Facebookが参加することで報酬がもらえる「Viewpoints」市場調査アプリを公開配信しています。Facebookが公開した報酬がもらえる「Viewpoints」市場調査アプリではiOSとAndroidで利用可能でアメリカにて先行配信となっています。
11月25日、コミュニケーションツールとして幅広いユーザーが利用しているFacebookが、アメリカにて報酬がもらえる「Viewpoints」市場調査アプリの配信を開始したことを発表しました。
Facebookが、アメリカのユーザーを対象に先行配信を開始した「Viewpoints」アプリについては、iOSとAndroidのスマホ端末にて利用可能となっています。
また、Facebookでは、アメリカでの先行配信を行い、その後、2020年より他国のユーザーにも配信を広げていく予定だとしています。
Facebookが、アメリカのユーザーを対象に先行配信を開始した「Viewpoints」アプリについては、サービス提供を行っているFacebookだけでなく、幅広い利用ユーザーの声を調べたいとしています。
「Facebook」以外では、「インスタグラム」や「ワッツアップ」のアプリを利用しているユーザーの意見を集めることで、サービスやアプリの改善につなげたい方針です。
Facebookが公開を開始した市場調査アプリ「 Viewpoints」についてご紹介していきましょう。
Facebookがアメリカのユーザーを対象に先行配信を開始した市場調査アプリ「Viewpoints」は、参加希望のユーザーが「 Viewpoints」アプリのダウンロードを行い、アンケートに回答することで報酬を受け取れる仕組みとなっています。
Facebookは市場調査アプリ「Viewpoints」にて、名前や電子メールアドレスをはじめとして、生年月日や性別及び参加するユーザーの位置情報など、重要な個人情報を集めることとなりますが、個人情報について第三者と共有することはないと説明しています。
Facebookが公開している市場調査アプリ「Viewpoints」では調査に協力したいユーザーが、「Viewpoints」アプリをインストールし、アカウントの設定を行うと「プログラム」に招待される流れとなっています。
招待を受けたユーザーは、アプリ内にて収集する情報の内容や調査の目的について説明が表示され、アンケートなどのプログラムが完了した場合に付与されるポイントについての説明が表示されます。
市場調査アプリ「Viewpoints」では、参加するユーザーに生活状況調査と呼ばれるアンケートが配信され、配信される約15分のアンケートに回答することで1000ポイントの報酬受け取ることができます。
「Viewpoints」で受け取った1000ポイントの報酬については、その後、「PayPal」を経由して5ドルに換金することが可能となっています。
市場調査アプリ「Viewpoints」の目的について、Facebookは「利用者の声を直接聞くことによって、よりよい製品の改善につながる」と公表しています。
Facebookのこれまでの取り組みについて確認しておくと、これまでには、VPNアプリにてユーザーにFacebookが関与していることを明らかにしないまま情報の収集を行い、App StoreからVPNアプリを削除した事例があります。
今回の「Viewpoints」はアメリカのApp Storeで配信となっていますが、現段階では、Appleはプライバシー上の問題については把握していないとみられています。
今後、Facebookが「Viewpoints」で得た個人情報について、過去発生した事例のように、無断で第三者に提供しないことが期待されています。