2019年10月18日更新
【PayPay】収入源の仕組みをくわしく解説!
PayPay(ペイペイ)の収入源の仕組みをご存知でしょうか?PayPay(ペイペイ)とは高還元率キャンペーンで有名なアプリですが、PayPay(ペイペイ)の収入源の仕組みとはなにか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
目次
- 1PayPay/ペイペイとは
- ・サービス概要
- 2PayPay/ペイペイの収入源の謎
- ・儲けを出す収入源の不在
- ・巨額のキャンペーン
- 3PayPay/ペイペイの収入源の仕組みとビジネスモデル~加盟店の囲い込み~
- ・完全無料で加盟店を囲い込み
- ・地位を築いてから手数料徴収開始
- 4PayPay/ペイペイの収入源の仕組みとビジネスモデル~ビッグデータ~
- ・ユーザー/加盟店のビッグデータを収集
- ・ビッグデータを販売
- ・ビッグデータを分析し自社サービスをカスタマイズ
- 5PayPay/ペイペイの収入源の仕組みとビジネスモデル~ソフトバンクへの集客~
- ・ソフトバンクへの集客
- ・傘下のYahoo! JAPANへの集客
- ・合わせて読みたい!PayPayに関する記事一覧
PayPay/ペイペイとは
PayPayをご存知でしょうか?PayPayの収入源の仕組みをくわしく解説しますので参考にしてください。
サービス概要
PayPay(ペイペイ)をご存知でしょうか?PayPay(ペイペイ)とは、スマホアプリで決済を行うことができる決済サービスです。まずは、PayPay(ペイペイ)とはどのようなサービスの概要を見ていきましょう。
PayPay(ペイペイ)とはどのような仕組みで利用でき、PayPay(ペイペイ)とはどのような仕組みの収入源を持っているのかを確認して、PayPay(ペイペイ)を安心して利用しましょう。
それでは、順にPayPay(ペイペイ)とはどのようなサービスなのか概要を解説します。PayPay(ペイペイ)とはどのようなサービスかわからない方は参考にして、PayPay(ペイペイ)とはどのようなサービスなのか概要を掴んでください。
ソフトバンクのQRコード決済サービス
PayPay(ペイペイ)とは、ソフトバンクのQRコード決済サービスです。QRコード決済サービスとは、スマホアプリで画面に表示したバーコードをレジで提示したり、レジのQRコードを読み込んで決済を行うことができる仕組みの決済サービスです。
2019年10月の開始以降急激に拡大
PayPay(ペイペイ)は2018年の10月に以降ユーザーが急増しました。その理由とは、2018年10月に20%還元キャンペーンという非常に還元率の高いキャンペーンを行ったことです。
このキャンペーンの概要とは、20%還元率だけでなく1/20の確率で全額還元キャンペーンなども同時に行い非常に話題になりました。このキャンペーン以降PayPay(ペイペイ)のユーザー数が急増しました。
定期的に高還元率キャンペーンで話題に
PayPay(ペイペイ)は定期的に高還元率キャンペーンを行っています。毎回それらのキャンペーンが話題になっていますが、それに伴いPayPay(ペイペイ)がどこで儲けているのかやビジネスモデルが注目されるようになりました。
PayPay(ペイペイ)は現在、加盟店からも手数料をとっていません。そのため、どの部分で儲けをダシてどのようなビジネスモデルで運営しているのか気になる方が多くいます。
PayPay/ペイペイの収入源の謎
PayPay(ペイペイ)の収入源・儲けの謎、PayPay(ペイペイ)のビジネスモデル・儲ける方法、高還元率キャンペーンを複数打っている理由について考えていきましょう。まずは、PayPay(ペイペイ)の収入源・儲けの謎について解説します。
儲けを出す収入源の不在
PayPay(ペイペイ)には現在のビジネスモデル、ビジネス方法から見ると現時点では儲けを出す収入源が見当たりません。PayPay(ペイペイ)ユーザーだけでなくPayPay(ペイペイ)の加盟店ですら手数料はかかりません。
手数料無料
PayPay(ペイペイ)を利用する際に、ユーザーには一切手数料はかかりません。このユーザーにかからない手数料には決済手数料だでなくチャージなどにかかる手数料もかからないので、ユーザーは負担なしにPayPay(ペイペイ)を利用できます。
加盟店も手数料無料
PayPay(ペイペイ)はサービス開始以来、2019年10月現在においても加盟店から手数料をとっていません。そのため、PayPay(ペイペイ)はユーザーからも加盟店からも手数料を徴収することはできていません。
