PayPayは「ミニアプリ」機能の提供を開始し第1弾としてDiDiタクシーと提携しました。「ミニアプリ」機能とは、加盟店が提供しているサービスの予約や商品の注文、決済などをPayPayのアプリ内から利用できる機能で、第1弾としてDiDiタクシーと連携します。
スマホ決済サービスのPayPayは、11月28日から「ミニアプリ」機能の提供を開始しました。「ミニアプリ」機能とは、加盟店が提供しているサービスの予約や商品の注文、決済などをPayPayのアプリ内から利用できる機能です。
そしてPayPayの「ミニアプリ」の第1弾としてタクシー配車サービスである「DiDi(ディディ)」との連携を開始しました。「ミニアプリ」を利用できるPayPayアプリのバージョンは2.6以上となります。
NTTドコモが提供する「d払い」も11月28日から「ミニアプリ」の提供を開始する予定となっていて、第1弾としてJapanTaxiによるタクシー配車が可能となります。
「ミニアプリ」機能を利用すれば、PayPayユーザーは加盟店それぞれが個別に提供しているアプリをダウンロードしたり、会員登録、支払い登録などをしたりすることなく、PayPayアプリ内で提供するサービスを利用が可能となります。
今回、第1弾として開始するタクシー配車サービス「DiDi」との連携では、PayPayアプリ上でタクシーの配車から決済までを行うことが可能となります。タクシー配車サービス「DiDi」の利用方法はまずPayPayアプリの「タクシー配車」をタップします。
そしてユーザー情報の連携、サービス利用の同意を行い、行き先などを入力するとタクシーが配車される仕組みとなっています。
今回「ミニアプリ」との連携で利用可能となった「DiDi」は11月28日から12月16日まで、「DiDiで#スマート帰タク 忘年会キャンペーン」を開始します。
期間中の20:00〜23:59にDiDiのタクシーを利用すると乗車料金(迎車料金や高速料金を含む)が20%引きとなるお得なキャンペーンです。キャンペーン特典は1日2回・1回につき2,000円まで受けられます。
忘年会で帰りが遅くなった時などタクシー配車サービス「DiDi」でスムーズにタクシーを確保し、ぜひキャンペーンを通してお得に利用してください。
今回PayPayは「ミニアプリ」機能の提供について、サービスを提供する側にとってのメリットとして、2,000万人のPayPayユーザーに対して、自社サービスを利用するきっかけを作ることができる点を挙げています。
「ミニアプリ」を通して、新たなユーザーの獲得や売り上げの拡大などが期待できるとしています。 PayPayは、ミニアプリの提供は目指している「スーパーアプリ」へ向けての取り組みの一環として位置づけいて、加盟店との連携を進めていく方針です。
「PayPay」は2018年10月5日にサービスを開始した1年ちょっとのサービスですが、2019年11月の時点でユーザー数は2,000万人に達していて、生活の全てをスマホで実現可能な「スーパーアプリ」を目指すとしています。
店頭決済のイメージが強い「PayPay」ですが、機能強化を進めソフトバンクのスマホとの「まとめて払い」や「ヤフオク売上金」、「セブン銀行ATM」などに対応し、公共料金の支払いや銀行口座への出金などの機能も追加しています。
今回PayPayは「ミニアプリ」を活用することで様々なサービスと連携し、さらに便利な「スーパーアプリ」への実現へ近付くでしょう。