事では楽天が提供する3つのサービス、楽天カード、楽天ペイ、楽天Edyを比較しました。どれもキャッシュレス決済のため現金を持ち歩く必要がなく便利です。
スマホを利用して決済を済ませたい場合は楽天ペイ、簡単にキャッシュレス決済を始めたい場合は楽天Edyカードを利用するなど、自分に合ったお得なサービスを利用してみましょう。