同等のサービスを見ると、PayPay(ペイペイ)を追って加盟店から手数料をとっていないサービスがいくつかありますが手数料をユーザーからも加盟店からも取らないキャンペーンを初めたのはPayPay(ペイペイ)が最初です。
巨額のキャンペーン
PayPay(ペイペイ)は巨額の還元キャンペーンを多く行っています。これらのキャンペーンでは非常に多くのユーザーを集客できてはいますが、今後もキャンペーンで集客できたユーザーがPayPay(ペイペイ)の利用を続けるかは分かりません。
PayPay/ペイペイの収入源の仕組みとビジネスモデル~加盟店の囲い込み~
PayPay(ペイペイ)の収入源の仕組みとビジネスモデルを考える上で、加盟店の囲い込みは離すことができません。PayPay(ペイペイ)が加盟店から手数料を取らない理由もこの囲い込みにあります。
完全無料で加盟店を囲い込み
PayPay(ペイペイ)が加盟店から手数料を徴収していない理由に加盟店の囲い込みと、加盟店を爆発的に増やすことが理由として挙げられます。加盟店は手数料がかからないのでクレジットカードよりもPayPay(ペイペイ)の利用を好みます。
また、PayPay(ペイペイ)などのサービスは使える場所が多くなければ集客もできずユーザーも離れていきます。その点も含めてPayPay(ペイペイ)の手数料無料は非常に有効な集客方法になっています。
地位を築いてから手数料徴収開始
今後PayPay(ペイペイ)が儲けを出す方法として、現在無料の加盟店の決済手数料を有料にすることが挙げられます。現在PayPay(ペイペイ)は手数料無料で非常に多くの加盟店を獲得しました。
PayPay(ペイペイ)今後近いうちに加盟店の手数料無料キャンペーンを終了して、手数料の徴収を開始すると思われます。これは同等サービスの中でトップの地位を築いてから手数料を獲得するというビジネス方法です。
PayPay/ペイペイの収入源の仕組みとビジネスモデル~ビッグデータ~
PayPay(ペイペイ)の収入源の仕組みとして、PayPay(ペイペイ)はユーザーのデータを集めることができるという理由があります。このデータはビッグデータとしてPayPay(ペイペイ)がカスタマイズして利用するなどデータの利用方法は多岐に渡ります。
ユーザー/加盟店のビッグデータを収集
PayPay(ペイペイ)はユーザーや加盟店のPayPay(ペイペイ)利用に関するデータを収集してビッグデータとして活用することができます。
ビッグデータを販売
PayPay(ペイペイ)が集めたPayPay(ペイペイ)の利用に関するデータなどはビッグデータとして、販売できる形にカスタマイズ(個人が特定できない形にカスタマイズ)されて販売することで利益を上げている可能性があります。
ビッグデータを分析し自社サービスをカスタマイズ
PayPay(ペイペイ)はPayPay(ペイペイ)のユーザーや加盟店に関するデータを分析して、自社のサービスをカスタマイズしてより良いサービスにすることができます。
カスタマイズに用いるデータも自社で収集しているので自社が使いやすい形にカスタマイズできるので、他から購入したデータのように一旦カスタマイズするといった手間も省けるので非常に合理的です。
PayPay/ペイペイの収入源の仕組みとビジネスモデル~ソフトバンクへの集客~
PayPay(ペイペイ)の収入源・ビジネスモデルを学ぶ上で、ソフトバンクとのつながりも考える必要があります。理由はPayPay(ペイペイ)はソフトバンクとヤフーの合弁によって設立されたPayPay株式会社が運営しているからです。
ソフトバンクへの集客
PayPay(ペイペイ)はソフトバンクとヤフーの傘下とイメージすると分かりやすい立ち位置にいます。そのため、ソフトバンクの支払いにPayPay(ペイペイ)を使うなどソフトバンクではPayPay(ペイペイ)を使った集客を行っています。
特に、ソフトバンクのポイント類をTポイントからPayPay(ペイペイ)で付与することにしたことで、ソフトバンク・PayPay(ペイペイ)双方の集客が可能となっています。
傘下のYahoo! JAPANへの集客
前項のソフトバンクとPayPay(ペイペイ)のつながりで紹介したとおり、PayPay(ペイペイ)はソフトバンクとヤフーが合弁して設立した会社です。そのため、Yahooのサービスの多くでPayPay(ペイペイ)が利用できます。
また、ヤフオクなどYahooのサービスで利用できていたYahooウォレットがPayPay(ペイペイ)と統合されたことにより、こちらもYahooとPayPay(ペイペイ)相互に集客を行うことが可能になっています。